書評 デニス・ノーブル 著/倉智嘉久 訳『生命の音楽』
「私も」プロセスという生命観
「人のゲノム(全遺伝子情報)が解読された今だからこそ、読んでおきたい一冊。文中の言葉を借りれば「遺伝子がすべてをプログラムする」という見方に対して「解毒剤」を処方する。著者は、心筋の生理が専門の英オックスフォード大名誉教授。心拍のような機能では、多くの遺伝子が同時に働く。体のシステムづくりの鍵は「個々の遺伝子ではなく、それらの発現のパターン」だという。「生命を構成成分の集合としてではなく全体として見る」立場だ・・・・・・」
デニス・ノーブル 著/倉智嘉久 訳 『生命の音楽』の書評が09年9月13日付朝日新聞に掲載されました。評者は尾関章氏。
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者さまに深くお礼申し上げます。
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