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小熊英二氏 高橋源一郎氏 対談@「文學界」2010年5月号

「文學界」2010年5月号特別対談「1968から2010へ」
小熊英二氏 高橋源一郎氏の対談が掲載されました。 

高橋 すると、最後に残るのは社会的なつながりということでしょうか。

小熊 うーん。だから、その社会的なつながりというのがどういう言葉で表現するのが適切なのかというのは、これから考えていかなきゃならないことなんでしょうね。

高橋 わかります。ここから先はおそらく単純な答えは出てこないだろうと思います。つまり今、社会的なつながりと言いましたが、たとえば「家族」という場面を考えてみます。今は核家族どころか、東浩紀さんの言葉で言えば「量子家族」になって(笑)、さらに細かくなっている。もしかしたら人々の孤独も極まったように見えるかもしれない。けれど、新しいつながりがあるとするなら、そこにあるかもしれないですね。そういう意味では僕らはいままで見たことのない風景を見ているわけですよね。

 僕はこの『1968』という本の正しい読み方は、小熊さんの最後の問題提起-新しいパラダイムは何でありうるのかという言い方でしたが-、その提起について考えることではないかと思います。もちろん僕も考えてみました。そのことについてここで言うべきなのかどうかは分かりませんが。ただ、そういう問いを引き出す、そして引き出してくれる本だなあと僕は思いました。

 (■新型の現代的いきづらさとは より)

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