2009年6月18日発行 メール版 第95号
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第95号■
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◇トピックス
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●書評
許憲春著『詳説 中国GDP統計』の書評が、
2009年6月16日付「エコノミスト」に掲載されました。
●ブックフェア
来る2009年7月9日(木)~12日(日)10:00から-18:00
東京ビッグサイトにて第16回東京国際ブックフェアが開催されます。
今回初めて小社も出展いたします。
版元ドットコムさんのブースで一棚借りての出展です。
よろしくお願いします。
新曜社の場所(pdfファイルです)
若干数招待状がございます、ご希望の方はお送り先を明記の上、ご連絡
ください。
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◇近刊情報
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上巻 7月上旬発売予定/下巻 7月末発売予定
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『1968〈上〉』
――若者たちの叛乱とその背景
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A5判上製1092頁・定価7140円(税込)
ISBN 978-4-7885-1163-7 C1030
分野=近現代史・社会学
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『1968〈下〉』
――叛乱の終焉とその遺産
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小熊英二 著
A5判上製1008頁・定価7140円(税込)
ISBN 978-4-7885-1164-4 C1030
分野=近現代史・社会学
◆「団塊の世代」に贈る、「記念碑的」著作
「1968年」に象徴される「あの時代」、全共闘運動から連合赤軍に
いたる若者たちの叛乱を全体的に扱った、初めての「研究書」です。本
書は、「あの時代」を直接知らない著者が、当時のビラから雑誌記事・
コメントなどまで逐一あたって、あの叛乱がなぜ起こり、何であったの
か、そして何をもたらしたのか、を時代の政治・経済的状況から文化的
背景までを検証して明らかにします。その説得力には、正直驚かされま
す。また読み物としても、『〈民主〉と〈愛国〉』で証明済みですが、
その二倍の頁数の本書においても、まったく飽きさせることなく一気に
読ませてくれます。
上巻では、団塊の世代の幼少期の時代的文化的背景から説き起こして、
安保闘争から日大闘争、安田講堂攻防戦までを、高度成長期への集団的
摩擦現象として描きます。
下巻では、新宿事件、爆弾事件、ベ平連、ウーマン・リブ、そして連合
赤軍を取り上げ、「あの時代」の後半期に起きたパラダイム転換が、後
世に何を遺したのか、その真の影響を明らかにします。そこではじめて、
ある意味で局所的な事象にすぎなかった「あの叛乱」を取り上げた今日
的な意味が浮かび上がります。
詳細目次ほか
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