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進行状況5 小熊英二著『1968』

ごぶさたしております。
小熊英二著『1968』、下巻、7月29日に取次店さんに搬入いたしました。
下巻および上巻の重版出来待ちの注文は7月30日にすべて取次店さんに出荷いたしました。

『1968』発売いらい、出荷作業のため、だいぶ二の腕が鍛えられた気がします。ブログ更新も少々滞ってしまいました。8月はがんばります。

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コメント

小熊氏の労作「1968(下)」を拝読いたしました。
高校生の闘争について書かれた部分に明らかな間違いがありますので、指摘させていただきます。
1970年に入ってからの高校闘争について、「東京学芸大学附属高校」の名がありますが、明らかな事実誤認と存じます。
同校での高校闘争は1969年の10月が最も激しく、バリケード封鎖が確か10月初旬、機動隊導入によるバリケード解除が確か10月下旬でいずれにせよ1969年中には、同校校内での闘争は終焉に向かいました。
下記のブログをご確認ください。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/meidai1970/view/20080105

より、朝日新聞の10月の記事を孫引きします。
<朝日新聞 1969.10.28
【高校紛争全国に広がるー2ヶ月間で49校も】(要約引用)
『大学紛争が下火になりかけたのと対照的に、高校紛争が燃えさかっている。9月からの2ヶ月間に、全国でバリケード封鎖や大規模なスト、授業放棄が起きた高校は49校に達した。封鎖やストを伴わなくても、無届けの校内集会などの例は全国のかなりの高校に見られる。
紛争高校は東京の19校をはじめその近県、さらに大阪11校など関西地区に圧倒的に多い。また、各校の紛争理由を見ると地方高校では長髪禁止や学校施設への不満が大きいが、大都市とその周辺では、受験体制に組み込まれた高校教育への不信、校内の集会、掲示を制限する生徒心得への反発など、不満は高校生活のあらゆる問題にわたっている。
<紛争高校>
岩手県:釜石商、長野県:長野、埼玉県:浦和西、神奈川県:川崎・鶴見・希望丘、千葉県:千葉東・千葉・薬園台、東京都:青山・都立大附属・九段・日比谷・学芸大附属・玉川・航空高専・駒場・明治学院・桜町・文京・南・世田谷工・立川・竹早・葛西工・桐朋学園・志村・中大附属 』>
東京大学の総合文化研究科教授・長谷川壽一氏が、同校でリアルタイムで高校闘争を体験していらっしゃるようなので、ご確認いただければ幸いです。(確か小熊先生も総合文化研究所で学ばれたはずです。)
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/agc/news/40/hasegawa.html
ご確認の上、重版時に、ご訂正いただければ幸いです。

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