書評 小熊英二著『1968』
1968年を巡る現代の『太平記』
小熊英二著『1968』の紹介が「AERA」 09/11/19号に掲載されました。
「・・・・・・ただし、人間は深く考えず、たいした決意をもたないときに、勢いで過激な行動をとり、他者を殺し、自ら破滅の道を歩む。『太平記』は南北朝動乱の死者を鎮魂するために書かれた。本書を青年反乱で斃れた人々の魂をなぐさめる現代の『太平記』であると評者は受け止めた」
評者は佐藤優氏。ちなみに氏の東京新聞夕刊連載中(月)のエッセイは面白い!
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