ためし読み 『本は物である』
桂川 潤 著
『本は物である(本はモノである)――装丁という仕事』
A5変型判248頁・定価2520円 978-4-7885-1210-8
の見本できました。配本日は10月26日です。書店さん店頭には2,3日後にお届けとなります。
本は物である、というとこのご時世、えらく保守的なお話と思われうるかと思います。しかし本書が提示しているのはモノ/デジタルという対抗軸ではありません。製作過程はもとより人間関係もふくめた「運動のプロセス」としての「本」論が、展開されている、校正刷りを読みつつ、そんな風に私は思いました。見本がモノとして目の前にできてきても、その感想は変わりません。モノの本もまだ終着点ではなく、運動の渦中にあるのかもしれません。ぜひご一読ください(N)
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