『〈盗作〉の文学史』祝受賞 日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」
栗原裕一郎著『〈盗作〉の文学史』 ――市場・メディア・著作権 が
第62回 日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」を受賞いたしました。パチパチパチ。
じつは最終選考にのこった候補作をお聞きしていたのですが、小説・推理小説という分野で名高い出版社があがっているので、
『盗作』は出版社名が弱いなあ、
と思っていました(笑)
栗原裕一郎 おまえにハートブレイクオーバードライブ
をみますと受賞の理由が、
「「盗作」というテーマの性質からいって、推理作家協会が評価しなければ、この本は評価されない」という判断
泣かせます。いやあとにかくうれしい、栗原先生、あの果たせなかったフェア、今なら大手を振ってやれます、ぜひ実現しましょう!
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