2021年2月24日 (水)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第208号■

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2021年2月22日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第208号■

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◇トピックス
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○書評・紹介


『〈責任〉の生成 中動態と当事者研究』(國分功一郎・熊谷晋一郎 著・本
体2000円)の書評が、信濃毎日新聞をはじめ共同通信にて配信されました。評
者は伊藤亜紗先生。
「現代は「孤独が危機に瀕している」と國分は言う。仲間とともにありながら
も、自分の過去や傷と丁寧に向き合い、感じ、葛藤すること。そうすることで
人は初めて、罪に応答できる人に、責任をとれる人に、変化していくのだ。迷
ったり煮詰まったりひらめいたり、濃密でぜいたくな時間をくれる書」

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-a34e97.html

 


「フランス派比較文学の読解法が冴えわたっている」牧野陽子著『ラフカディ
オ・ハーンと日本の近代』(四六判・本体3600円)が、2月21日付読売新聞書
評欄にて紹介されました。ハーンが見た日本人の世界観や宗教的感性を、小
説・紀行などの文学作品を通して探った意欲作です。是非、ご常備ください。

牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』

 


「東日本大震災で大切な人を亡くしたり故郷を失ったりした人たちが、あの日
の自分に手紙を書いた」。金菱清編/東北学院大学震災の記録プロジェクト
『永訣』(四六判・本体2200円)が朝日新聞(デジタル版2月7日、紙面2月11
日)に紹介されました。震災から10年を振り返る想いと物語がつづられた31通
の手紙は、災害の意味と経験を伝えて胸に迫ります。話題書・震災関係の棚で
の積極展示をお願いします。

https://www.asahi.com/articles/ASP267F8XP21UNHB002.html

 

○新曜社ウェブマガジンがはじまりました。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

 


◎服部徹也による好評連載 
「夏目漱石はどんな授業をしたのか?――受講ノートを探す旅」
第6回 金之助 対 漱石――理論と創作のデッドヒート(前編)をアップいた
しました
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4382

 


◎新連載「『道具と結果方法論』から見た学校臨床」
1/15(金)よりスタート。全8回の連載です。
現在、第6回「質疑応答」がアップされています

https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4293

 


◇近刊情報
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3月上旬発売予定
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北欧から「生きやすい社会」を考える
――パブリックヘルスの証拠は何を語っているのか
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赤地葉子 著
四六判並製196頁・本体2000円+税
ISBN 978-4-7885-1718-9 C1030
分野=社会問題・公衆衛生


少子高齢化が進む中、子どもを安心して育てることができる社会のために、日
本も独自の変化を起こす必要がある。パブリックヘルス(公衆衛生)の分野で
活躍する著者が、現在住む北欧の事情を含めて、より豊かな生きやすい社会の
あり方のヒントを提示。


著者:世界保健機関等を歴任後独立し現在保健システムコンサルタント

 


3月上旬発売予定
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誰もが〈助かる〉社会
――援助者と当事者の語りから考える
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渥美公秀・石塚裕子 編
A5判並製288頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1712-7 C1036
分野=地域社会・地方自治・社会福祉


災害時の「助ける-助けられる」関係は責任の所在や役割の明確化を迫り、活
動の複雑化と一部への負担増を生む。本書はまちづくりに防災・減災を織り込
むことで発想を転換。誰もが「あぁ、助かった」といえる社会をつくるための
実践ガイドと事例集。


*推薦 室崎益輝氏(兵庫県立大学 減災復興政策研究科長・教授/地区防災
計画学会 会長)
「地域コミュニティと丁寧に向き合うなかで生みだされた“まちづくりに織り
込む”という手法。心ある防災・減災の原点である“誰もが〈助かる〉社会”
への手引きである」


編者 渥美公秀(大阪大学大学院人間科学研究科教授)
石塚裕子(大阪大学大学院人間科学研究科附属未来共創センター特任講
師)


編者 渥美公秀氏関連書 ロングセラー!
『防災・減災の人間科学』

 


3月上旬発売予定
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自傷行為への学校での対応
――援助者と当事者の語りから考える
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坂口由佳 著
A5判並製280頁・本体3600円+税
ISBN 978-4-7885-1711-0 C1011
分野=学校教育・臨床心理学・精神医学


中高生にとって自傷行為はすでに身近なものだが、自殺につながる危険があり、
学校では対応に苦慮することが多い。本書は援助者である教師と当事者である
生徒双方の豊かな語りの分析から、望ましい対応の在り方、期待される学校の
体制を探る。

*自傷をとりまく現状、学校側の視点、生徒側の視点、総括の4部構成。

*自傷行為という秘密を抱えた生徒、自殺の危険への対応に苦慮する学校、双
方の視点をつなぐ望ましい対応とは――


著者 東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース教育学研究員、臨床心理
士、公認心理師

 


3月上旬発売予定
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チャイルド・アートの発達心理学
――子どもの絵のへんてこさには意味がある
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鈴木 忠 著
A5判並製192頁・本体2300円+税
ISBN 978-4-7885-1710-3 C1011
分野=発達心理学


子どもの絵は単純なのに有無を言わせず迫ってくる力がある。へんてこなのに
面白い。幼児の描いた絵と多くの研究書からの絵を多数掲載し、その発達的変
化と多様性を心理学からわかりやすく解説。汲めども尽きぬ不思議さをもった
アートの世界へと誘う。

*自傷をとりまく現状、学校側の視点、生徒側の視点、総括の4部構成。

*自傷行為という秘密を抱えた生徒、自殺の危険への対応に苦慮する学校、双
方の視点をつなぐ望ましい対応とは――


著者 白百合女子大学人間総合学部教授

 


3月上旬発売予定
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「子育て」のとらわれを超える
――発達行動学的「ほどほど親子」論
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根ヶ山光一 著
四六判並製288頁・本体2800円+税
ISBN 978-4-7885-1713-4 C1011
分野=発達心理学・子育て論


かつては子どもが求めても、親の愛情は部分的にしか満たされなかった。だが
少子化・家事の省力化が進んだ現代、母が子の要求をすべて満たせば愛情の過
剰摂取になりかねない。動物行動学とフィールド研究が教える、ほどよいヒト
の子育てのかたちとは。

*「ほどよいへだたり」をいかにつくるか?

*重荷にならない「開かれた子育て」のために

著者:早稲田大学人間科学学術院教授



著者関連書

アロマザリングの島の子どもたち(著書)
多良間島子別れフィールドノート

 

身体から発達を問う(編著)
衣食住のなかのからだとこころ

 


3月上旬発売予定
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子どもの自由な体験と生涯発達
――子どもキャンプとその後・50年の記録
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藤崎眞知代・杉本眞理子 著
四六判並製276頁+口絵4頁・本体2300円+税
ISBN 978-4-7885-1716-5 C1011
分野=心理学・発達心理学


キャンプで、大人からの制約を受けずにやりたいことを自分で考え、行動する。
そんな子ども時代の自由の体験は、彼らの生涯発達に、そしてスタッフ、親に
どんな影響を与えたか。幼少期から50代までの長期にわたって継続された、生
涯的縦断研究の記録。


*一人一人の子どもが「その子らしく」生きていくには、どうすれば良いのか。
日本では稀少な、50数年におよぶ追跡研究が示唆を与える。


編者 藤崎眞知代(明治学院大学名誉教授)
杉本眞理子(帝京大学教育学部教授)

※ 藤崎の崎は「たつ」のほうです

 


3月上旬発売予定
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ポストナラトロジーの諸相
――人工知能の時代のナラトロジーにむけて 1
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小方 孝 編
A5判並製296頁・本体3200円+税
ISBN 978-4-7885-1715-8 C1030
分野=認知科学・ナラティヴ論


AIが物語を語る時代。再び「大きな物語」が一回り成長し世界を覆い始めた。
ポストナラトロジーはナラトロジーが本来持っていた潜在力を発揮することを
志向し、物語生成の側面を強調する。世界を物語るための可能性を集合し実践
するための試行集。


*『物語生成のポストナラトロジーの提唱 ―― 人工知能の時代のナラトロ
ジーに向けて 2』も進行中!


著者 上智大学准教授

 


3月下旬発売予定
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六〇年安保闘争と知識人・学生・労働者
――社会運動の歴史社会学
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猿谷弘江 著
A5判並製392頁・本体5000円+税
ISBN 978-4-7885-1717-2 C1030
分野=近現代史・社会運動論・歴史社会学


戦後最大の社会運動といわれる六〇年安保闘争。にもかかわらずこの運動の実
態はあまり明らかになっていない。知識人・学生・労働者という三つの主体に
焦点を当てて、この運動の力学と構造を社会学的に解き明かす。気鋭の研究者
による意欲的試み。


著者 上智大学准教授


※ブルデューの「フィールド」の概念を援用して、この運動の力学を解明する。

※運動に参加した六四人の人々にインタビューして、運動主体にしかわからな
い当時の心境・状況などを聞き取る。

※「民主主義」というキーワードが、いかに運動のフレームとなり、運動主体
に理解され実践されたかを問う。

 

 

3月中旬発売予定
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感じる認知科学
――認知科学のススメ 6巻
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横澤一彦 著
四六判並製192頁・予価体1600円+税
ISBN 978-4-7885-1719-6 C1011
分野=認知科学・心理学・脳科学


普段当たり前に体験する「感じる」こと、すなわち知覚とは? 外界情報を取
捨選択、増幅、変形し表象として脳内に再構成する過程から、存在しないもの
すら感じられる能力により情動や行動が誘導されることの影響までも問う、新
視点からの知覚の教科書。

著者 東京大学大学院人文社会系研究科教授

※五感の情報処理を簡潔に網羅してみとおす説明

※心的表象が仮想的でも、外界に適応できるヒトの仕組みを示す

 


3月下旬発売予定
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ことばの育ちの認知科学
――認知科学のススメ 4巻
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針生悦子著
四六判並製106頁・予価1600円+税
ISBN 978-4-7885-1720-2 C1011
分野=認知科学・言語学・心理学


生まれて数年で語りだすヒトの能力。子どもは、話し声の中から「言語の音」
と「それ以外」をいかに区別し、言語と言語以外から得られる情報を合わせて
理解するようになるのか。言葉と音、気持ちや意味をめぐる謎を問い認知科学
の面白さを味わう入門書

著者 東京大学大学院教育学研究科教授


※様々な言語環境の子ども比較やオノマトペ実験などユニークな研究で問う入
門書

 


好評 認知科学のススメ シリーズ

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◇奥付
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電話  03(3264)4973(代)
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次回発行は2021年3月上旬を予定しております。

 

 

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2021年2月22日 (月)

書評 牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』、2月21日付読売新聞書評欄

「神道世界をイメージで」
牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』(四六判・本体3600円)が、2月21日付読売新聞書評欄にて紹介されました。評者は栩木伸明氏。評者の先生、掲載紙ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。


・・・・・・本書は彼の文化論を日本近代の中に位置づけようとする試みである。
 明治初期に来日したイザベラ・バードやB・H・チェンバレンは、文明化とキリスト教を直結させる思考法に慣れすぎていたため、神仏習合と祖先崇拝が結びついた日本の宗教的感性を理解できなかった。チェンバレンは神社の簡素さや神道における理論不在を批判さえした。

 本書の著者によれば、ハーンはその批判に返答するかのようにエッセイ「生神様」を書いた。死語に先祖神となり、丘の上の神社にまつられた霊が、参拝者の声を聞いて昔のことを思い出し、里へ下りていくまでの心模様を、神様の一人称で綴った異色作でである。・・・・・・

 

 

9784788517004 ラフカディオ・ハーンと日本の近代

牧野 陽子 著
出版年月日 2020/12/15
ISBN 9784788517004
判型・ページ数 4-6・392ページ
定価 本体3,600円+税

 



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2021年2月19日 (金)

書評 『〈責任〉の生成 中動態と当事者研究』(國分功一郎・熊谷晋一郎 著・本体2000円) 信濃毎日新聞 2021年2月14日付

『〈責任〉の生成 中動態と当事者研究』(國分功一郎・熊谷晋一郎 著・本体2000円)の書評が、2021年2月14日付信濃毎日新聞をはじめ共同通信にて配信されました。評者は伊藤亜紗氏。書評くださいました先生、掲載紙ご担当者さま、心よりお礼申しあげます。ありがとうございました



・・・・・・ひとつ、またひとつと掘り崩されていく、凝り固まった社会の盲点。思考の道具は、受動/能動とは異なる仕方で行為を捉える「中動態」の枠組みと、依存症や発達障害などをめぐる当事者研究の実践から生まれた具体的で豊富な知見だ。
 何度も語られるのは、意外に思わるるかもしれないが「味わうこと」がもつ力である・・・・・・


・・・・・・現代は「孤独が危機に瀕している」と國分は言う。仲間とともにありながらも、自分の過去や傷と丁寧に向き合い、感じ、葛藤すること。そうすることで人は初めて、罪に応答できる人に、責任をとれる人に、変化していくのだ。迷ったり煮詰まったりひらめいたり、濃密でぜいたくな時間をくれる書

 

 

9784788516908<責任>の生成
中動態と当事者研究

國分 功一郎 著
熊谷 晋一郎 著
2020/12/01
ISBN 9784788516908
判型・ページ数 4-6変・432ページ
定価 本体2,000円+税

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2021年2月 1日 (月)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第207号■

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2021年1月28日発行

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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第207号■

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◇トピックス

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○書評・紹介


●朝日新聞GLOBE+(グローブプラス)にて1月22日、「「私は死んだのですか」運転手に聞いたタクシー客 被災地と幽霊の深い関係」の記事が掲載されました。編者の金菱清先生へのインタビュー、そして弊社『霊性の震災学』『悲愛』、新刊『永訣』などが紹介され、、ヤフーニュースを始め各ネットニュースに配信されました。

https://globe.asahi.com/article/14116236?recommend_source=popin&recommend_medium=recommend&recommend_campaign=pc

 

金菱清編、東北学院大学 震災の記録プロジェクト 新刊

『永訣』、1月29日配本、2月2日発売

https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b556663.html


○新曜社ウェブマガジンがはじまりました。

https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

新連載「『道具と結果方法論』から見た学校臨床」1/15(金)よりスタート。全8回の連載です、心理学者ヴィゴツキーの発想をもとにして,フレド・ニューマンとロイス・ホルツマンという二人の在野研究者の実践論が学校という場でどのように活かされていくのか、ぜひご覧ください。

 https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/categories/918

◇近刊情報

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3月上旬発売予定

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インプロがひらく〈老い〉の創造性

──「くるる即興劇団」の実践

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園部友里恵 著

四六判並製170頁・本体1900円+税

ISBN 978-4-7885-1708-0 C1074

分野=演劇・教育

〈老い〉こその人との関わり方や表現がある。高齢者たちが舞台に立って即興で物語を紡いでいくインプロ実践集団「くるる即興劇団」。そこで繰り広げられる多彩なパフォーマンスがもたらした、〈老い〉への向き合い方の変化と豊かな創造性への気づき。

*老いること、できなくなることの創造性。

*「くるる即興劇団」の実践が、私たちに<老い>の捉え直しを迫る。

著者:三重大学大学院教育学研究科特任講師

 

3月上旬発売予定

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カンパネッラの企て
──神が孵化するとき

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澤井繁男 著

四六判上製288頁・本体3800円+税

ISBN 978-4-7885-1704-2 C1010

分野=思想史・ルネサンス


『太陽の都市』で知られるカンパネッラは、自然をありのままに見つめる「自然魔術師」の一人で、ガリレオとも交流したが、彼の科学的思考に同意できず、アニミズムの自然観を維持した。ルネサンスの時代を奔放に生きた特異な思想家の今日的意味に迫る。


*カンパネッラは71年の生涯の実に30年を獄中に閉じ込められ、大部分の著書を獄中で執筆した。・最近、澤井訳で刊行された『哲学詩集』(水声社)は好評で、日本翻訳出版文化賞翻訳特別賞を受賞。その概要を本書で80頁にわたって紹介する。

著者 元関西大学教授


2月中旬発売予定

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観光のレッスン

──ツーリズム・リテラシー入門

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山口誠・須永和博・鈴木涼太郎 著

四六判並製178頁・本体1400円+税

ISBN 978-4-7885-1706-6 C1026

分野=観光・社会学・人類学


観光の可能性は、尽くされていない。いまよりも「自由になるための技能(リベラル・アーツ)」としての観光を実現するため、共同研究の成果と教育現場の実践を融合させた、気鋭の観光研究者三人による画期的な入門書。好奇心を推進力とする学問へ。


*豊富な事例と具体的なアイデアで読みやすく、これから観光を学ぶ高校生や大学生はもちろん、観光にかかわる人びとにも最適な一冊。

*観光学の教科書や専門書を読む前に「なぜ観光を学ぶのか」を根本的に考える、いままでなかったタイプの入門書。


*15編のレッスンと30冊のブックガイドで、新たな観光への道筋(ルート)を照らし出す、独習もできる「レッスン・ブック」。

*一読すれば「観光の可能性」がもっと観えてくる。

 

著者 山口誠(獨協大学教授)、須永和博(獨協大学教授)、鈴木涼太郎(獨協大学教授)


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奥付

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2021年1月 8日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第206号■

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2021年1月6日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第206号■

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◇トピックス
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〇書評・紹介

平川祐弘編『森鴎外事典』が「毎日新聞」2020年12月19日付
「2020年 この三冊」にお取りあげいただきました。評者の村上陽一郎先生、そして持田叙子先生。ありがとうございました。

「【2020 この3冊】村上陽一郎さん選/『森鴎外事典』(新曜社)、『ドイツ文化事典』(丸善出版)ほか<普通の書物に比べて値段も張るので、なかなか書評欄で具(つぶさ)には扱えない事典類だが、出版事情の厳しい今日、偶々(たまたま)眼についた労作>」
https://twitter.com/mainichi_books/status/1340047655473319936」

 

「『森鴎外事典』ですが、村上陽一郎さんのほか、持田叙子さんも「この3冊」に挙げています。<事典としての体裁より、鴎外の深みを追うことを選ぶ前のめりの姿勢が迫力><(本から伝わってくる)熱量があつい>」
https://twitter.com/mainichi_books/status/1340048711875919873

ツイッター「毎日新聞「今週の本棚」より

 

日比嘉高著『プライヴァシーの誕生』が、「週刊読書人」2020年12月11日付企画「2020年の収穫」にて、江南亜美子氏の3冊のうち1冊としてご紹介いただきました。「個人情報保護をめぐる訴訟のリスクから作家の倫理が問われがちな「モデル小説」の系譜を整理した部分が興味深い」


前川あさ美・田中健夫 著『絵本がひらく心理臨床の世界』の書評が「週刊読書人」
2021年1月1日号に掲載されました。評者は増田梨花先生。
「・・・・・・本書は、絵本を用いてセラピーを行っている心理臨床家のみならず、これから心理療法を学んでいこうとしている学生たち、若いセラピストや経験のあるセラピストにとっても読みごたえのある書籍である。また、老若男女問わず、絵本に関心のあるひと、ない人も、著者からの「絵本の森の寄り道」を歩いていくと、コロナ禍の樹海の不安からしばし解放され、温かな「至福の時」を味わうことができるはずである」

書評くださいました先生、掲載誌ご担当者様に心よりお礼申し上げます。

 

○新曜社ウェブマガジンがはじまりました。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/


齋藤直子「ツバメのかえるところーーはじめて出会う「部落問題」」
第4回・就職差別ってなに?(後編)」
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/3990

 

◇近刊情報
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1月中旬発売予定
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ナラティヴ研究   やまだようこ著作集第5巻
――語りの共同生成
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やまだようこ著
A5判上製504頁・本体4900円+税
ISBN 978-4-7885-1703-5 C1011
分野=心理学研究法・心理学・質的心理学


人はお金や権力だけではなかなか動きませんが、ナラティヴ(もの語り)は人びとを感動させ、ときに歴史を動かことさえあります。そのような語りをどのように分析すべきか、まとめたらよいのか、ナラティヴ研究の基礎から研究法、その学び方までを一冊に収載。

※ナラティヴ、ライフストーリー研究の勘所満載!


著者:京都大学名誉教授・ものがたり心理学研究所長


やまだようこ著作集
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/?search_series=13260

 


1月中旬発売予定
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新社会学研究 第5巻 2020年
――
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栗田宣義、好井裕明、三浦耕吉郎、小川博司、
樫田美雄[編集同人]
A5判並製222頁・本体1900円+税
ISBN 978-4-7885-1707-3 C3036
分野=社会学・人類学・哲学


創刊5年を迎え、根源的に「社会学はなぜ社会学なのか」を問う特集に始まり、「公募特集 二〇二〇年代のフィールドワーク」では既存の社会的カテゴリーのまとう意味や事実性との繋がりを徹底的に疑う3論文を加え、ますます迫力を増す社会学専門誌

*練達の社会学者たちにより現代社会学を捉え返す特集論考

*「白ポスト=有害メディアの追放」「性的表現=強制的性愛」「ストリートダンス=不良」などの等閑視を揺すぶる斬新な調査特集


新社会学研究バックナンバー

新社会学研究1号 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455505.html

新社会学研究2号 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455455.html

新社会学研究3号 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455413.html

新社会学研究4号 https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b481436.html

 


1月下旬発売予定
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永訣
――あの日のわたしに手紙をつづる(仮題)
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金菱 清 編 東北学院大学震災の記録プロジェクト
四六判並製216頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1705-9 C1090
分野=日本文学・評論


『3・11慟哭の記録』『悲愛』に続く東北学院大学震災の記録プロジェクト三部作。東日本大震災と原発災害から十年、「あの日のわたし」に届けたい手紙とは? 被災者が自らの記憶を呼び覚まし、声なき声の言葉を紡いで書き下ろした31編の稀有な記録。


*初めて明かされる、被災者一人一人の固有の物語と心の格闘
*小中学生の時に被災した若者たちが真摯に語る十年間
*巨大台風、コロナ禍と、大災害の襲来する時代に残す3・11の教訓


編者 関西学院大学社会学部教授

編者関連本

生きられた法の社会学
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455909.html

新 体感する社会学
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455619.html

3.11 慟哭の記録
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455732.html

震災メメントモリ
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455614.html

呼び覚まされる霊性の震災学
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455547.html

悲愛
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455492.html

3.11霊性に抱かれて
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455434.html

震災と行方不明
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b505370.html

 

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◇奥付
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2021年1月 5日 (火)

書評 前川あさ美・田中健夫 著『絵本がひらく心理臨床の世界』「週刊読書人」2021年1月1日号

前川あさ美・田中健夫 著『絵本がひらく心理臨床の世界』の書評が「週刊読書人」2021年1月1日号に掲載されました。評者は増田梨花先生。ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者さまへ心よりお礼申し上げます。ありがとうございました

「・・・・・・絵本はこれまで保育や教育の現場で、人の情緒発達に寄与するツールとして、古くから活用されてきた。本書は、(コロナ禍の)そのような得体のしれない恐怖が充満している樹海に迷い込んでしまった私たちを、より安全で安心な「母なる存在が傾けてくれる愛」に包まれた「絵本の森」のフィールドへと誘ってくれる。本書は心理学の理論に基づいて、実践場面に活用される80冊以上の絵本を「道標」として紹介している。二人の著者が「道標」となる絵本とどのように関わり、絵本を紐解き、大学教育やセラピーのなかで活用してきたのかを丁寧にわかりやすく、心理臨床の視点から、そして時には温かなまなざしで見守る親の視点から記述している」


「・・・・・・本書は、絵本を用いてセラピーを行っている心理臨床家のみならず、これから心理療法を学んでいこうとしている学生たち、若いセラピストや経験のあるセラピストにとっても読みごたえのある書籍である。また、老若男女問わず、絵本に関心のあるひと、ない人も、著者からの「絵本の森の寄り道」を歩いていくと、コロナ禍の樹海の不安からしばし解放され、温かな「至福の時」を味わうことができるはずである」

9784788516946 

著者 前川 あさ美
田中 健夫
ジャンル 心理学・認知科学・臨床 > 臨床
出版年月日 2020/10/02
ISBN 9784788516946
判型・ページ数 A5・176ページ
定価 本体2,200円+税

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2020年12月18日 (金)

日比嘉高著『プライヴァシーの誕生』@週刊読書人」2020年12月11日付企画「2020年の収穫」

日比嘉高著『プライヴァシーの誕生』が、「週刊読書人」2020年12月11日付企画「2020年の収穫」にて、江南亜美子氏の3冊のうち1冊としてご紹介いただきました。
「個人情報保護をめぐる訴訟のリスクから作家の倫理が問われがちな「モデル小説」の系譜を整理した部分が興味深い」

書評くださいました先生、掲載誌ご担当者様に心よりお礼申し上げます

 

9784788516854_20200923111701  プライヴァシーの誕生
 モデル小説のトラブル史

 日比 嘉高 著
 出版年月日 2020/08/12
 ISBN  9784788516854
 判型・4-6判・308ページ
 定価 本体2,900円+税

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2020年11月13日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第205号■

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2020年11月12日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第205号■

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◇トピックス
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〇書評・紹介

日比嘉高 著『プライヴァシーの誕生』の書評が「京都新聞」2020年11月1日付に掲載されました。
評者は長山靖生氏。

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-74253c.html

 

2020年11月1日付朝日新聞夕刊「富永京子のモジモジ系時評」は社会運動について。直接の言及はないものの、『運動史とは何か 社会運動史研究 1』(大野光明・小杉亮子・松井隆志 編)の表紙画像が掲載されました。

「近年、日本の社会運動研究者の間で「社会運動史」に着目する動きがある。制度変革や法律の改廃といった社会運動の成功・失敗だけではない運動の歴史を論じることで、同時にその中で生きる個人の変化を描く。ちょっとした勝利の解放感や、自分の言葉が他者に伝わる喜びこそが、社会運動という「同じことの繰り返し」を支えたのだと分かった」

https://www.asahi.com/articles/DA3S14687765.html

 


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齋藤直子「ツバメのかえるところーーはじめて出会う「部落問題」」
第4回・就職差別ってなに?(後編)」
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/3990

 

◇近刊情報
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12月上旬発売予定
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応用インプロの挑戦
――医療・教育・ビジネスを変える即興の力
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T・R・デュデク&C・マクルアー編/絹川友梨監訳
A5判並製232頁・本体2500円+税
ISBN 978-4-7885-1701-1 C1011
分野=演劇・医療・教育・ビジネス


企業や医療、教育、NPO等の研修やワークショップで、遊び心を発揮しながらリーダーシップのとり方や創造的な関わりあいを体得する、演劇を応用したインプロが日本でも取り入れられ、実践されています。その考え方と実際の進め方、勘所を懇切に解説。

*幅広く応用できるインプロの秘技を公開!


著者:共にインプロのトレーナー、研究者

 


12月中旬発売予定
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自殺をとめる解決志向アプローチ
――最初の10分間で希望を見いだす方法
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ジョン・ヘンデン 著 河合祐子・松本由起子 訳
A5判並製288頁・本体4200円+税
ISBN 978-4-7885-1702-8 C1037
分野=臨床心理・心理学


深い絶望のなかにいるクライエントが、シンプルだが考え抜かれた質問によって解決の道を歩みだす――。初回セッションの最初の10分間をどう構築するかが自殺予防の鍵を握ると説く著者が、希望を見いだし生かす方法を事例とともに丁寧に解説。

*クライエントの内にある希望のかけらに根拠を与える具体的な質問リスト
*自殺の危険があるクライエントとのセッションを解説つきで再現


著者・訳者
ジョン・ヘンデン(John Henden)
ジョン・ヘンデン・コンサルタンシー代表取締役。解決志向アプローチのセラピスト、国際的トレーナー。専門は自殺予防、トラウマ。


河合祐子(かわい ひろこ)
北海道医療大学心理科学部准教授。カウンセリング、解決志向アプローチの実践家。公認心理師。


松本由紀子(まつもと ゆきこ)
北海道医療大学心理科学部講師。専門は近代家族史、通訳・翻訳。

 


12月中旬発売予定
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ラフカディオ・ハーンと日本の近代
――日本人の〈心〉をもとめて
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牧野陽子 著
四六判上製400頁・予価3600円+税
ISBN 978-4-7885-1700-4 C1090
分野=日本文学・評論


ハーン(小泉八雲)は、日本人以上に日本人の〈心〉を理解し、世界に紹介した人だが、その評価は日本の近代化につれて微妙に変化してきた。柳田國男の民俗学、柳宗悦の民藝運動などとの関係を通して、ハーンの日本理解、日本の近代化とは何だったのかを問う。


*ウィリアム・グリフィスやイザベラ・バード、キャサリン・サンソムなどの日本紹介、さらには芥川龍之介、林芙美子の異国趣味的作品と対比しつつ、ハーンの日本理解の魅力と独自性を提示。


著者 成城大学名誉教授
著書 〈時〉をつなぐ言葉

 

 

◇奥付
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2020年11月12日 (木)

書評 日比嘉高 著『プライヴァシーの誕生』@「京都新聞」2020年11月1日付

日比嘉高 著『プライヴァシーの誕生』の書評が「京都新聞」2020年11月1日付に掲載されました。

評者は長山靖生氏。ご書評いただきました先生、掲載紙ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

正しい思考や判断は、事実の把握を前提とする。だから報道には正確さが求められる。そんな事実尊重の意識からか、近代小説ではリアリズムが重んじられ、写実主義や自然主義、さらに自己身辺を赤裸々に描く私小説が生まれた。作品に人生の真理を求める読者は、その基礎として「事実」を期待したのだ。

しかし、そうした表現は、時に他人の名誉を棄損し、社会秩序を乱したとして、発禁処分や法廷闘争を招いた。本書はモデル小説事件を通して、〈表現の自由、芸術性〉と〈プライヴァシー〉という矛盾する近代的な権利意識の相克と変遷を追っていく。
・・・・・・
・・・・・・
小説は出来事だけでなく、心理の内奥に迫る表現であり、だからこそ私的領域と公共性をつなぎ、人間性の理解を深めるのに役立ってきた。個人情報保護や被害者感情の尊重も大切だ。だがそれが真実を求める思考まで妨げるようになったとき、私たちは自分や社会を冷静に見詰めるすべの一つを失うのかもしれない。

 

9784788516854_20200923111701  プライヴァシーの誕生
 モデル小説のトラブル史

 日比 嘉高 著
 出版年月日 2020/08/12
 ISBN  9784788516854
 判型・4-6判・308ページ
 定価 本体2,900円+税

 

 

 

 

 

 

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2020年10月28日 (水)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第204号■

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2020年10月14日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第204号■

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◇トピックス
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〇書評・紹介

日比嘉高 著『プライヴァシーの誕生』の書評が「日本経済新聞」2020年10月3日付に掲載されました。
評者は栗原裕一郎氏。

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-354eb8.html

 

日比嘉高 著『プライヴァシーの誕生』の紹介が「毎日新聞」2020年9月26日付に掲載されました。
評者は張競氏。「モデル小説の歴史的展開を分析することで、「私生活」の意識、プライバシーの観念がどのような経過をたどって変化してきたかが明らかになった。さらに、「虚構」の二面性、文学とメディアとの寄生関係、<読み>という行為の暴力性など、多くの問題が焙り出されて興味深い・・・・・・」

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-43b333.html

 

日比嘉高 著『プライヴァシーの誕生』の書評が「図書新聞」2020年9月26日号に掲載されました。
評者は中山弘明氏。「
本書が追求しているものは、けして上辺のゴシップではない。むしろ極めて人間的な「出来事の手触り」でこそあることを忘れたくない」

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-c65ca6.html

 

2020年9月18日付神戸新聞「日々小論 日本人と幸福」に内田由紀子著『これからの幸福について』が紹介されました。筆者は松岡健論説委員。
「・・・・・・内田由紀子京都大学教授の近著「これからの幸福について」では、協調的幸福尺度というものを紹介している。「大切な人を幸せにしていると思う」「平凡だが安定した日々を過ごしている」。日本人が願うような穏やかで周りと調和した幸福感を測るために、内田氏らが考案した」

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/09/post-dec396.html

 


アリス・ミラー著、山下公子訳『魂の殺人』(四六判上製・本体2800円)が
清水有高氏のYou Tube「一月万冊」にて紹介され、売れております。

 


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齋藤直子「ツバメのかえるところーーはじめて出会う「部落問題」」
第4回・就職差別ってなに?(後編)」
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◇近刊情報
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11月上旬発売予定
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老いと外出
――移動をめぐる心理生態学
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松本光太郎 著
四六判並製336頁・本体2800円+税
ISBN 978-4-7885-1693-9 C1011
分野=心理学・看護


新型コロナは外に出ないよう強いますが、特養の居住者は、そもそも移動に不自由があります。しかし彼らは、車椅子で屋内を移動することで日々新たな対象に出会っています。その生活に同行するなかで見えてきた、新しい人生段階としての老いの時間。

著者:茨城大学人文社会科学部准教授

 


11月上旬発売予定
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「アクティブ・ラーニング」は何をめざすか
――「主体的、対話的な学び」のあるべき姿を求めて
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佐藤公治 著
四六判並製200頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1698-4 C1037
分野=教育


今年度から実施予定だった新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)」を重視しています。しかし学校現場で学びの活動はどこに向かい、どう実践すればよいのでしょうか。広岡亮蔵、上田薫、木村素衞の教育論から考えます。

*教師が自信をもって授業を行い、児童・生徒を望ましい学びへと向かわせるために

著者 北海道大学名誉教授

 


11月上旬発売予定
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わたしの今いるところ、そしてこれから
――生命誌年刊号vol.100-101
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中村桂子編/JT生命誌研究館発行
A5判変型並製・本体1600円+税
ISBN 978-4-7885-1699-1 C1045
分野=生命科学・科学論・哲学


宇宙・地球・生命・人間という階層の中に「わたし」を置き、生命を見つめる今号。生命科学を牽引する科学者たちの語り、チョウやクモなど小さな生物の研究報告、そして中村桂子氏のこれまでの歩みなど、多様な切り口で生命の今とこれからを考える。

*138億年前に生まれた宇宙、四六憶年前に生じた地球、20万年前に誕生したヒト。その時間の中で「わたし」はどう生きるのか。

著者 JT生命誌研究館名誉館長

 


11月中旬発売予定
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質的モデル生成法
――質的研究の理論と方法 やまだようこ著作集第4
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やまだようこ 著
A5判上製384頁・本体3900円+税
ISBN 978-4-7885-1697-7 C1011
分野=質的心理学・心理学


質的研究の実際の方法は、いつでも、どこでも、誰でも同じようにすればよいというものではないため、マニュアル化できません。日本質的心理学会設立前とその後の20年以上の活動から生まれた質的心理学の「ものの見方」と「方法論」に関する論文を掲載。

*方法論の発展のプロセスをたどり、実際の研究に即して理解!

著者:京都大学名誉教授・ものがたり心理学研究所長

やまだようこ著作集
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/?search_series=13260

 


11月下旬発売予定
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責任の生成
生き延びた先にある「日常」

――中動態と当事者研究(仮)
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國分功一郎+熊谷晋一郎 著
四六判並製432頁・本体2000円+税
ISBN 978-4-7885-1690-8 C0011
分野=哲学・社会学・障害学・医学


責任(=応答すること)が消失し、「日常」が破壊された時代を生き延びようとするとき、我々は言葉によって、世界とどう向き合い得るか。『中動態の世界』以前からの約10年にわたる「当事者研究」との深い共鳴から突き詰められた議論/研究の到達点。

*約10年間にわたる両氏による真摯な共同研究/議論は、思考と言葉の新たな生成を生み出しながら、「責任」の概念の抜本的な変革へと迫る。この時代を生き延びようとするすべての人へ。

著者:ともに東京大学准教授

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