書評『富豪の時代』
永谷健著『富豪の時代』が、2008年1月6日、朝日新聞書評に掲載されました。
掲載紙、書評者の先生にお礼申し上げます。
「・・・・・・「富豪」たちの活動を正当化する説明の一つは、彼らが生産的
な「実業」という新しい価値に従事しているというものだった。だがその蓄
財は、実際はマネー・ゲームの「虚業」にもよっていた。著者は彼らが、
社交的な茶会などの実業家文化を育てたものの、社会的な威信を帯び
た独自の上流階級文化を創れなかったと見ている。財閥の当主は「超」
のつく金持ちだったが、その彼らにしても外部の批判を恐れ、社会の模
範になりえない面があった。彼らを本当の自信が持てなかった階級とし
て位置づけた、ユニークな視点が光る本だった」

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