2021年7月 1日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第212号■

2021年6月29日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第212号■

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◇トピックス
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○書評・紹介

●やぎひろみ著・横山ふさ子絵
『いのちに寄り添う自宅介護マニュアル』(A5並製・本体1800円)、高齢者の食、住、排泄、睡眠などを自然にサポートする工夫を、自宅で母親を10年間介護した著者が、身近なグッズやアイデアを交えて紹介した、新しい介護マニュアルです。

 


●ミサ、ヌーヴェル著/橋本一径訳『ドーピングの哲学』(四六上製・本体4300円・2017年刊行)という本があります。ドーピング撲滅運動の問題点を指摘し、「スポーツ=健康」は幻想という点を鋭く指摘した意欲作です。コロナ禍でスポーツのありようというものが問われるなか、ぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

 


●松本光太郎著『老いと外出――移動をめぐる心理生態学』が2020年度人間・環境学会賞を受賞いたしました。

 

 


●才津祐美子著『世界遺産「白川郷」を生きる』(A5上製・本体2800円)が、第46回「今和次郎賞」(日本生活学会主催)を受賞しました。今和次郎賞は1975年に制定され、宮本常一や梅棹忠夫が受賞している歴史ある賞です。

 

 


○新曜社ウェブマガジン

更新しました
◎赤地葉子先生(『北欧から「生きやすい社会」を考える』著者)、寄稿
「生きる力を育む包括的性(セクシュアリティ)教育――「寝た子を起こすな」の過ち――」

 

 

◇近刊情報
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7月中旬発売予定
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感覚が生物を進化させた
――探索の階層進化でみる生物史
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実重重実 著
四六判並製272頁・本体2500円+税
ISBN 978-4-7885-1730-1 C1045
分野=生物学


ダーウィニズムの言うように、進化は遺伝子の突然変異に始まり、生物は受動的に環境から選別されるだけの存在なのだろうか。21世紀生物学の知見を踏まえ、生物の感覚や主体性も生命の階層進化に関わっていることを、様々な事例で生物の歴史からたどる。

 

*好評『生物に世界はどう見えるか』の著者、渾身の第2作!

著者 元・農林水産省農村振興局長、現全国山村振興連盟常務理事兼事務局長


著者著作(4刷)
好評 生物に世界はどう見えるか
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b487828.html

 

 

7月下旬発売予定
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「アイドルの国」の性暴力
――
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内藤千珠子著
四六判上製288頁・本体2100円+税
ISBN 978-4-7885-1734-9 C1090
分野=文学評論・思想


現代日本の性暴力は、ナショナリズムとジェンダーの複合した形で現われている。具体的には、「アイドル」と「慰安婦」問題を中心に、戦時と現代に共通する「性の商品化」「身体の経済化」の問題として、文学作品や風俗のなかに鮮やかに浮き彫りにする。 117 "・現代の日本にはびこる「見えない暴力」のルーツを近代日本の歴史、文学のなかに暴く。


*現代の日本にはびこる「見えない暴力」のルーツを近代日本の歴史、文学のなかに暴く。

*「おやじ的権力」と「アイドル」「慰安婦」そして結婚制度内の女性の関係を「見える化」する。

 

著者 大妻女子大学准教授


著者著作


愛国的無関心 「見えない他者」と物語の暴力
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455553.html


帝国と暗殺 ジェンダーからみる近代日本のメディア編成
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b456011.html

 

 

7月下旬発売予定
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わたしたちはなぜ笑うのか
――笑いの哲学史
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中山 元 著
四六判並製224頁・本体2300円+税
ISBN 978-4-7885-1735-6 C1010
分野=思想・哲学

人はなぜ笑うのか。赤子の無垢な笑いからも、人が社会的動物になるために笑いは必須であろう。ソクラテスからデカルト、スピノザ、ニーチェ、フロイトまで、ユーモア、アイロニー、ウィットなどの笑いから哲学史をたどり、笑いの多様性と意味をも探る。


*V・フランクルは、ユーモア(笑い)は強制収容所を生き延びるために不可欠であったという。

*コロナ禍というマスクで口を覆わざるをえない時期ですが、笑いを忘れないようにしましょう。


著者 哲学者・翻訳家

 


著作・訳書

思考のトポス 現代哲学のアポリアから
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455984.html

 

ドゥルーズ哲学のエッセンス 思考の逃走線を求めて
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455847.html

 

フーコー 思想の考古学
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455809.html

 

ハンナ・アレント〈世界への愛〉
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455645.html

 


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編集後記


先日訪れた書店さんで、「書物復権」というフェアをやっていた。人文書版元有志で品切れしているが特に要望の強い書籍を復刊して、店頭でお披露目するという企画だ。今年は11社で25点の書籍を復刊したようだ。

おー今年もこの季節になったのかと棚を見て、すぐ目に留まったのが『校正のこころ 積極的受け身のすすめ』(大西寿男著・創元社)である。本のカバー、本文の書体がいい。100年ぐらい前に出版されたような趣があるのだ。また副題の「積極的受け身」という言葉がジョン・キーツのネガティブケイパビリティを想起させ、その態度は私の知る校正人にじつにあてはまるというところも即買いの理由だ。創元社さんの知り合いに後日聞くと、すでに重版が決まったとのこと。じつによろこばしいことです。


さて校正について。私にいちばん欠けている技術である。このメールマガジンもずーっとつくってきたけれども、いつも送信し終えてから間違いが発覚する。メールマガジンだけでなく、サイト上の書籍の案内、書評の紹介、ツイッターでの案内、いつもなにか間違えている。ずっと申し訳ない、ごめんなさいと言い続けているのだ。

しかし校正のこころとはそんなまちがい探しとは別のとこをこえて、よりよくするために整えるという次元のことである。世の中にあふれる攻撃し、懲らしめようとすることばを前にどう向きあえばよいかこの本は教えてくれる。


「校正者が言葉に一つの自律した人格を見出すように、この世界の生きづらさにもいのちがあって、何かを叫びたがっていると考えるのはおかしなことでしょうか。あなたのところにやってきた生きづらさそのものを相手に、一対一の静かな対話を結ぶことができたなら、ほんとうはこういいたかったという、混乱のうちに世界が見失った言葉が真のあるべき姿を回復して、あなたの心の耳に聞こえてくるかもしれません。何かを能動的に「する」のは、そのときからでもでも遅くはないのではありませんか?」


誤字脱字をなくすと同時に、このSNSの時代につねに心にとめておきたい態度である。(中山)

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◇奥付
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次回発行は2021年7月下旬を予定しております。

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2021年6月28日 (月)

牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』、『しんぶん赤旗』(2021年6月20日)で紹介

牧野陽子著
『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』
が『しんぶん赤旗』(2021年6月20日)で紹介されました。評者は稲賀繁美氏。

ご書評くださいました先生、書評紙ご担当者さま、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。



『〈時〉をつなぐ言葉』角川源義賞ほかを受賞した第一人者による小泉八雲論の集成である。......100年以上前の日本の姿と人々の心を描いた英語圏作家を、今になってあらためて再訪する意義はどこにあるのか。


そうした疑問を抱く読者に、本書は思わぬ光景を展開してみせる。従来の文学研究の相場であった作家論・作品論を超え、同時代の幾多の著述家のなかにハーンを位置づけ、その発想の源泉にさかのぼる一方で、口碑・伝承ととハーンの創作との相互関係に分け入り、さらにはその著作の感化を受けた後世の作家たちとの共鳴に及ぶ。


・・・・・・幼少を海外で過ごした著者の日本発見が、伝承や民族の再話の杜のなかに隠されたなぞに感応する魂の響き合いを解き明かす。そのしなやかな筆遣いの裏には、著者の強靭な意思と博捜をいとわぬ探求が透視される。




9784788517004ラフカディオ・ハーンと日本の近代

牧野 陽子 著
出版年月日 2020/12/15
ISBN 9784788517004
判型・ページ数 4-6・392ページ
定価 本体3,600円+税

 

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2021年6月21日 (月)

新刊 いのちに寄り添う自宅介護マニュアル


いのちに寄り添う自宅介護マニュアル

これから介護と向き合うあなたに

著者 やぎ ひろみ
横山 ふさ子
ジャンル 社会学 > 家族・女性・ジェンダー
福祉・看護・医療
出版年月日 2021/06/25
ISBN 9784788517288
判型・ページ数 A5・184ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)

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2021年5月31日 (月)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第211号■

2021年5月27日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第211号■

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◇トピックス
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○書評・紹介

「研究者による本格的な学術書が出ないのを寂しく思っていたが、それが21年3月、ついに現れた」
猿谷弘江著『六〇年安保闘争と知識人・学生・労働者』(A5判上製・本体5000円)が、4月8日付毎日新聞夕刊で紹介されました。六〇年安保闘争を「運動のフィールド」という観点から分析した好著です。

毎日新聞 有料記事
https://mainichi.jp/articles/20210408/dde/014/040/005000c

 


○新曜社ウェブマガジン
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

 


◎服部徹也による好評連載 
「夏目漱石はどんな授業をしたのか?――受講ノートを探す旅」
第6回 金之助 対 漱石――理論と創作のデッドヒート(前編)をアップいたしました
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4382

 

 

◇近刊情報
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6月中旬発売予定
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明日からネットではじめる現象学
――夢分析からコミュ障当事者研究まで
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渡辺恒夫 著
四六判並製224頁・本体2100円+税
ISBN 978-4-7885-1729-5 C1011
分野=心理学


現象学は難しそう? いえ、自分自身の体験世界を観察してその意味を明らかにする身近な学問なのです。明日の朝から夢日記を付けてウェブにアップ! ネットの「コミュ障」の相談事例に挑戦! 予備知識無しに現象学するための、画期的手引きです。


*現象学を学ぶのに、ムズカシイ本から始める必要はない。
*現象学を使ってみる手ほどき。

著者 東邦大学名誉教授

 

著者編著
〈私〉という謎  自我体験の心理学
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b456067.html

 

 


6月中旬発売予定
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グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いた研究ハンドブック
――ブレークスルーを生んだ14の研究
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戈木クレイグヒル滋子 編著
A5判並製192頁・本体2100円+税
ISBN 978-4-7885-1727-1 C1036
分野=心理学・心理学研究法


グラウンデッド・セオリー・アプローチは解説書も多くありますが、学ぶことと実践の間には大きな隔たりがあります。本書はGTAの基礎を学んだ人が実際に用いる際のサポーターとなるよう、研究事例で留意点を懇切に解説した、実践的ハンドブックです。


*実際に使うためのノウハウ集。


著者 慶應義塾大学看護医療学部教授


編者著作


グラウンデッド・セオリー・アプローチ 改訂版  理論を生みだすまで
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455518.html


グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集法
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455634.html

 

実践 グラウンデッド・セオリー・アプローチ  現象をとらえる
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455873.html

 

 


6月下旬発売予定
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いのちに寄り添う自宅介護マニュアル
――これから介護と向き合うあなたに
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やぎひろみ 著・横山ふさ子 絵
A5判並製184頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1728-8 C0036
分野=高齢者・介護・エッセイ

誰にも訪れる老いや衰えは、命をまっとうする尊い過程ともいえる。高齢者の食、住、排泄、睡眠などを無理なく自然にサポートする工夫を、自宅で母親を10年間介護した著者が紹介。身近なグッズ利用やアイディアも満載の、新しい視点の介護マニュアル。


*横山ふさ子さんによる、あたたかなイラスト多数。
*在宅介護が推進される今、必読の分野。

著者 元トリノ大学契約教授。日伊協会文化セミナー講師、文京学院大学講師なども務める
著作 八木宏美

しがらみ社会の人間力
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455747.html

違和感のイタリア
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455879.html


 


6月中旬発売予定
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ナラティブでひらく言語教育
――理論と実践
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北出慶子・嶋津百代・三代純平 編
A5判並製208頁・本体2400円+税
ISBN 978-4-7885-1731-8 C1037
分野=教育・言語


異なる価値観や生き方がすぐ隣り合わせにある言語教育の現場は、現代社会が取り組むべき課題にあふれている。そこで着目したのがナラティブ・アプローチである。単なる語学学習を超えて社会課題の解決にもつながる言語教育の新たな可能性とは。


*なぜナラティブなのか、丁寧な解説とともに、アイデアあふれる活動事例を紹介。
*「語り」を通して相互理解を深める、多文化共生社会実現へのテキスト。

 

著者 北出慶子(立命館大学文学部 教授)
   嶋津百代(関西大学大学院外国語教育学研究科 教授)
   三代純平(武蔵野美術大学造形学部 准教授)

 

 


7月下旬発売予定
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運動史のメディア
――社会運動史研究3
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大野光明・小杉亮子・松井隆志 編
A5判並製232頁・予価2300円+税
ISBN 978-4-7885-1733-2 C1036
分野=社会学・メディア・戦後史

1968前後に誕生した社会運動のメディアを焦点とする特集。思想と運動を牽引した独立系の出版、映像、記録活動を掘り起こし、模索舎、富山妙子の絵画、小川プロ映画自主上映、日大闘争、リブ資料、新左翼系雑誌、第一期『情況』を読み解きます。


*好評3号をお届けします。当事者と若手双方の寄稿と証言から蘇る60-70年代メディアとは?
*草の根メディアを守り育てる「市民アーカイブ多摩」をインタビュー。
*ほかにヤン・イークスとべ平連、東大闘争のインタビュー、書評も充実。


編者 大野光明(滋賀県立大学人間文化学部)
   小杉亮子(埼玉大学教養学部)
   松井隆志(武蔵大学社会学部)


●好評既刊

社会運動史研究1 運動史とは何か
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455401.html

 

社会運動史研究2 「1968」を編みなおす
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b508457.html

 

 

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編集後記

周防大島で出版社とミカン農家、そして写真館を営んでいる知り合いがいる。彼のつくる温州ミカンはかなりおいしく、ミカンの美味しさとは甘さと酸味の絶妙なバランスにあることを教えてもらった。島のちりめんじゃこもかなりの上物ものだが、これはなかなかいいものが獲れなくなっているということで、なかなか手に入らないのが残念である。ほか玉ねぎであるとかにんにくだとか、無農薬でおいしさを売りにしたものがあるが、こうした差別化したものは地元の道の駅にだしても売れず、県外への産直販売のほうが売れるという。しかし運送費などがネックになり、いままだ試行錯誤の最中のようである。

私は彼の果物や野菜の注文はするけれど、本の注文はあまりしない。送られてくる物品に本のチラシとか入っているが、まあ買わない。これは彼のプライドをいたく傷つけているのではと思うこともあるが、本を売るのはじつに難しいのだ。そんな彼が昨年末、みずから書いたフィールドノートをまとめて、出版した。書名は『本とミカンと子育てと』(柳原一徳著・みずのわ出版)だ。

「農家件編集者の周防大島フィールドノート」という副題の本書はA5判並製700頁二段組、そして価格は税込3300円というというクレイジーなもの。先だってためしに注文した生ニンニク400gの価格と変わらない。降水量、最低/最高気温、湿度などが記された農作業日誌の体裁だが、そこにはみかん作業、編集作業の記帳にとどまらず、その背景にある島の生活文化、そこでの変わったこと、変わらないことを記述している。それはみかんとがっぷり四つに組むことでしか大島は理解できないという取り組みの記録である。

 本書は当初2017年9月から2019年12月までの日録を収録し一冊とすることを企図していたが、このコロナ禍にあたり急速に変わる島社会を伝えるべく2020年5月までの日録が追加された。それは大島もまたグローバル化とは無縁でいられらないことを後世に伝えるためである。


適当な日録を一つひいてみよう。

2018年3月20日(火) 旧2月4日 雨
水 25.0mm/均8.7℃/高13.3℃/低5.6℃/日0.0h
ここ数日、夜半から明け方にかけて叩きつけるような強風が吹く。枝が折れていないか、飛ばされたものはないか、いちいち見て回る。今日も寒い。四七日の御勤めが明日の月命日にスライドしたので、余裕をもって朝の支度が出来た。終日片付けと校正作業。夕方島さんから吉田徳子日記の校正が届く。昨夜大量に貰って帰った瀬戸貝のシゴの続きにかかる。市販の剥き身とは鮮度が違く。嬉しいがアホほど手間がかかる。岩牡蠣四個蒸して橙ポン酢かけて食う。爆裂にウマい。


ここにある橙ポン酢の「橙」は著者イチオシの果実であるが、まだ購入したことはない。ゴメン。それはともかくこの一文だけで日々の農作業、編集作業、日々の暮らしのなかのたいへんさとよろこびがみてとれる名文だ。


本書には島の暮らしを切り取った写真が多く掲載されている。そこにはお子さんが野に山に海に街に遊ぶ姿がそこここにある。本書の体裁と価格をもってクレイジーと評したが、それは間違い。著者の島との全身全霊の取り組みをありったけつめた、お子さんへのプレゼントなのかもしれないから。   (中山)

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◇奥付
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2021年4月16日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第210号■

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2021年4月16日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第210号■

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◇トピックス
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○書評・紹介

 

『観光のレッスン』が読売新聞(2021年3月14日)で紹介されました
「観光を学ぶことは「リベラル・アーツ(自由になるための技能)」の実践的
訓練でもあるという。観光の可能性を感じさせ、コロナ禍の収束が待ち遠し
い」


牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』(四六判・本体3600円)が、
3月18日付山陰中央新報書評欄にて紹介されました。評者は佐貫公哉氏。掲載
紙ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 


『震災と行方不明』(東北学院大学震災の記録プロジェクト 金菱清(ゼミナー
ル)編)ほか「震災の記録プロジェクトシリーズ」が「サンデー毎日」(2021
年4月4日号)で取り上げられました。評者は元村有希子氏です。

 

 

櫻井茂男著『思いやりの力』の書評が、「図書新聞」2021年4月11日付に掲載
されました。評者は黒川 類氏。評者の先生、掲載紙ご担当者さまにこころよ
りお礼申し上げます。ありがとうございました。

 


〇イベント情報

紀伊國屋書店新宿本店、3F心理学書棚にて 「新学期・新生活のための心理学
入門書フェア」を開催しております。

新しい生活様式といわれるなか、仕事、人間関係、人生を考えさせる1冊をとり
そろえました。ぜひお立ち寄りください。  

2021年4月6日から5月なかばごろまで。 協賛 心理学書販売研究会

https://twitter.com/shin_yo_sha/status/1379681145667776512

 

○新曜社ウェブマガジンがはじまりました。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/


◎服部徹也による好評連載 
「夏目漱石はどんな授業をしたのか?――受講ノートを探す旅」
第6回 金之助 対 漱石――理論と創作のデッドヒート(前編)をアップいた
しました
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4382

 

◎新連載「『道具と結果方法論』から見た学校臨床」
1/15(金)よりスタート。全8回の連載です。
現在、最終回 質疑応答(3)がアップされています

https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4295

 


◇近刊情報
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5月上旬発売予定
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社会学的思考力
――大学の授業で学んでほしいこと
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井上孝夫 著
四六判並製216頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1726-4 C1036
分野=社会学・高等教育・社会一般

大学に蔓延する緊張感のない講義、過剰サービス、マニュアル化に甘んじては
いられません。あふれる情報の中から本質を見抜く思考力が求められる今こそ、
社会学の出番。著者の授業例をもとに、知識偏重を脱して大学で頭を鍛える学
び方を伝授します。


*中高の社会科教員免許取得に必修の社会学を想定し、高校社会科の先生方も
参考になる内容。
*「考える力」とは何か、どう身につけるか、硬派の勉強法を説く。
*著者の授業経験から、社会学概論、演習、卒業論文を網羅。
*レポート課題、試験問題、学生の回答例、成績評価の具体例を公開。


著者 千葉大学教育学部教授

 


4月下旬発売予定
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論文を書く・投稿する
――ソーシャルワーク研究のためのポケットガイド
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ブルース・A.ティアー 著
舟木紳介・木村真希子・塩原良和 訳
四六判並製128頁・本体1600円+税
ISBN 978-4-7885-1725-7 C3036
分野=ソーシャルワーク、社会福祉


原稿を書くうえでのコツや遵守すべき要項とは? 投稿先の学術雑誌をどのよ
うに選び、どんな点を考慮して投稿、再投稿に臨めば良いか? 論文を書き、
投稿するために押さえておきたいポイントを、簡潔かつ具体的に解説したガイ
ドブック。


*ソーシャルワーク分野で研究をする人々のためのガイドブック第一弾


著者 ブルース・A.ティアー(フロリダ州立大学ソーシャルワーク学部教
授)
訳者 舟木紳介(福井県立大学准教授)・木村真希子(津田塾大学教授)・塩
原良和(慶應義塾大学教授)

 

 

 

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よりみちパン!セ シリーズ

増補・改訂版、新刊 発売
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5月上旬発売予定
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増補新版 ハッピーになれる算数
――
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新井紀子
四六判並製256頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1660-1 C0095
分野=算数、数学、自然科学、YA


「天声人語」で紹介されながら長らく入手困難だった名著の増補新版がついに
登場! YouTubeが生まれた年、スマホ誕生前に刊行された本書は、時代が変わ
れど私達が算数のどこで常に躓くのか、そして算数と「幸せ」の関係をさらに
やさしく教授。

*「東ロボくん」ディレクターによるロングセラーが増補改訂でついに復刊!


著者 国立情報学研究所教授、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトデ
ィレクター。

 


5月上旬発売予定
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増補新版 生き抜くための数学入門
――
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新井紀子 著
四六判並製296頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1661-8 C0095
分野=算数、数学、自然科学、YA


本書が最初に刊行されたのはスマホが登場した年。それ以降大きな変化を見せ
た私達の日常を支え、世の中を面白くしていくために不可欠なのは、実は数学
なのです。大切なのは問題を解くことではなく、数学とうまくつき合えること。
待望の増補新版!


*数学とうまくつき合えれば、日常はもっと楽しくなる!「算数」の姉妹版。


著者 国立情報学研究所教授、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトデ
ィレクター。

 

 

5月下旬発売予定
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ひとりあそびの教科書
――
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宇野常寛 著
四六判並製256頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1709-7 C0095
分野=評論、YA、趣味

「ひとりあそび」は哀しい孤独な行為ではない。それこそが君自身の核を作る
のだ。たくさんのひとりあそびが世界に満ちれば、僕達が生きる社会はとても
豊かになる。「人間」以外で、君だけが強く惹かれるもの、憧れるもの、安心
するものを偏愛せよ!


*ひとりあそびの達人・著者渾身の清々しいあそびを巻頭カラー16ページで紹
介。


著者 批評誌『PLANETS』編集長、「8bitnews」副代表

 

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◇奥付
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2021年4月15日 (木)

書評 櫻井茂男著『思いやりの力』@図書新聞 2021/4/14付

櫻井茂男著『思いやりの力』の書評が、「図書新聞」2021年4月11日付に掲載されました。評者は黒川 類氏。評者の先生、掲載紙ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

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著者は、「自分の共感性を育てるポイント」として、「愛する人を作ること、または信頼できる人を作ること」、「幸福感、自己肯定感、有能感をもつこと」を挙げている。また、「幼少期に養育者からしっかり愛された安定したアタッチメントが形成された人は、基本的に自己肯定感を持っています。もし幼少期に基本的な自己肯定感が持てなかったとしても、成長の過程で自分を無条件に愛してくれる人ができれば、自己肯定感は培われます。自己肯定感が培われれば、自分にとらわれる利己性が低減し、他者のことを思う向社会性や共感性が促進され、向社会的行動も増えることが期待できます」と述べていく。


そして最後に、「幸福感、自己肯定感、有能感の形成を通して間接的に共感性を育む」ことを推奨する。それは、「自己にやさしくすること――セルフ・コンパッションの実現」ということになる。他者にやさしくすることは、自分にもやさしくすることに他ならない。まさしく、それが「関係性」をかたちづくっていくことになるといっていい

 

 

9784788516922 思いやりの力
 共感と心の健康

 著者 櫻井茂男 著
 ジャンル 心理学・認知科学・臨床
 出版年月日 2020/11/10
 ISBN 9784788516922
 判型・ページ数 4-6・208ページ
 定価 2,420円(本体2,200円+税)

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2021年4月13日 (火)

紹介 牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』、3月18日付山陰新聞

牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』(四六判・本体3600円)が、3月18日付山陰中央新報書評欄にて紹介されました。評者は佐貫公哉氏。掲載紙ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。


 松江ゆかりの文豪小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、日本に関する数多くの作品を著し、洋の東西を問わず読み継がれている。八雲は、神仏習合や先祖崇拝などを軸とする「日本人の内なる生活」に注目し、一つの価値観を強要する近代西洋文明を問い返す力があると見た。

3部構成の本書では、八雲の思想を鍵として、日本の近代が考察される。第1部は、八雲が捉えた日本古来の宗教的心性と現代における意義を論じ、八雲の日本観をたどり直す。

八雲作品の受容のありように焦点を当てた第2部では、柳田国男「遠野物語」と八雲「知られぬ日本の面影」が合わせ鏡のようにつづられ、柳宗悦の民芸論には八雲「日本人の微笑」の影響が見られると指摘する。

第3部は、「宗教・庶民・自然」という八雲の関心と重なり合う光景を見つめた作家たちとして、明治初期のイザベラ・バードや、林芙美子の戦後の作品などを読み解く。

(新曜社・3960円)


 

9784788517004ラフカディオ・ハーンと日本の近代

牧野 陽子 著
出版年月日 2020/12/15
ISBN 9784788517004
判型・ページ数 4-6・392ページ
定価 本体3,600円+税

 

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2021年4月12日 (月)

紹介 牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』、3月14日付神戸新聞他

牧野陽子著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』(四六判・本体3600円)が、3月14日付読神戸新聞他、にて紹介されました。掲載紙ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。


ハーン=小泉八雲は一つの価値観を強要するキリスト文明に対して、神仏習合、祖先崇拝を軸とする日本人の内なる生活にはそれを問い返す力があると見ていた。その思想の受容を通して日本の近代を考察していく。

柳田国男「遠野物語」とハーン「知られぬ日本の面影」が合わせ鏡のようにつづられ、柳宗悦の民芸論にはハーン「日本人の微笑」の影響が見られると指摘。女性の放浪と破滅の物語とされた林芙美子「浮雲」は、仏印での「植民地体験」を自然の生命力へと昇華する作品だと読み解いていく。

 

 

9784788517004 ラフカディオ・ハーンと日本の近代

牧野 陽子 著
出版年月日 2020/12/15
ISBN 9784788517004
判型・ページ数 4-6・392ページ
定価 本体3,600円+税

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2021年3月11日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第209号■

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2021年3月11日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第209号■

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◇トピックス
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○書評・紹介


國分功一郎・熊谷晋一郎『〈責任〉の生成』 の書評が、2021年3月8日付公明新聞に掲載されました。評者は河野哲也氏。ご書評くださいました先生、掲載紙のご担当者様にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-f91041.html

 

 

牧野陽子 著『ラフカディオ・ハーンと日本の近代』の書評が熊本日日新聞2021年1月31日付にて掲載されました。評者は西川盛雄氏。書評くださいました先生、掲載ご担当者さまにこころよりお礼申し上げます。

「本書の目的は、ハーン作品を切り口にして、日本人の認識あるいは宗教的感性が外国との接触・変容の近代化の中でどのような様相を持っていたのかを明らかにすることである。著者はハーンを研究に軸足を置く比較文学者である。・・・・・・全体として本書を通して、日本人の心には古来、文化の古層に通じる深い自然館と死生観があり、これを発見(取材)し、考察を加え、再話して西洋に紹介し続けたラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の作品には並々ならぬ現在性と予見性のあることを再認識させてくれる」

 

 

金菱清編/東北学院大学震災の記録プロジェクト『永訣』(四六判・本体2200円)の書評が北海道新聞に3月7日付にて紹介されました。評者は根井雅弘先生。被災したお一人お一人の言葉を丁寧にご紹介くださり、ありがとうございます。

北海道新聞
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/519044?rct=n_culture

 

『永訣』は、2021年3月8日、NHKの「ニュース9」の特集は「さよならのない別れから10年」にてとりあげられました。スタジオのコメンテーターは柳田邦男氏。

https://twitter.com/shin_yo_sha/status/1368921853545287681

 


『3.11慟哭の記録』が今朝の朝日新聞「天声人語」で引用されていました。(2021.3.11)
金菱 清 編 東北学院大学震災の記録プロジェクト 編『3.11慟哭の記録 - 71人が体感した大津波・原発・巨大地震』「綴られるのは「拾った命」の記録」

ほか震災関連では3/12 NHKEテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」に金菱清先生が出演予定です。 

 


○新曜社ウェブマガジンがはじまりました。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

 


◎服部徹也による好評連載 
「夏目漱石はどんな授業をしたのか?──受講ノートを探す旅」
第6回 金之助 対 漱石──理論と創作のデッドヒート(前編)をアップいたしました
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4382

 


◎新連載「『道具と結果方法論』から見た学校臨床」
1/15(金)よりスタート。全8回の連載です。現在、最終回 質疑応答(3)がアップされています

https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/4295

 


◇近刊情報
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4月上旬発売予定
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メディア・オーディエンスの社会心理学 改訂版
──
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李光鎬・渋谷明子編著
鈴木万希枝・李津娥・志岐裕子著
A5判並製416頁・本体3000円+税
ISBN 978-4-7885-1721-9 C1011
分野=社会心理学・メディア論


私たちのメディア利用行動やコミュニケーション等に関する社会心理学的な研究を体系的にまとめたテキストとして好評を得た初版を、メディアの利用状況の変化を反映してアップデート。自主的に学ぶための方法論・尺度等に関するコラムや演習問題も充実。


*社会心理学・メディア論・コミュニケーション論を初めて学ぶ人から、メディアと人の関わりをより深く理解したい人まで。

 

編著者 李光鎬(慶應義塾大学文学部教授)
    渋谷明子(創価大学文学部教授)
著者 鈴木万希枝(東京工科大学教養学環准教授)
    李津娥(慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所教授)
    志岐裕子(慶応義塾大学メディア・コミュニケーション研究所研究研
         究員)

 


3月下旬発売予定
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質的心理学研究 第20号 2021/No.20
──特集 プロフェッショナルの拡大,拡張,変容
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日本質的心理学会『質的心理学研究』編集委員会 編
B5判並製360頁・本体3800円+税
ISBN 978-4-7885-1714-1 C1011
分野=質的研究・心理学


複雑化する社会、想定外の事態、多様な生き方に専門職はどう応えることができるのか。特集は拡大、拡張、変容するプロフェッショナルを捉えなおす契機となりうる論考2本を掲載。一般論文は過去最多の16本。書評特集ではアジアの質的研究を概観する。


質的心理学研究バックナンバー
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/?search_series=13251

 

 


4月上旬発売予定
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はじめての造形心理学
──心理学、アートを訪ねる
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荒川 歩 編
A5判並製200頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1722-6 C1011
分野=心理学


「心理学は美術や芸術を測ったり言葉で説明して解明できると思ってるの?」率直な疑問をぶつける美大生と心理学専攻生が会話を交わしながら、知覚のしくみ、世界の認識と脳や文化のかかわり、絵やデザインの創造と鑑賞について学ぶ新感覚のテキスト。


*心理学がひらく、もうひとつの創作の見方


著者 武蔵野美術大学造形構想学部教授

 


4月上旬発売予定
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パーソナリティと個人差の心理学・再入門
──ブレークスルーを生んだ14の研究
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フィリップ・J・コー 編
中村菜々子・古谷嘉一郎 監訳
A5判並製368頁・本体3600円+税
ISBN 978-4-7885-1723-3 C1011
分野=パーソナリティ心理学


遺伝学や神経生理学の知見を加え膨大で多様になっているこの領域を切り開いた革新的な14の研究を取り上げ、その背景と理論・方法の詳細、結果、影響、批判について懇切に解説。入門者のみならず、研究者も立ち止まって学び直すための必携の参考書。


訳者: 中村菜々子(中央大学文学部教授)
古谷嘉一郎(北海学園大学経営学部准教授)


既刊 「再入門シリーズ」

発達心理学・再入門 ブレークスルーを生んだ14の研究
著者 A. M. スレーター 編 P. C. クイン 編
加藤 弘通・川田 学・伊藤 崇 監訳
ISBN 9784788515215
A5・292頁・本体2,900円+税」
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455490.html

 

社会心理学・再入門 ブレークスルーを生んだ12の研究(在庫切)
J. R. スミス・S. A. ハスラム 編
樋口匡貴・藤島喜嗣 監訳
ISBN 9784788515390
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 本体2,900円+税
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455466.html

 

 

4月上旬発売予定
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ワードマップ 現代看護理論
──一人ひとりの看護理論のために(仮)
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西村ユミ・山川みやえ(編)
四六判並製290頁・予価2800円+税
ISBN 978-4-7885-1724-0 C1047
分野=看護理論・看護研究

看護理論は取っつきにくくて難しい? 実践から理論を捉え直し、理論を実践に活かすために、現場の言葉をキーワードに看護理論のエッセンスを事例に照らしながら平易に紹介。臨床経験豊かな執筆陣による看護師「一人ひとりのための看護理論」の提案。


*理論と実践を行き来しながら、看護理論をマスターする。


編者 西村ユミ(東京都立大学健康福祉学部教授) 
山川みやえ(大阪大学医学系研究科保健学専攻准教授)

 

好評ワードマップシリーズ 新刊
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/?search_series=13241

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書評國分功一郎・熊谷晋一郎『〈責任〉の生成』@公明新聞 2021年3月8日付

國分功一郎・熊谷晋一郎『〈責任〉の生成』 の書評が、2021年3月8日付公明新聞に掲載されました。評者は河野哲也氏。ご書評くださいました先生、掲載紙のご担当者様にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

・・・・・・本書は、朝日カルチャーセンターでの二人の討論と、聴衆を交えての質疑応答の記録である。講演会のライブ感が伝わり、「当事者研究」と「中動態」についての非常に分かりやすい入門書にもなっている。

・・・・・・二人の対話が進むにつれ、「内臓のアフォーダンス」「反芻と省察という二種類の自己参照」「予測誤差過敏としての自閉症」「コナトゥス解体による生存」など、豊かな展開が期待できる言葉がポンポン飛び出してくる。読み進める中で評者に生じた疑問の多くは。「質疑応答」のなかで聴衆が代弁してくれる。この質疑応答の部分が、講演部分と同じほど興味深い。・・・・・・




9784788516908<責任>の生成
中動態と当事者研究

國分 功一郎 著
熊谷 晋一郎 著
2020/12/01
ISBN 9784788516908
判型・ページ数 4-6変・432ページ
定価 本体2,000円+税

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