2020年1月22日 (水)

平川祐弘 編『森鷗外事典』の紹介が読売新聞 2019年1月21日付

平川祐弘 編『森鷗外事典』の紹介が読売新聞 2019年1月21日付に掲載されました。
掲載紙ご担当者様に深くお礼申し上げます。ありがとうございました

 

 

「森鴎外事典」刊行 項目300超

文豪の森鴎外に関する情報を網羅した平川祐弘編『森鴎外事典』=写真=が、新曜社から刊行された。300を超す項目を設け、日本が近代化に突き進む中で、文学者、軍人、医師と多面的に活躍した鴎外の全体像を伝える本格的な事典だ。
「舞姫」「青年」など作品に関する項目のほか、「衛生学」「下水道」「戦争観」など、様々なものがあって眺めるだけでも興味深い。鴎外が、その原因をめぐって論争に巻き込まれる「脚気」に関しては、当時の医学状況を背景にした詳細な説明を加えてある。
鴎外に関する基礎参考文献の一覧や家系図、年譜など資料類も充実している。

 

 

森鴎外事典

平川祐弘 編『森鴎外事典』
出版年月日 2020/01/10
ISBN 9784788516588
A5判・770頁  定価 本体12,000円+税

 

 

 

 

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2020年1月20日 (月)

書評 実重重実著『生物に世界はどう見えるか』 日本経済新聞 2020年1月18日掲載

実重 重実 著『生物に世界はどう見えるか』
の書評が、日本経済新聞、2020年1月18日付、に掲載されました。掲載紙ご担当者さまに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

「環世界」軸に認識方法を分析

ドイツの動物学者ユクスキュルは『生物からみた世界』で「環世界」という考え方を提唱した。動物はそれぞれの知覚と行動で世界をつくりだしているというこの概念を、進化の系統をたどりながら生物一般に敷衍したのが本書だ。

・・・・・・元農水省の行政官である著者は長年多くの動物を観察する傍ら在野の生物学者、団まりな氏に師事し階層的に分析する方法論を学んできたという。そのため原核生物の大腸菌、単細胞生物、植物、キノコやカビといった菌類、ミミズ、昆虫、魚類、鳥類、哺乳類・・・・・・と豊富な実例があげられ、認識のあり方を順に追っていける構成だ。

2012年にはヒト以外の哺乳類や鳥類、タコに意識を認めた「ケンブリッジ宣言」が採択された。意識を形成する基盤となる神経回路をトップダウン式に遡れば「何らかの主体的な認識」ひいては「細胞の主体性」に行き着くという。細胞レベルにまで近くの世界へ導いてくれる。




9784788516595_20200120121401 実重 重実 著
生物に世界はどう見えるか
感覚と意識の階層進化

2019/12/01
ISBN 9784788516595
4-6判・224頁
定価 本体2400円+税

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2020年1月17日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第196号■

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2020年1月9日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第196号■

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◇トピックス
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本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 


〇書評・メディア


川上清文・髙井清子(編)『対人関係の発達心理学』の書評が、日本子育て学会「読書案内」に掲載されました。評者は繁多進先生。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-151def.html

 


鈴木七美 著『エイジングフレンドリー・コミュニティ』の書評が、図書新聞 2020年1月1日号に掲載されました。評者は小辻寿規氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-6e573c.html

 


松嶋秀明著『少年の「問題」/「問題」の少年』の書評が、図書新聞 2020年1月1日号に掲載されました。評者は稲垣応顕氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-558a7e.html

 


実重重実 著『生物に世界はどう見えるか』紹介記事が、土地改良新聞 2019/12/15 に掲載されました。実重先生によりすばらしい本書の紹介となっております。ご一読いただけたらさいわいです。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-7d8120.html

 

服部徹也著はじまりの漱石─『文学論』と初期創作の生成』が、2019年12月21日号「図書新聞」、19年下半期 読書アンケートにて、石原千秋氏、佐藤泉氏にご紹介いただきました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-4e59f0.html

 

以上掲載紙誌ご担当者様、ご書評くださいました先生がたに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

〇新曜社50周年企画、
平川祐弘 編 (祐は旧字)『森鴎外事典』が1月8日、配本いたしました。

 

〇新曜社ウェブマガジンがはじまりました。好評連載中
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

 

 

◇近刊情報
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1月下旬発売予定
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『さらに あたりまえを疑え!』
──臨床教育学 2
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b496832.html
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遠藤野ゆり・大塚 類 著
四六判並製200頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1665-6 C1037
分野=教育


これがあたりまえ、ふつう。でも見方を変えるとまったく違う世界が見えてくる! 好評の前著をさらにパワーアップして、若者たちに切実な新たなテーマを取り上げ、モノの見方・捉え方・感じ方そのものを問い直す。現実を広く・深く認識するための本。

*高校生・大学生の声をフィードバックして、前著をさらにパワーアップ!

著者 遠藤野ゆり(法政大学キャリアデザイン学部准教授)
   大塚類(東京大学大学院教育学研究科講師)!

関連書
『あたりまえを疑え!』

 


2月中旬発売予定
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『1968を編みなおす』
──社会運動史研究2 
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大野光明・小杉亮子・松井隆志 編
A5判並製232頁・本体2300円+税
ISBN 978-4-7885-1664-9  C1036
分野=社会学・現代史・社会問題


半世紀後の現在から1968を編みなおす特集。部落解放、美術運動、沖縄闘争、東大闘争を掘り起こし継承する。小特集(運動史とは何か批評)論文(シベリア抑留史)インタビュー(第1期情況編集長、指紋押捺拒否、社会運動アーカイブズ)書評4冊。


*嶋田美子、阿部小涼、小杉亮子、山本義隆、古賀暹ら諸氏ほか、60年代運動
家と若手研究者の寄稿と談話を満載


編者 大野光明(滋賀県立大学)  小杉亮子(京都大学)
   松井隆志(武蔵大学)


関連書
『運動史とは何か』(社会運動史研究 1)

 


2月中旬発売予定
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『「自分カメラ」の日本語 「観客カメラ」の英語』
──英文法のコアをつかむ
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熊谷高幸 著
四六判並製232頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1666-3 C1082
分野=英英文法、日本語論、言語学

 

なぜ英語は冠詞が必要なのか? なぜ単数と複数を区別するのか? 日本語と英語の本質的な違いを「世界を捉えるカメラ」の違いにたとえると、その根拠がみごとに説明できる。日本人には理解しがたい英語の文法がストンと腑に落ちる画期的な英語論!

著者 福井大学名誉教授


*具体例と丁寧なイラスト多数! 
*発達心理学にもとづく独自の視点で、日英の文法のちがいを読み解く!

 

熊谷高幸の本

「心の理論」テストはほんとうは何を測っているのか?

自閉症と感覚過敏

天才を生んだ孤独な少年期

タテ書きはことばの景色をつくる

日本語は映像的である

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◇奥付
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次回発行は2020年2月中旬を予定しております。

 

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2020年1月14日 (火)

書評 川瀬 慈 編著『あふりこ』 日本経済新聞 2020/1/11

川瀬 慈 編著『あふりこ』の書評が日本経済新聞、2020年1月11日付、に掲載されました。掲載ご担当者様にこころよりお礼申し上げます。

 



アフリカを研究対象にする人類学者5人の共著。だが本書は評論や研究書ではなく、おのおのがフィールドワークに根ざして記したフィクションだ。・・・・・・虚実のはざまに浮かぶ光景は「新たなアフリカの姿」だと編著者。アカデミズムの枠を超えた、形の力を堪能できる一冊だ。


9784788516540 川瀬 慈 編著『あふりこ』

2019/11/15
ISBN 9784788516540
4-6判・344頁 定価 本体2,400円+税

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2019年12月25日 (水)

書評 鈴木七美著『エイジングフレンドリー・コミュニティ 』@図書新聞 2020年1月1日号

鈴木七美 著エイジングフレンドリー・コミュニティ の書評が、
図書新聞 2020年1月1日号に掲載されました。評者は小辻寿規氏。掲載ご担当者様、書評くださいました先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

「高齢者にとって望ましい居場所づくりのヒントとなる書
―多くの人が知らなかった居場所の在り方を提起する」 小辻寿規氏・評

「高齢者の居場所」、日本において社会的孤立や孤独死等が問題視される今、「コミュニティ・カフェ」や「まちの縁がわ」などと呼ばれるものや「認知症カフェ」が増加している。独居高齢者が増加し、厚生労働省が地域の支え合いの重要性を唱える中で各自治体においてもその助成制度が充実してきている。

 ただ、そこまで充実してきた日本の高齢者の居場所が利用者である高齢者にとって望ましい環境であるかといえば、本当にそうであるか怪しい。高齢者の社会的孤立や孤独死を減らそうと考えて運営者たちは日々努力されているのだが、その思いは成就せず結局のところ活動を休止もしくは中止してしまう事例が後を絶たない。どうずれば、利用者にとって望ましい居場所になるのであろうか。そのヒントとなるのが本書である。これから高齢者の居場所づくりをはじめたいと考えた方や居場所づくりに疲れたと感じた方にぜひ手にとっていただきたい。

 本書は人類学者による研究書であり、これまでのエイジング研究をまとめたものになっている。・・・・・・

・・・・・・
・・・・・・
 現在の日本において、人は一つの場所に定住することは難しい。人生を考えた場合、進学や就職、結婚等のみではなく、高齢期においての移住も非常に多い。パートナーの死去に伴い一軒家からマンションに引っ越す人もいれば、介護が必要になった際に自らの子女宅やその近辺に引っ越す人もたくさんいる。生きるということは常に新たな関係性をつくっていくことともいえる。その際に必然的に様々なコミュニティに属していかなければならない。・・・・・・
・・・・・・現実は個性に合わせた場所が見つからず、皆が苦労している。本書が持つ意味は多くの人が知らなかった居場所の在り方を提起したことにある。これからの超高齢社会においてエイジングフレンドリー・コミュニティが着目されていくことになるだろう。その起点となったのが本書と後日いわれることになるのではないだろうか。

 

 

9784788516458_20191225123801 エイジングフレンドリー・コミュニティ

超高齢社会における人生最終章の暮らし方

鈴木 七美 著
2019/09/02
ISBN 978-4-7885-1645-8
四六判・256頁
定価 本体2,800円+税

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2019年12月24日 (火)

書評 松嶋秀明著『少年の「問題」/「問題」の少年』@図書新聞 2020年1月1日号

松嶋秀明著『少年の「問題」/「問題」の少年』の書評が、
図書新聞 2020年1月1日号に掲載されました。評者は稲垣応顕氏。
掲載誌ご担当者様、ご書評くださいました先生に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

「教師や大人に何ができるかを追い求める
―ナラティブアプローチによる実践研究」稲垣応顕氏 評

著者の非行少年を見つめる視点は柔らかく温かい。「レジリエンス」を「単に非行からの立ち直りではなく、少年自身が幸せに暮らしていけること」と捉え、ナラティブアプローチによる知見により教師や大人に何ができるかを追い求める。・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

そして終章である第7章では、総括として非行的な少年たちが幸せになることを目指したとき、我々教師また大人が非行少年との関係性の諸相を理解し直し、未来志向で関わることの大切さが考察されている。
本書は、その全体を通して「教育とは何か」を読者に問いかけてくる。一般論として、この問いに対しては「教え育てること」との解が用意されているように思われる。しかし、今、あえて「教」と「育」の漢字を離して考えてみる。すると、我々教師は「教える」ことにかなりのウェイトを置き、「育てる」という視点をどこかに置いてきてはいないだろうか。本書は、そのようなことを考えさせる本である。

 

 

 

 

9784788516427   少年の「問題」/「問題」の少年
 逸脱する少年が幸せになるということ

 松嶋 秀明 著
 2019/09/01
 ISBN 978-4-7885-1642-7
 四六判・228頁
 定価 本体2,300円+税

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2019年12月20日 (金)

書評 実重重実 著『生物に世界はどう見えるか』@土地改良新聞 2019/12/15

実重重実 著『生物に世界はどう見えるか』紹介記事が、土地改良新聞 2019/12/15 に掲載されました。実重先生によりすばらしい本書の紹介となっております。ご一読いただけたらさいわいです。

掲載誌ご担当者様に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。



近年における生物学の進展には、めざましいものがあります。自然界の様々な謎が次々と解き明かされてきました。私は、そうした最新の科学的知識を総動員して、微生物から、植物、カビ・キノコ、ミミズ、昆虫、魚、鳥そして哺乳類まで、生物界のあらゆる構成員にとって世界はどう見えているかということを描いてみました。

ミツバチは野原をあちこちに探索してから、どうやって一直線に巣に戻ってくるのでしょうか。それは、「経路積算」という能力に基づくものだということが分かってきました。しかもミツバチは、私たちに見えない偏光や地磁気を頼りにして内面に地図を描いているようなのです。

また、渡り鳥は、どうやって何千キロにも及ぶコースを間違えずに飛ぶことができるのでしょうか。これは頭の中に、生まれつき「どの方向に向かってどの時間だけ飛ぶか」ということがインプットされているのです。そして、鳥たちは、太陽コンパスに加えて、地磁気や低周波など私たちに分からない信号を利用して、間違えずに長距離の飛行をします。

魚たちの大群が群れごと一斉に旋回できるのははなぜなのか。植物はどうやって葉と根の間で連絡を取り合うのか。キノコはなぜ1日のうちに顔を出してくるのか。これらはすべて1つ1つの細胞が持つ、認識の力に基礎があります。

この本では、そうした生物界の様々な不思議を、感覚という視点から解き明かします。そして細胞レベルの「認識」が個体レベルで「感覚」となり、さらには私たちの持つ複雑な「意識」まで進化していく様子を、階層の発展として描きました。

私は農林水産省の行政官として仕事をする傍ら、発生生物学者・団まりな氏に師事して、団氏が提唱した階層生物学を20年近く学んできました。しかし、残念なことに、団まりな氏は、2014年に交通事故で他界されてしまいました。このため私がその志を継ぎたいと考え、5年がかりで本書を執筆したものです。

「意識」や「進化」ということに関心をお持ちの方には、面白いと保証します。そうでない方にとっても、自然界のさまざまな謎が目の前で解き明かされていき、やがてそれが1枚の大きな絵になっていく様は、面白い読み物と言えるのではないでしょうか。

専門用語は使わず、想像力を交えながら書いてみました。皆さん私と一緒に、生物たちの世界を楽しく探検しましょう。

(著者 實重重実)

 

 

9784788516595 生物に世界はどう見えるか
感覚と意識の階層進化

実重 重実 著
2019/12/01
ISBN 9784788516595
4-6・224ページ
定価 本体2,400円+税

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2019年12月18日 (水)

服部徹也著『はじまりの漱石』@「図書新聞」19年下半期 読書アンケート 

服部徹也著『はじまりの漱石―『文学論』と初期創作の生成』が、2019年12月21日号「図書新聞」、19年下半期 読書アンケートにて、石原千秋氏、佐藤泉氏にご紹介いただきました。先生方、掲載誌ご担当者のかたに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。



「漱石の『文学論』から初期の作品群を解明する試みはこれまでも多く試みられてきた。しかし、それには一点危ういところがあって、それは『文学論』が漱石の講義そのままでなく、のちにかなりの手を入れて刊行された点である。このタイムラグを、これまでおそるおそるしか言及されてこなかった学生の講義ノートを綿密に検討して解消して、初期の漱石文学と漱石の文学理論との関係を明らかにした。初期の作品群に後の漱石文学のモチーフが出そろっていることがよくわかる。・・・・・・」(石原千秋氏 評)

 

「漱石自身が「未成市街の廃墟のようなもの」と呼んだ『文学論』を生成過程につき戻し新たな生を与えることに成功」(佐藤泉氏 評)



石原先生はほか小倉脩三著『漱石の文学理論』(翰林書房)、加藤夢三著『合理的なものの詩学』(ひつじ書房)を挙げられております。

佐藤先生はほか森口豁著『紙ハブと呼ばれた男』(彩流社)、ディシュネ・ワディウェル著『現代思想からの動物論』(人文書院)、柿木伸之著『ヴァルター・ベンヤミン』(岩波新書)を挙げられております

9784788516434_20191218112701 『はじまりの漱石 』
『文学論』と初期創作の生成

服部 徹也 著
2019/09/06
ISBN 9784788516434
A5・400ページ
本体4,600円+税

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2019年11月19日 (火)

書評 川上清文・髙井清子(編)『対人関係の発達心理学』@日本子育て学会「読書案内」

川上清文・髙井清子(編)『対人関係の発達心理学』の書評が、日本子育て学会「読書案内」に掲載されました。評者は繁多進先生。書評された先生、掲載サイトご担当者さまには深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

比較行動学に精通した執筆者も多く、チンパンジーとの比較なども非常に面白いのですが、なによりも本書の特徴は、発達心理学の専門書でありながら、子どもの姿がありありと浮かんでくるということです。読みながら自分が保育園で子どもと接しているような錯覚さえおぼえます。「子どもの心をもっと知りたい」と思わせられる好著ですので、子どもとかかわっているすべての方々にご一読をお勧めします。

>>>>>日本子育て学会 「読書案内へ」(書評記事全文読めます)

 

9784788516465 対人関係の発達心理学
子どもたちの世界に近づく、とらえる

川上 清文・高井 清子 編
岸本 健・宮津寿美香・川上文人・中山博子・久保田桂子 著
2019/09/17
ISBN 9784788516465
A5判・144頁
定価 本体1,800円+税

 

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2019年11月18日 (月)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第195号■

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2019年11月15日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第195号■

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◇トピックス
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〇書評・メディア

・鈴木登美ほか編『検閲・メディア・文学』が、2019年10月27日、朝日新聞読書「ひもとく 検閲」にてとりあげられました。評者は志田陽子氏。

「この数ヶ月、「検閲」という言葉がメディアをにぎわした。8月初旬、「あいちトリエンナーレ2019」の一企画「表現の不自由展・その後」が中止されたことについて、検閲ではないかとの声が多方面から上がったためである。私たちの言論環境について、疑問や不安を感じさせる出来事が増えている。・・・・・・
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-936e08.html

 


・榊原賢二郎編著『障害社会学という視座』が、
2019年11月8日付「週刊読書人」に掲載されました。評者は好井裕明氏。

読書人ウェブ(全文読めます)
https://dokushojin.com/article.html?i=6182

 

・服部徹也著はじまりの漱石─『文学論』と初期創作の生成』の書評が、2019年11月9日号「図書新聞」に掲載されました。評者は中山弘明氏。

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-c6f8cb.html

 


・船越明子著『ひきこもり』が、
2019年11月3日「しんぶん赤旗」にて取り上げられました。評者は横湯園子氏。「ひきこもりは病名ではなく、「自宅にこもって社会参加しない状態が6カ月以上持続しており、精神障害がその第一原因と考えにくいもの」と定義されています。子どもの場合、不登校とよばれます。

日本で初めて、児童精神科病棟児対象の学級ができたのが1965年。その後も不登校は増え続け、精神科医の斉藤環氏の『社会的引きこもり』(1998年)以降、ひきこもりが通称になります。


・・・・・・船越明子著『ひきこもり』は、子どものひきこもりに直面した親の心理に寄り添い、「何がなんだかわからない」段階から「子どものつらさを理解する」「ありのままを受け入れる」「人生に新しい価値を見出す」というステップを実例で示し、親の変化を助ける支援策を紹介します」


○重版
重版までに間が空いてしまい、品切れかと思われているかもしれない一冊、ご紹介です。

江森一郎 著『体罰の社会史 新装版』
四六判並製288頁・本体2400円(税別)
ISBN 978-4-7885-1335-8 C1021
分野=教育・社会問題・歴史

こちらで復刊時にお寄せいただいた、広田照幸先生の推薦のことばをお読みいただけます。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-7805.html

 

 

◇近刊情報
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11月上旬発売予定
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塚田みちる・岡本依子・菅野幸恵 著
『エピソードで学ぶ保育のための心理学』
──子ども理解のまなざし
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A5判並製248頁・本体2100円+税別
ISBN 978-4-7885-1656-4 C1011
ジャンル=発達心理学・保育

保育者を目指す学生が乳幼児期の子ども理解を深め、その支援を生き生きと学べるよう、具体的エピソードと発達心理学の知見を交互に配してわかりやすく解説。新しい保育者養成の教育過程に対応し、保育士資格における指定科目のテキストとして最適。


著者プロフィール
塚田みちる(神戸女子短期大学准教授)
岡本依子(立正大学教授)
菅野幸恵(青山学院女子短期大学教授)


*大好評『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学』
『エピソードで学ぶ赤ちゃんの発達と子育て』に続く、「エピソードで学ぶ」シリーズ第3弾!

 


11月下旬発売予定
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実重重実 著
『生物に世界はどう見えるか』
──感覚と意識の階層進化
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四六判並製並製224頁・本体2400円+税別
ISBN 978-4-7885-1659-5 C1045
ジャンル=生物・科学


細菌から植物、カビ、動物まで、あらゆる生物は感覚を持ち、世界を認識している。それはどんな世界だろうか。私たちの意識は、そこからどのような過程を経て生まれてきたのだろうか。最新の知見に基づきつつ想像力も駆使して生物の中に潜り込む探索行。


著者プロフィール
元・農林水産省農村振興局長
現全国山村振興連盟常務理事兼事務局長


*農林水産省で幅広く動植物に関わった経験と発生生物学研究の融合から生まれた書!

 


12月上旬発売予定
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平川祐弘 編 (祐は旧字)
『森鷗外事典』

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A5判上製752頁・予価12000円+税別
ISBN 978-4-7885-1658-8 C1090
ジャンル=文学


陸軍軍医として最高地位にまで上り詰めながら、文学者としても漱石とともに近代日本文学の双璧といわれてきた森鷗外。しかし不思議なことに、まだ本格的な文学事典がなかった。本書は、鷗外の全貌と魅力を現代の読者に生き生きと伝えるものです。


編者プロフィール
東京大学名誉教授


*国文学者のみならず、比較文学者、医者などが参加する、初めての学術的鷗外文学事典。

*鷗外の医学者・自然科学者としての側面をも積極的に照射する。

*項目数338

*執筆者41人、執筆者は平川祐弘ほか嵐山光三郎、大島真木、金子幸代、古田島洋介、西澤光義、島内裕子、清田文武、清水孝純、秦郁彦、山崎一穎、森まゆみなど諸氏。

 

 

 

12月中旬発売予定
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山 愛美 著
『村上春樹、方法としての小説』
――記憶の古層へ


『村上春樹、その創作の秘密』(仮題)
─「物語」の力とはどういうものか?
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四六判並製244頁・本体2600円+税別
ISBN 978-4-7885-1657-1 C1090
ジャンル=臨床心理学・思想・文学


村上春樹は、小説という枠組みの中で自らの心の深みに下降し、「物語」が自発的に語り始める場を作り出す。そういった創作過程をともに体験する読み方を心理臨床の立場から提示し、なぜ村上の作品が多くの人を力づけ、惹きつけ続けているのかを探る。


※国や文化、民族を超えて読まれているのはなぜか?
※村上春樹を読み直したくなる一冊!


編者プロフィール
京都先端科学大学人文学部心理学科教授


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◇奥付
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次回発行は2019年12月上旬を予定しております。

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«服部徹也著『はじまりの漱石』書評掲載 2019年11月9日号「図書新聞」