『生によりそう「対話」』
新刊『生によりそう「対話」』できました。配本日は3月2日です。
書店店頭には3月5日頃並びはじめると思います。
「私は父が退院後に障害をもった身体で新たに生活を始める過程において、
とりわけ言語を獲得し直していく多くの場面を共にし、あるいは目撃した者と
して、人が「話す」という行為が、「自分を生きる」という営みととても深くつな
がっていること、さらには病気によってさまざまなものを失った状態から「自分
をどう行きなおしていくか」を模索していく過程そのものであることを教えられ
た。本書の内容はきわめて個人的な体験である。しかしそういう個人的な文
脈の中でこそ、とくにことばの障害者が日常生活で何を体験するのかについ
て、読者の方もリアルに体験していただけるのではないかと思う」
(序章 本書のなりたち)
一読、研究書という枠を超えて訴えてくる何かが本書にはあるようです。
きわめて個人的なことを思い出し、泣きそうになってしまいました。
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