書評 小平麻衣子著『女が女を演じる』
小平麻衣子著『女が女を演じる』
2008年3月23日付け京都新聞に書評掲載されました。
評者大塚明子先生と掲載紙ご担当者さまにお礼申し上げます。
「生物学的性差としてのセックスに対し、社会的、文化的に作られた男らしさ、女らしさをジェンダーと呼ぶ。社会に生きている限り、人は男を、あるいは女を演じるものなのだ。本書は、日本で近代的なジェンダー規範が成立した明治四十年代から大正中期までを対象に、さまざまな女性の表現者たちが性をめぐる社会規範とどう交渉していったか、その個性的な様相をきめ細かく描き出した労作である・・・・・・」
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