『ロングテール』(早川書房)
『ロングテール』を読みました。
本の世界でいえば、amazonさんの事例などが多く、
(推測ではあるけれど)具体的な数字で出てくるのでとても面白い
です。音楽業界の事例についてはもっと詳しく書かれており、
書籍の世界の明日の世界となるのかは、 ? ですが、
「ロングテール時代」の方向性は理解できました。
そういえば、アマゾンで一週間で売れた書籍の銘柄、冊数を
その出版社に配信してくれるサービス「あまぞーサービス」という
のがあったのですが、先週で終了してしまいました。
まあ、今まで販売データをタダでくれていたのが
「ありえない」ことなので、まあ納得しちゃいましたが。
これからは有料ということですが、いくらぐらいになるのでしょうか。
閑話休題 とにかくこんなに早く翻訳し、こんなに安く提供してくれた
訳者・版元にはあたまがさがりますの一冊です。
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今さらですが、ロングテールの部分をすくい上げるシステムをつくった会社が儲かるということだったんだなあと、ようやくわかりました(笑)
投稿: shu- | 2009年5月14日 (木) 11時39分