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書評ジェームズ・ミッテルマン 著 『オルター・グローバリゼーション』

ジェームズ・ミッテルマン 著 奥田和彦・滝田賢治 訳
『オルター・グローバリゼーション』
の書評が掲載されました。
2008年8月29日週刊読書人掲載 木前利秋氏評

「・・・・・・・ところでグローバリゼーションのイデオロギーといえば、新自由主義(ネオリベラリズム)、新保守主義(ネオコンサーバティズム)などが念頭に浮かぶ。またこの種のイデオロギーにたいする批判や抵抗のあり方として、反グローバリゼーションがしばしば話題になる。著者も日本語版序文や第III部で、この種のイデオロギー形態を取り上げているが、グローバリゼーションについてはあれかこれかの二者択一はちがった多様で幅広い議論があり、これもグローバリゼーションのあり方を考える上で見逃せない点である。「政治的スペクトラム上の異なった位置や、さまざまな立場から発せられて来たグローバル化の傾向についての多様な不満の声を曖昧なものにしないこと、「オルターグロー・バリゼーション」というスローガンが語っているのは、慎重で鋭利な著者のこの眼差しである」

おとりあげくださった掲載紙、ご書評くださった先生に深くお礼申し上げます。

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