新刊 『経験のための戦い』 エドワード・リード 著/菅野盾樹 訳
新刊エドワード・リード 著/菅野盾樹 訳『経験のための戦い』
の見本が出来ました。配本日は4月2日です。書店さん店頭へは翌週5日以降となります。 ISBN 978-4-7885-1191-0 46判272頁・定価 本体2800円+税
本書は、『アフォーダンスの心理学』(小社刊・5刷)、『ソウルからマインドへ』(青土社刊)とともに「リード3部作」とよばれており、リードがいちばんのお気に入りと呼んでいた本です。書名通り「戦い」の書です。
わたしはこの本をつぎの三人にささげる。彼らは二十世紀を経験して、それを歌につくり、傷ついたこの地球に住む人々へのお返しとしてくれた。
ビクトル・ハラ〔1932年生まれのチリの音楽家、政治活動家。1973年に暗殺された〕
ボブ・マーリー〔レゲエを国際的に知らしめたジャマイカの音楽家。1945-1981〕
ピート・シーガー〔60年代にフォーク・ミュージックをリードしたアメリカの歌手・作曲家。1919-〕故郷の風が呼んでいる
故郷の風がわたしをはこぶ
わたしの心を解き放つ
喉の具合も大丈夫
だから詩をうたおう
魂がわたしをうち震わせるあいだ
故郷の道をゆくのだ
今からそしていつまでもビクトル・ハラ
われわれの生活は脅かされている。だがわれわれの知覚はもっと脅かされている。
ラルフ=ウォルド・エマソン
〔アメリカの思想家、詩人。ピューリタニズムとドイツ理想主義の流れをくみ、超絶主義を唱えた。1803-82〕本書献辞より
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