カテゴリー「新刊案内」の記事

2018年1月10日 (水)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第177号■

2018年1月11日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第177号■
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◇トピックス
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イベントのお知らせ

『ボウイ その生と死に』
(新曜社) 刊行記念
「変化する<無>──語られざるDAVID BOWIEを語る夜」
田中 純 × 千木良悠子 × 祖父江慎さん トークイベント

2018年1月20日 (土) 18時~
イベント詳細とお申込みは下記サイトまで
http://www.aoyamabc.jp/event/davidbowie/


フェアのお知らせ
●心理学書販売研究会フェア@紀伊國屋書店新宿本店
「心理学書、この1冊  ─ 2017年 今年の収穫─」
2017年に刊行され、書評・紹介された書籍、重版された書籍など、
話題になった心理学書をおすすめいたします。
期間 ─2018年1月31日まで
場所 紀伊國屋書店新宿本店3階心理学書売場フェア台
http://shinpanken.blogspot.jp/2017/12/blog-post.html
書評など


●L.フロリディ著『第四の革命』

年始早々、好評発売中のL.フロリディ著『第四の革命』が、2018年1月4日付日本経済新聞特集記事「1989年からの視線 5」に取り上げられました
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/201814-ea82.html
「篠原裕幸さん(34)は仮想通貨などを支える技術ブロックチェーン事業を手掛ける「シビラ」(大阪市)の最高執行責任者。2017年、感銘を受けた一冊はイタリアの思想家ルチアーノ・フロディティの『第四の革命』だ。先端分野の経営者らしくIT(情報技術)革命後の社会を論じた科学哲学の本を挙げた。「最先端を行く人がいいと言うものを仕入れる」のが流儀。『第四の革命』はビジネスで出会った国内外の経営者たちがツイッターやフェイスブック(FB)で評価していた......」。
ご紹介いただいた篠原氏、記事ご担当者の方にお礼申し上げます。ありがとうございました。(2018/1/5)



●岡本浩一著 『社会心理学ショートショート』

が、2017年12月29日付・朝日新聞「天声人語」に登場いたしました。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2018/01/post-d052.html
「社会心理学の本を読んでいて「責任感の拡散」という言葉を目にした。衆人環視のなかで、誰からも止められないまま犯罪が行われる。通報すらなされずに。そんな自体が時折起きるのを説明する概念である」「どうも人間は、「自分がしなくても誰かが手を貸すだろう」と考えがちな生き物らしい。人が大勢いるかも何もしないのではなく、人が大勢いるから何もしない、という見方である」
掲載当日はツイッター上で
https://twitter.com/shin_yo_sha/status/946678356870799360
かようなことをつぶやきましたが、年明けより、多くの注文をいただいております。あらためて「天声人語」さまに感謝を申し上げます。

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◇近刊情報
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1月下旬発売予定
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『ポケモンGOからの問い』
── ヴァーチャルなものに侵食される世界
    拡張される世界のリアリティ
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神田孝治・遠藤英樹・松本健太郎 編
A5判並製・256頁・予価2800円+税
                       定価2600円
ISBN 978-4-7885-1559-8  C1036
分野=社会問題・ゲーム・社会学

ポケモンGOを「社会学」する!
昨年リリースされると熱狂的なブームになり、多くの話題を提供してきた「ポケモンGO」。「歩きスマホ」の事故や警告もあり、沈静化したようにも見えますが、根強い人気を保っています。本書は「ポケモンGO」を社会現象に終わらせず、学問的に受け止めて、応答しようとするものです。社会学、ゲーム論、メディア論、観光学、宗教学などの18人の著者たちが、その問いかけに真摯に応えます。「聖地」の形成メカニズム、ゲームを巡る虚構と現実、デジタル地図と身体移動、ゲームを利用した地域振興などが、具体的な実践とフィールドワークを通して語られています。観光地化の問題でも、地元と若者たちの新しい共同性が見え、希望が膨らみます。鈴木謙介氏へのインタビューも収録。



1月下旬発売予定
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『ラディカル・ルーマン』
──必然性の哲学から偶有性の理論へ
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ハンス=ゲオルク・メラー 著/吉澤夏子 訳
四六判上製・256頁・予価3200円+税
ISBN 978-4-7885-1553-6  C1030
分野==社会学・哲学・現代思想

よくわかる「ルーマン入門」!
ルーマンは現在もっとも難解な著作を書いた思想家とみられています。彼の思想を理解するのは容易ではありませんが、著者は、ルーマン思想の核心をラディカリズムと喝破し、その思想を巧みな比喩やシニカルなユーモアを交えながら明快に語ります。知の体系の確立者ヘーゲルと対比しながら、ヘーゲルが宗教という偶有的なものを「必然性の哲学」によって止揚したとするなら、ルーマンはヘーゲルを「偶有性の理論」で止揚したと、思想史的独自性を明らかにします。また、ルーマンが混迷の時代に有効である理由を、システム論的な「偶有性の思想」に求めます。民主主義についても、そのイデオロギー性を知らないと危険だと指摘します。あまりに明瞭すぎるルーマン像に専門家からは反発が出そうな、しかしなるほどと思わされる、知的刺戟にみちた「ルーマン入門」です。



1月下旬発売予定
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『アクションリサーチ・イン・アクション』
──共同当事者・時間・データ
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矢守克也 著
A5判上製・248頁・本体2800円+税
ISBN 978-4-7885-1556-7 C1011
分野=心理学・社会学

好評既刊書の続編
2010年の刊行以来、幅広く支持されている入門書『アクションリサーチ─実践する人間科学』の続刊です。アクションリサーチとは、何らかの社会的問題に直面する研究者と当事者が、その解決や改善を共に為す社会実践です。前作を踏まえつつ、より生産的で的を得た実践へとアクションリサーチ自体をベターメントするために、新たな論点─「共同当事者」「時間」「データ」─を取り上げて考察。ロジックをさらに洗練、発展、深化させました。人間科学や社会科学の研究者必携の一冊です。

関連書 好評発売中
A5判288頁・定価:本体2900円+税
発売日 2010.06.25 ISBN 978-4-7885-1203-0



2月下旬発売予定
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『血縁幻想と日本人のアイデンティティ』(仮)
──養子縁組から見る家族社会学
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野辺陽子 著
A5判上製・384頁・本体4500円+税
ISBN 978-4-7885-1558-1 C1036
分野=社会学

果たして日本人は〈血縁〉を重視するのか、しないのか?
現在、家族・親子関係の形成の上で、「血縁」が重要な論点のひとつになっています。産んだ母が専業で子どもを育てるという「近代家族」の限界が指摘され、「家族を超える子育て」「血縁を超えて」というフレーズが盛んに喧伝される一方、不妊治療の拡大や養子縁組の停滞を根拠に、人々はますます「血縁」を重視するようになっているという指摘もあります。本書では、「日本人は血縁を重視する」という巷の議論、「血縁を重視しない」という社会学・人類学での議論を整理するとともに、当事者たちの声を多数紹介し「血縁」がどんな場面でどのような意味で使用されるのかというリアリティに迫ることで、これまでの議論を解きほぐします。日本の「血縁」をめぐる家族・親子像から、私たちのアイデンティティをも照射する、画期的な家族社会学の誕生です。



2月上旬発売予定
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『エッジ・オブ・リバーズ・エッジ』
──
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最果タヒ・滝口悠生・大島智子・西島大介・
小沢健二・二階堂ふみ・玉城ティナ他著
四六判上製・196頁予定・予価2000円+税
ISBN 978-4-7885-1557-4 C0079
分野=文芸・エッセイ・コミック

岡崎京子『リバーズ・エッジ』へのオマージュ 永久保存版
一九九六年の交通事故以降、長い休筆生活を余儀なくされている漫画家・岡崎京子の最高傑作『リバーズ・エッジ』は、刊行から20年を経た今も、幅広い分野・世代のクリエイターと読者たちを、深く鋭く魅了してやみません。二階堂ふみ主演の映画も二〇一八年二月、いよいよ全国公開となります。本書は10代から60代までの優れたクリエイターたちが、詩、エッセイ、イラスト、美術、評論と、様々なかたちでその魅力と謎に迫るファン必携の永久保存版です。他の執筆者は辻村深月、浅野いにお、池田エライザ、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、佐々木敦、環ROY、Chim↑Pomエリイ、長島有里枝、奈良美智、ブレイディみかこ、韓東賢、山内マリコら総勢25名。巻末に今注目のwaltz・角田太郎による映画全シーンへのサウンドトラックリスト、そして岡崎京子さんの最新情報も。

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奥付
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FAX 03(3239)2958
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次回発行は2018年2月中を予定しております。

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2017年12月14日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第176号■

2017年12月12日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第176号■
 
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◇トピックス
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書評
 
『ワードマップ心の哲学』

の書評が、11月25日付 週刊読書人に掲載されました。評者は井原 裕氏。井原 裕先生ありがとうございました。また掲載紙ご担当者さま、ありがとうございました。
「専門哲学者と個別科学者との相互交流の場に 心の哲学に関する最良の入門書」
本書はキーワードの概説を通して「心の哲学(Philosophy of Mind)」の到達点を示そうとしたものである。執筆者は、斯学の本邦を代表する哲学者を編者として、そこに気鋭の論者が参入し、少数の医師も加わっている。......
 
 
『ドーピングの哲学──タブー視からの脱却』
ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル 編  橋本一径 訳
の書評が、12月3日付 讀賣新聞に掲載されました。評者は納富信留氏。納富先生ありがとうございました。
 
 本当に悪者なのか?
……フランスの哲学、スポーツ科学、医学などの専門家12人の徹底した議論は、私たちが当たり前のように悪者扱いしてきたドーピングの禁止が、現状と理論の両面で矛盾に満ちたものであることを示す。東京オリンピック・パラリンクを前にした私たちが真剣に考えるべき今日的課題がここにある。まずは現状を認識し、タブー視や偏見から脱却した議論が必要である……
 
 
ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル 編 橋本一径 訳
の書評が、11月16日付 日本経済新聞に掲載されました。評者はスポーツライターの藤島大氏。藤島さんありがとうございました。ほか2点『プロ野球のお金と契約』(大家友和著、ポプラ新書)、『クレージー・ランニング』(高部雨市著、現代書館)とともにお取りあげいただいております。
 
フェアのお知らせ
●心理学書販売研究会フェア@紀伊國屋書店新宿本店
「心理学書、この1冊  ─ 2017年 今年の収穫─」
2017年に刊行され、書評・紹介された書籍、重版された書籍など、
話題になった心理学書をおすすめいたします。
期間 ─2018年1月31日まで
場所 紀伊國屋書店新宿本店3階心理学書売場フェア台
https://twitter.com/shin_yo_sha/status/940089435730862081
 
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◇近刊情報
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12月下旬発売予定
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『ボウイ』
──その生と死に

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サイモン・クリッチリー 著 / 田中純 訳
四六変型並製256頁・本体2000円+税
ISBN 978-4-7885-1554-3 C0010
分野=思想・芸術・音楽
 
帯文=坂本龍一氏
扉写真=鋤田正義氏
ブックデザイン=祖父江慎氏
 
私たちは行かせなければならない、ボウイを、死へ、そして生へと。
 
1972年のイングランド。平凡で、少し疎外され、退屈していた12歳の少年サイモンは、母とともに、「スターマン/エイリアン」デビット・ボウイと衝撃的な出会いを果たします。そこから40年余、事故による記憶の損傷体験を経、母そしてボウイの相次ぐ死を迎えるまで、サイモンの傍らには、ボウイの音楽があり続けました──それは特別な「アート」であり、人生をサヴァイヴするために不可欠な「思想」であり、厳しく、優しく、そして親密な何か、でした。本書は、国際的な哲学者となった著者=サイモンが、ボウイの表現世界の核心にあったメッセージのすべてを改めて呼びおこしていきます。その死から2年、名訳を得て、ファン待望の、唯一無二の存在への深い愛(=あこがれ)に満ちた鎮魂の書です。著者による日本語版へのメッセージと、訳者作成の全105曲からなるサウンドトラックリスト(Spotify)付。
 
 
 
 
1月中旬発売予定
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『虐待が脳を変える』
──脳科学者からのメッセージ

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友田明美・藤澤玲子著
四六判並製208頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1545-1 C1047
分野=子育て・児童精神医学
科学が語る事実
 
友田医師が初めて児童虐待の事例に出会ったのは、30年近くも前、救命救急センターで当直していた夜、3歳の男の子が瀕死の状態で運ばれてきたときでした。男の子は、頭部打撲で頭蓋内出血しており、身体には、無数のタバコの火傷跡や傷がありました。その後、虐待された人たちのこころのケアに取り組むと共に、虐待が脳に与える影響を研究してきた友田医師は、虐待が脳を変えてしまうという事実を多くの人に伝え、虐待の恐ろしさを知ってもらうことを使命と考え、研究のかたわら、講演や専門書、新書の出版を通して、啓蒙活動を続けてきました。しかし脳科学の話を、理論やデータを省略せずに一般の人びとにもわかりやすく伝えるのは難しいことです。そこで本書は、友田医師の研究室で働く共著者の藤澤がライターとなり、二人が緊密に議論しながら書かれました。共に子を持つ母親として親の気持ちにも寄り添いながら、科学に興味を持つ人の知的関心にも応える一書です。
 
 
 
 
1月中旬発売予定
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『アメリカ創価学会における異体同心』
──二段階の現地化
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川端亮・稲場圭信 著
四六判並製・232頁・予価1600円+税
ISBN 978-4-7885-1552-9 C1036
分野=宗教・社会学
布教過程と組織の変化
既刊『アメリカ創価学会〈SGI-USA〉の55年』の続巻です。グローバリズムと民族主義が激しく対立し、さまざまな領域で価値の亀裂が露呈している混迷の時代、世界192ヵ国・地域に展開するSGIの活動と行方は、宗教の今日的意味を考える上で大きな示唆を与えてくれます。日本と異なるアメリカ合衆国の社会的背景のなかで、SGI─USAのメンバーは、なぜ・どのように・何を願って、信仰を続けているのか、組織は現地に沿って、どのように推移したか、布教において聖典はいかに翻訳されていったか──詳細な現地調査とインタビューにもとづく、読みものとしても興味深い報告です。
 
関連書 好評発売中
四六判上製272頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1543-7 C1036
分野=宗教・社会学
 
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1543-7.htm
 
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次回発行は2017年12月末を予定しております。

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2017年11月 7日 (火)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第175号■

2017年10月30日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第175号■
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◇トピックス
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フェアのお知らせ
 
●心理学書販売研究会協賛・丸善広島店様フェアのご案内
「人と社会 関わりの心理学ー国家試験<公認心理師>に向けてー」
会員12社の基本書・話題書・新刊が一挙に展示・販売されています!
ぜひ、足を運びくださいますようお願いいたします。

【場所・期間】10/2(月)~11/30(木)丸善広島店7階新刊話題書コーナー
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◇近刊情報
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11月中旬発売予定
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『アイデンティティ』
──青年と危機
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エリク・H・エリクソン 著/中島由恵 訳
四六判並製464頁・本体3300円+税
ISBN 978-4-7885-1549-9 C1011
分野=心理学・精神分析
 
読み継がれる名著の完全新訳!
 
本書は一九六八年に出版され、最初の邦訳が一九六九年に刊行されました。以来、世界で、日本で読み継がれ、アイデンティティの概念は心理学の世界を超えて、私たちの人間理解に深く、大きな影響を与えてきました。その影響が今日でも大きいことは、他社からも近年、エリクソンの本の新訳が刊行されていることからもわかります。その背景には、エリクソンの概念が普及するにつれてあまりに単純化され、本来のエリクソンの思考の複雑さ、深さが失われてしまっていることがあります。しかし原典を読むと、エリクソンが古びるどころか、今日の私たちにとっても本質的な問いを提示しており、正に人間探求の古典の一冊であることがよくわかります。今回の新訳は、原著に忠実に一から訳し直し、かつ読みやすい日本語になっています。初めてエリクソンを読む人にも、改めて読み直したい人にも、まず手にとっていただきたい、エリクソンの思想の神髄に触れる一冊です。
 
 
11月中旬発売予定
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『新しい自然主義心理学』 (仮)
──自然法則に従う人間モデルからの出発
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三ヶ尻 陽一 著
四六判並製168頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1548-2 C1011
分野=心理学
 
コンピュータになぞらえた理解から自然の論理へ
 
生き物の中で、人は特別な存在でしょうか。圧倒的に繁栄し、大都市で生活していると自分自身が生き物であることさえ忘れてしまいそうです。しかし21世紀の科学は、人の営みも自然界と同じ法則に従っていることを次々と明らかにしています。心理学、特に認知心理学は、人の心の働きをコンピュータになぞらえて理解しようとしてきました。しかし心理学的な現象も自然の現象であり、コンピュータなどの人工物の論理とは異なるメカニズムやダイナミクスで活動しています。人は「知らない」ことを恐れるので、未知の物事をよく見知った人工物になぞらえることで理解しようとしますが、そのような思考は、人の本質に対する理解を誤った方向に誘導しているおそれがあります。本書は、頭の中で起こっている自然現象を根底に据えた1つのモデルを提示し、それがどのように多くの心理現象を説明するか、わかりやすく解説しました。心理学に新しいパラダイムをもたらす挑戦の書です。
 
 
10月下旬発売予定
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『新社会学研究 第2号』
──
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三浦耕吉郎・小川博司・樫田美雄・栗田宣義・好井裕明 編
A5判並製224頁・予価1900円+税
ISBN 978-4-7885-1496-6 C3036
分野=社会学・社会問題
 
映画と生活者を社会学する
 
「市民社会における不幸に係わる自己認識の科学」たる社会学本来の姿に立ち戻り批判と提言を目指す学術誌が第2号を迎えました。特集「映画を読み解く社会学」では、ポストヒューマン時代の恋愛、女同士の親密性の可能性、70年代と現代の核のリアリティ、ポスト震災20年の想像力、別離物語における愛の提示、原爆映画の社会学が論じられ、公募特集「生活者の社会学」では、サバイバルゲーマー、台湾人日本文化愛好家、戦災復興時の市民、市場原理主義を負わされる女性といった多様な生活者に迫ります。看取り・映画・音楽・ファッション・ビデオ調査・社会学者・査読などを論じる連載9篇も所収し、ますます広がりを示す本誌にご注目ください。
 
 
 
10月下旬発売予定
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『質的データの分析』
──SAGE質的研究キット6
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グラハム ・R・ギブズ 著
砂上史子・一柳智紀・一柳 梢 訳
A5判並製280頁・本体2900円+税
ISBN 978-4-7885-1551-2 C1011
分野=心理学・質的研究
 
分析の神髄に迫る!
 
収集した多種多様なデータをどのように分析すればよりよい研究につながるのか、データの準備のしかた、トランスクリプションの作成、コーディングとカテゴリー化から比較分析まで、さまざまな具体的手法を理論的背景とともに丁寧に解説。また、一連の分析を支援する代表的なソフトウェア3種を取り上げ、最新のバージョンをもとにそれぞれの特徴と使い方のコツのみならず、分析に与える影響にも言及しています。より良質で意義深い分析をめざす研究者に多くの実践的情報をもたらすだけでなく、分析の質を問う倫理的問題にも踏み込んだ、質的データ分析の神髄に迫る決定版です。
 
 
 
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2017年10月12日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第174号■

2017年10月12日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第174号■

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◇トピックス
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書評/紹介

●「国民精神」の形成と身体化の過程を複合的、多角的に検討し論証
森 正人著『展示される大和魂──〈国民精神〉の系譜』の
書評が、2017年10月7日号「図書新聞」に掲載されました。評者は小野正章氏。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/2017107-238e.html


●アイコンで自己守る─
日本記号学会 編 『 「美少女」の記号論 セミオトポス12──アンリアル
な存在のリアリティ』が共同通信配信、新潟日報、東奥日報、長崎新聞ほか
「気になる一冊」欄にて紹介されました(9月24日-)。

http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-4c8f.html


フェアのお知らせ

●心理学書販売研究会&丸善雄松堂、丸善丸の内本店フェア
心理学に何ができるか
 国家資格〈公認心理師〉時代の到来

2017年より施行される「公認心理師」という、心理の国家資格の法制化によ
り、心理職の仕事の状況は大きく変わっていくことが予想されます。このよ
うな状況をふまえて、心理学のこれからを考える基本書・ロングセラー、そ
して新刊をとりそろえたフェアを企画しました。

開催場所 丸善丸の内本店 3F ミュージアムゾーン
期間:9/1(金)~10/31(火)
住所:〒100-8203 東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1F~4F
電話番号:03-5288-8881
営業時間:9:00~21:00
定休日:なし


●心理学書販売研究会協賛・丸善広島店様フェアのご案内 

「人と社会 関わりの心理学ー国家試験<公認心理師>に向けてー」
会員12社の基本書・話題書・新刊が一挙に展示・販売されています!
ぜひ、足を運びくださいますようお願いいたします。
【場所・期間】10/2(月)~11/30(木)丸善広島店7階新刊話題書コーナー

http://shinpanken.blogspot.jp/2017/10/blog-post.html?spref=tw
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◇近刊情報
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10月中旬発売予定
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『現代存在論講義 2』
──物質的対象・種・虚構
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倉田 剛 著  
A5判並製192頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1544-4 C1010
分野=哲学・思想


存在論の豊饒な沃野への招待

論理学を武器として?存在?の謎を解明する、現代存在論の本格入門書、待
望の第2弾です。学生と教員との対話のかたちで存在論の基礎を明晰に論じ
て好評を博した1巻に続き、2巻は4つの主題を論じる各論編。目の前にあ
る机のような「中間サイズの物質的対象」、生物・物質・人工物の「種」、
現実世界と事物のあり方が異なる「可能世界」、そして小説のキャラクター
といった「虚構的対象」について、現代哲学はどのように把握するのでしょ
うか。より身近な対象へと問いを広げた本書は、さらに読者の哲学的探究心
を揺する1冊です。著者は九州大学文学部准教授。


『現代存在論講義 1』ファンダメンタルズ
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1518-5.htm




10月中旬発売予定
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『社会秩序の起源』(仮)
──「なる」ことの論理
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桜井 洋 著 
A5判上製552頁・予価6200円+税
ISBN 978-4-7885-1547-5  C3036
分野=社会学・哲学思想・複雑性科学


複雑系で解く心と社会

社会秩序はどのように発生し、維持され、ゆらぐのか。個人と社会の関係を
どのように理解するのか。本書は現象学と複雑性科学を援用してこの普遍的
な問いを探求します。本書の特徴は、欧米の「する」論理=主体概念を脱し
て、日本語ではなじみ深い「なる」ことの論理を定式化し、心と社会の成り
立ちを他言語・多領域から理解可能な形に読み解くことにあります。エルゴ
ード、アトラクタなど力学系の諸概念を大胆に社会系に応用し、場・思いの
ダイナミクス・「好き」・カオス的遍歴などの魅力的なキーワードから心と
社会の秩序原理を探求するにとどまらず、アイヒマン裁判など戦争責任の追
及を題材に責任の論理、倫理への問いに迫ります。破格でエキサイティング
な理論社会学の野心作といえます。著者は早稲田大学国際教養学部教授。





10月下旬発売予定
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『ドーピングの哲学』(仮)
──近代競技スポーツの構造的考察
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ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル 編
橋本一径 訳
四六判上製320頁・予価3200円+税  
ISBN 978-4-7885-1546-8  C1075
分野=哲学思想・社会学・スポーツ


東京オリンピックを前にぜひ読んで欲しい本!

東京オリンピックを三年後に控えて、日本のアスリート界も盛り上がりつつ
あるようですが、それを脅かすのがドーピング問題。ソ連陸上界の国家ぐる
みの疑惑は記憶に新しいところです。本書は、ドーピングの根拠とされる
「健康に害がある」「不公平性(スポーツ精神にもとる)」のいい加減さ・
根拠のなさから始めて、パフォーマンス向上を目指す近代スポーツにはドー
ピングは必然的と喝破し、その本質的関係を明らかにします。たとえばヴィ
クトリア時代の英国では、トレーニングは「ずる(不公平)」として禁止さ
れていました。まさにトレーニングはドーピングだったのです。現代の過剰
トレーニングによる不健康化にも多くの示唆を与えます。その他多くの「不
祥事」「メダル剥奪事件」などを例に、まるで選手を犯罪者扱いするドーピ
ング撲滅運動の非人間性を暴き、スポーツと人間のありうべき姿からの「対
処法」を提案します。




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2017年9月14日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第173号■

2017年9月11日発行 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第173号■ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◇トピックス
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書評/紹介

●武岡 暢 著『生き延びる都市──新宿歌舞伎町の社会学』の書評が、2017年9月9日付「図書新聞」に掲載されました。評者は山本薫子先生。 「日本で最も知られている歓楽街・歌舞伎町の商店街振興組合、不動案オーナー、風俗産業関係者。路上の「キャッチ」「客引き」らに対する社会調査の分析をまとめた新進気鋭の社会学者の書」

http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/201799-6a49.html


フェアのお知らせ

●心理学書販売研究会&丸善雄松堂、丸善丸の内本店フェア
心理学に何ができるか 国家資格〈公認心理師〉時代の到来

2017年より施行される「公認心理師」という、心理の国家資格の法制化により、心理職の仕事の状況は大きく変わっていくことが予想されます。このような状況をふまえて、心理学のこれからを考える基本書・ロングセラー、そして新刊をとりそろえたフェアを企画しました。

開催場所 丸善丸の内本店 3F ミュージアムゾーン
期間:9/1(金)~10/31(火)
住所:〒100-8203 東京都千代田区丸の内1-6-4 丸の内オアゾ1F~4F
電話番号:03-5288-8881
営業時間:9:00~21:00
定休日:なし
詳細は →
http://shinpanken.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html


●紀伊國屋書店新宿本店 3階にて開催しております、
『ワードマップ 現代現象学』刊行記念ブックフェア、好評です。
フェア会場限定で配布しております、36頁のブックレット、重版いたしました。

開催期間: 2017年9月30日まで
開催会場: 紀伊國屋書店新宿本店 3階 哲学思想書エンド台
選書と解説:   植村玄輝、八重樫 徹、吉川 孝、富山 豊、森 功次、村田憲郎、小手川正 二郎、   佐藤 駿、武内 大、宮原克典、新川拓哉、池田 喬、前田泰樹、葛谷 潤
企 画 : 酒井泰斗(ルーマン・フォーラム)
協 力 : 新曜社
詳細は→ http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-47d5.html

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◇近刊情報
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9月下旬発売
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『統計学のキホンQ&A 100』
──いまさら聞けない疑問に答える
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ニール・J・サルキンド 著
山田剛史・杉澤武俊・寺尾敦・村井潤一郎 訳
A5判並製196頁・予価1900円+税
ISBN 978-4-7885-1541-3 C1011
分野=心理学・研究法


理解することをあきらめる前に!

ビッグデータを持ち出すまでもなく、統計学への関心が高まっているものの、いざ学ぶとなるとつまづいたりあきらめかけたり・・・。本書は、『心理学研究法のキホンQ&A100』の著者が「平均値とは?」「なぜ確率が重要?」など、初心者の誰もが抱く100の疑問に一問一答形式で解説した入門書です。各疑問は1~2頁にまとめられエクセルの分析ツールで実習しながら理解を深めることができるトピックも。統計学を分かりやすく教えたい教師、データ分析に携わる社会人にも最適!

関連書
『心理学研究法のキホンQ&A 100──いまさら聞けない疑問に答える』
ニール・J・サルキンド 著 畑中美穂 訳
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1524-6.htm

9月下旬発売
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『社会心理学・再入門』
──ブレークスルーを生んだ12の研究
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J.スミス、S.ハスラム 編 樋口匡貴・藤島喜嗣 監訳
A5判並製288頁・予価2900円+税
ISBN  978-4-7885-1539-0 C1011
分野=社会心理学

人間の本質に迫る古典的研究を精選!

「スタンフォード監獄実験」など、今日でも私たちの人間理解に大きな影響を与え続けている社会心理学の古典的研究は、多くの教科書に取り上げられ、広く知られている一方で、近年、それらの研究の再現可能性や倫理的な問題が議論されています。本書は、こうした重要な研究が生まれた社会的背景や研究の実際、その後の批判と展開、社会に与えたインパクトまで、詳しく、誰でも興味深く読めるよう解説しています。普通の教科書では学べない、社会心理学研究の価値と魅力を改めて発見する、再入門への誘いの書です。

関連書
『発達心理学・再入門』
アラン・M・スレーター、ポール・C・クイン 編 加藤弘通・川田学・伊藤崇 監訳 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1521-5.htm




9月下旬発売
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『大ヒットアニメで語る心理学』
──「感情の谷」から解き明かす日本アニメの特質
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横田正夫 著
四六判並製192頁・本体1800円+税
ISBN  978-4-7885-1542-0 C0011
分野=心理学一般・アニメ・マンガ評論


何が観客の心をとらえているのか

長編アニメーションの人気が近年ますます沸騰し、幅広い支持を得ています。二〇一六年には『君の名は。』が記録的な興収をあげ、『この世界の片隅に』はアニメーション映画として史上初めて日本映画監督賞を受賞しました。『アナと雪の女王』や『進撃の巨人』の大ヒットも記憶に新しいところです。これらの作品の何が観客の心をとらえたのでしょうか。そのストーリーの組み立て方や作画の仕方に共通して見られる心理描写の特徴を読み解き、作品のヒットを通じて見える現代社会の心模様を考察します。帯に『この世界の片隅に』片渕須直監督と、『君の名は。』安藤雅司作画監督からの推薦のことばを掲載。




10月上旬発売
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『アメリカ創価学会〈SGI‐USA〉の55年』
──アメリカ合衆国における創価学会インターナショナル
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秋庭 裕 著
四六判上製272頁・予価2300円+税
ISBN 978-4-7885-1543-7 C1036
分野=宗教・社会学


どのようにして受け入れられていったのか

創価学会は圧倒的に巨大な宗教組織であり、世界各国に約220万人の会員を擁しています。世界への第一歩は1960年、アメリカから踏み出されましたが、学会の教えが、日本とは大きく文化背景の異なる風土にどのように届けられ、根付いていったのでしょうか。なぜ、いかに人々がメンバーとなり、信仰を継続していったのでしょうか。本書は、アメリカ創価学会の創立時からの歩みの綿密な調査研究にもとづく報告です。学会員にも実際にはよく知られていないその姿を、一般読者にも理解できるように描き出しました。そしてそれは、戦後日本人が何を求め生きてきたかを理解するための、格好のテクストともなっています。宗教や宗教団体は科学的な研究がもっとも扱いにくい領域の一つですが、信仰者のリアリティを疎外せずに、非信仰者の客観的な観察と理解と両立させることを目指した、宗教社会学の成果です。本書の続編『アメリカ創価学会〈SGI‐USA〉における異体同心』も、制作が進んでいます。




10月上旬発売
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『ゲイカップルのワークライフバランス』
──男性同性愛者のパートナー関係・親密性・生活
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神谷悠介 著
四六判並製224頁・本体2900円+税
ISBN 978-4-7885-1538-3 C1036
分野=LGBT・家族・社会問題


ゲイカップルの生活実態と素顔

映画『怒り』ではゲイ男性(妻夫木聡)がリッチな外食を楽しむ一方、相手(綾野剛)は家でコンビニ弁当を食べています。ゲイ男性が相手に「働かなくてもお金大丈夫なの?」と問いかけるなど、家計は別でお互いにプライバシーをもつゲイカップルの複雑な関係性がリアルに描かれています。本書はこうした知られざるゲイカップルの生活実態と素顔を、インタビューの語りから浮き彫りにします。社会学者ギデンスの親密性の理論を読み換えて、同性愛者の仕事と家庭、パートナー関係、ワークライフバランスへの理解を深め、従来の家族観やヘテロノーマティビティ(異性愛規範)を考えさせる好著です。




10月上旬発売
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『ゆらぐ』
──生命誌年刊号vol88‐91
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中村桂子編/JT生命誌研究館発行
A5判変型並製256頁・本体1600円+税
ISBN 978-4-7885-1540-6 C1045
分野=生命科学・科学論

一つ一つ異なる生命のゆらぎ

生命は細胞レベルで常にゆらいでいて、それゆえに続いてきました。今号では生命のゆらぎに眼を向け、自然の本質を考える知=サイエンスを見つめます。対談では、震災後に小さな《ひと》像を発表したアーティストの内藤礼氏や、東北民話を採訪する小野和子氏、生態学の湯本貴和氏、数学研究の森重文氏らと生命・自然を科学の枠を超えて語ります。また、細胞を対象とした多様なリポートのほか、一線で活躍する科学者たちが、たゆまぬ探究から成果を見出してきた研究人生を振り返るコーナーも読みごたえ充分です。

生命誌 年刊号バックナンバー
http://www.brh.co.jp/seimeishi/annual/
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2017年8月23日 (水)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第172号■

2017年8月16日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第172号■ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◇トピックス
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書評/紹介

●「作られ提示された「国民精神」」、森正人著『展示される大和魂』 (四判並製、本体2600円)が7月24日付の読売新聞で著者とともに紹介されました。「大和魂」が創り出され、娯楽を通じて世の中に浸透していった過程を丁寧に分析した好著です。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-84aa-1.html

ほか書評
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-84aa-2.html

●フェアのお知らせ  『ワードマップ 現代現象学』 刊行記念ブックフェアを紀伊國屋書店新宿店 3階にて開催いたします。フェア会場限定で、これを掲載した36頁のブックレットも配布いたします。

・開催期間: 2017年8月14日(月)から一か月ほど

・開催会場: 紀伊國屋書店新宿本店 3階 哲学思想書エンド台

・選書と解説:   植村玄輝、八重樫 徹、吉川 孝、富山 豊、森 功次、村田憲郎、小手川二郎、佐藤 駿、武内 大、宮原克典、新川拓哉、池田 喬、前田泰樹、葛谷 潤

・企 画 : 酒井泰斗(ルーマン・フォーラム) ・協 力 : 新曜社 8月14日開始初日で、30部ほど用意した『ワードマップ 現代現象学』はなくなり、100部のブックレットはなくなってしまったという波乱の幕開けです。ブックレットは200部追加しました。ぜひ足をお運びください。
詳細は→ http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-47d5.html


●イベント 2017年8月26日-9月1日(金) ポレポレ東中野にて、映画「水と風と生きものと」がDVD化を記念して、上映いたします。生命誌の世界をさらに深く味わう短編2作品を上映、さらに夏休み「生命誌・親子ワークショップ」を開催します。詳細は→ http://www.shin-yo-sha.co.jp/pdf/mizutokazetoikimono.pdf 8月22日発売

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『水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ』DVD付 ──ドキュメンタリー映画の記録 ------------------------------------------------------------------

JT生命誌研究館 表現を通して生きものを考えるセクター 編 A5判変形並製192頁・本体3600円+税 ISBN 978-4-7885-1534-5 C1045 分野=生命科学・環境・映画・芸術 好評の映画がDVDブックに! 各地で上映を重ねている映画「水と風と生きものと」がDVDになり、本書に付属されました。映画では、「人間は自然の一部」と考え生命誌を提唱してきた中村桂子氏が、震災後の科学と文明を見つめ、人々と対話し、東北を訪れます。そして宮沢賢治の世界に目を向け、「?生きている?を大切にする社会」のための新たな知を、絵本編集者の末盛千枝子氏、風の彫刻家の新宮晋氏、民俗学者の赤坂憲雄氏らと探究していきます。本書にはシナリオや上映時のトークなども収録。文章と映像でお届けする「本当に命を大切にする」生き方へのメッセージです。

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◇近刊情報
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9月上旬発売予定
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『動物の声、他者の声』(仮) ──日本戦後文学の倫理 ------------------------------------------------------------------
村上克尚 著
四六判上製400頁・予価4200円+税
ISBN 978-4-7885-1537-6
C1090 分野=日本文学・現代思想

「動物」とは何か、戦後文学の「倫理」を問う 七〇年前の「大東亜」を呼号した戦争は自国はもとより東アジアと太平洋地域に多大の殺戮・破壊をもたらしました。その反省から戦後文学においても「人間性・主体性の回復」が叫ばれました。しかし(この)戦争そのものが、「人間の尊厳の名の下に」それを持たない存在を排除し殺害していくものだったとしたらどうなのでしょうか。「あいつらは人間ではない(動物と同じだ)」として暴力が横行する。そう考えて振り返ると、日本の戦後文学には動物の表象・声がいたるところに響いています。本書は特に武田泰淳、大江健三郎、小島信夫の作品を取り上げて、人間/動物の境界がいかに作られ、暴力の源となっているか、をたどり、クッツェー、アガンベン、デリダなども援用しつつ、「多様なものたちの共生」の道を探ろうとします。大型新人批評家の登場です。

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2017年6月30日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第171号■

2017年6月29日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第171号■

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◇トピックス
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書評/紹介

弊社刊、ルチアーノ・フロリディ 著
春木良且・犬束敦史監訳/先端社会科学技術研究所訳
『第四の革命』の紹介が「週刊ダイヤモンド」2017年5月17日付に掲載され
ました。評者は大矢靖之氏。 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017517-fd9f.html

また『第四の革命』の書評が日本経済新聞、2017年6月24日付、 評者は石田英敬氏。 「最近のAIブームの議論に見られるような、人間を超えた知性が出現するとい
うような、「人間中心主義的な」議論はここにはない。情報を環境問題として
根本的に捉え直し、人間の自己理解を更新することで、「情報有機体」として
のヒトの新しいあり方とその倫理を描き出すことがめざされている。……」

http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/2017624-fe1f.html

「どのようにしたらそんな理想的なクラス運営ができるだろうか。「ルール」
という切り口から考えてみたい」
佐藤裕 著『ルールリテラシー 共働のための技術』を、矢萩邦彦氏に
ご紹介いただきました - Yahoo!ニュース【教書活評02】 https://news.yahoo.co.jp/byline/yahagikunihiko/20170530-00071500/
________________________________ ◇近刊情報 _________________________________ 7月上旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『物語としての面接 新装版』 ──ミメーシスと自己の変容 ------------------------------------------------------------------ 森岡正芳 著 四六判並製296頁・本体2900円+税 ISBN 978-4-7885-1533-8 C1011 分野=臨床心理学・カウンセリング 面接がなぜ有効なのか? 心理カウンセリングを求めてくる人々は、言葉にできないような体験/出来事
を抱えています。カウンセラーは彼らに向き合いながら、語られる言葉、身体
の動きや表情に反応します。共同の作業から新しい理解、物語が生まれてゆく
のです。とかく事例の報告と名人芸的な解釈に終始しがちな心理臨床ですが、
ミメーシス(なぞること、まねること)という概念を手がかりにその在り方を
考察した本書は、カウンセラーや患者の方々が、自身の経験を掘り下げる案内
ともなるでしょう。品切れだった名著を、新装して、再刊します。 8月上旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『決定版・原発の教科書』(仮題) ── ------------------------------------------------------------------ 津田大介・小嶋裕一 編 A5判並製・320頁・予価2400円+税 ISBN  978-4-7885-1536-9 C1030 分野=社会科学・科学・社会学・哲学・ジャーナリズム 反対/推進の二項対立の陰、原発新設は着々と進む! 再生エネルギーへと向かう世界の動向に逆行し、遂に政府はエネルギー基本計
画に原発の新増設や建替えの必要性の明記を検討することとしました。本書で
は反原発派/推進派の対立図式の先鋭化が招くリスクを踏まえ、特殊な被災経
験をもつ日本こそが知る事実と提言を、各界第一人者の書き下ろしで紹介しま
す。廃炉、廃棄物、核武装、抑止力、原子力協定、交付金、避難計画、コスト、
倫理他30項目に、前新潟県知事・泉田裕彦氏、東浩紀各氏と編者との徹底討論、
もんじゅ君の漫画、武田徹氏他によるコラムも添えて、今後の原発課題を丁寧
に解説します。帯文は小泉純一郎氏。 8月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『「美少女」の記号論 セミオトポス12』 ── ------------------------------------------------------------------ 日本記号学会編 A5判並製230頁・定価2800円+税 ISBN  978-4-7885-1535-2 C1010 分野=現代思想・日本文化論・オタク論 私たちは「美少女」に何を求めているのか? いま日本は「美少女」がいっぱい (!?)。世界からもうらやましがられてい
るそうです。ただ残念ながら、美人は実在するのに「美少女」は実在しない
のだそうです。でも美少女は、マンガ、アニメから町おこしのポスターまで、
いたるところにあふれています。あたかも私たちは美少女に取り憑かれている
かのようです。この「美少女」という文化表象をめぐる諸問題を、オタク文化
やサブカルの範囲を超えて、神話・テクノロジー・SF・美術史などの様々な
観点から考察します。その議論を通して、美少女とは何者か、現代社会は美少
女にどんな救済を求めているのかを明らかにします。記号論ならではの特集で
す。 8月上旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『水と風と生きものと 中村桂子・生命誌を紡ぐ』DVD付 ──ドキュメンタリー映画の記録 ------------------------------------------------------------------ JT生命誌研究館 表現を通して生きものを考えるセクター 編 A5判変形並製192頁・予価3600円+税 ISBN 978-4-7885-1534-5 C1045 分野=生命科学・環境・映画・芸術 好評の映画がDVDブックに! 各地で上映を重ねている映画「水と風と生きものと」がDVDになり、本書に
付属されました。映画では、「人間は自然の一部」と考え生命誌を提唱してき
た中村桂子氏が、震災後の科学と文明を見つめ、人々と対話し、東北を訪れま
す。そして宮沢賢治の世界に目を向け、「生きているを大切にする社会」のた
めの新たな知を、絵本編集者の末盛千枝子氏、風の彫刻家の新宮晋氏、民俗学
者の赤坂憲雄氏らと探究していきます。本書にはシナリオや上映時のトークな
ども収録。文章と映像でお届けする「本当に命を大切にする」生き方へのメッ
セージです。 ___________________________________ 編集後記 世間で売れている本を読むというこの「後記」の企画ですが、 今回は朝日新聞の書評に掲載されていた文庫本。 『スーパーカブ』角川スニーカー文庫、トネ・コーケン著 本書の主人公は小熊(こぐま)という苗字ではなく名前の女の子。つい最近母
親が出奔、逃げてしまい正真正銘の「天涯孤独」となった小熊は、わずかな奨
学金でやりくりをし、なんとか高校には通っている。そんな彼女が原付バイク
に興味を持ち、偶然出会った「スーパーカブ」を手に入れたのをきっかけに、
人に出会って人生を変えていく成長物語だ。 まったく知らない段階からどんどん「カブ」にのめり込んでいく描写は、バイ
ク乗りにはたまらないだろう。自分がいままで見知っていた生活範囲を越えて、
遠くに行けるコワさと好奇心、そして人力ではありえないスピードに震え、身
を任し、コントロールする感覚の楽しさが余すところなく描かれている。スー
パーカブという語にすかさず反応してしまう人はもちろん、スクーターとかバ
イクに興味のある人にはおすすめ。 『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) 』汐街コナ著、 ゆうきゆう監修 あさ出版 今朝、ソファに座り、視線を左の床に落としたところ、本書が置いてあった。
由々しき事態が拙宅にて進行しているのかとおそるおそる朝食の準備をしてい
る彼女に聞くと、部活動の毎日で疲れ切った娘のことを考えて買ったとのこと。
吹奏楽部、たいへんだもんね。常軌を逸した長時間労働の企業で働いて死を選
ぶ人というのは、めちゃくちゃ狭められた、断崖絶壁にある細い道を歩いてい
るようなもので、すこしでもふらつくと待ち受けているのは「死」、そういっ
た過酷さのなかで生きているというエピソードが長いネームと説得的な絵で描
かれている。そういう状況下にいる人に、そうではない、世界は広いんだとい
うことに気づく、気づかせるアドバイスを精神科医である監修者の先生からい
ただくという本でした。家庭のなか、会社のなかの隣人を思いやる本。(中山) ◇奥付 ___________________________________ □電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行) □HPアドレス http://www.shin-yo-sha.co.jp/ □blog:新曜社通信 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/ □twitterもよろしく:http://twitter.com/shin_yo_sha □このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。 □購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。 □掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。 □発行:株式会社新曜社 営業部 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-9 第一丸三ビル 電話  03(3264)4973(代) FAX 03(3239)2958 e-mail info@shin-yo-sha.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 次回発行は2017年8月上旬を予定しております。

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2017年6月 9日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第170号■

2017年6月9日発行
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◇トピックス
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書評/紹介


●情報哲学・倫理学で著名な思想家 L・フロリディ著『第四の革命』
(本体3400円)、本書の刊行を記念し、2017年5月12日にイベント「第四の
革命、読んでみた」が開催され、好評のうちに終了いたしました。
当日監訳者のおひとりである春木良且先生より、開催にあたって著者フロ
リディより寄せられたメッセージが紹介されました。
一部ですが、掲載いたします。

ルチアーノ・フロリディ氏「親愛なる参加者と主催者のみなさん」
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-db75.html

ルチアーノ・フロリディ著 『第四の革命──情報圏(インフォスフィア)が現実をつくりかえる』 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1522-2.htm ●データから何がいえるのか 教育心理学の地道な研究成果 花まる学習会代表・高濱正伸氏が「週刊ダイヤモンド」のブックレビューで 『探究!教育心理学の世界』(本体2300円)の魅力を語っています。 「研究者たちがコツコツとデータを集め考察し、積み上げてきた言い切れる ことを、コンパクトにまとめてくれている」 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/2017422-22e2.html ●「巨大歓楽街を多角的に調査」 武岡 暢 著『生き延びる都市──新宿歌舞伎町の社会学』の書評が、 2017年5月19日付「週刊読書人」に掲載されました。評者は砂川秀樹先生。 書評いただきました先生、書評誌ご担当者さま、ありがとうございます。 こころよりお礼申しあげます。 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/2017519-79e7.html _________________________________ ◇近刊情報 _________________________________ 6月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『漱石のヒロインたち』 ──古典から読む ------------------------------------------------------------------ 増田裕美子著 四六判上製264頁・定価3200円+税 ISBN 978-4-7885-1529-1 C1090 分野=評論・日本文学 漱石文学を魅力的にしている女性たち 数々の名作を書き、今なお人気の「国民的作家」夏目漱石については、これ までも数多の言述がなされ、ほとんど出尽くした観があります。しかし不思 議と、漱石が描く女性主人公(ヒロイン)についてはほとんど論じられてい ません。『虞美人草』の藤尾、『行人』のお直、『それから』の三千代、そ して『三四郎』の美禰子など、作品を魅力的にしているヒロインたちの性格 とユニークな言動を、漱石はどこから着想したのでしょう。英文学者として の学識はもちろんとして、幼少期からの日本の古典と漢文学への造詣による ところが大きい、と著者は言います。『坊っちやん』と義経伝説、『こころ』 と夢幻能との関係、また『源氏物語』『平家物語』『方丈記』、能・謡曲と 関係づけた読解から新たな展望が開けてきます。漱石死後百年目の今年の注 目作になることでしょう。 6月下旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『誰が何を論じていたのか』(仮題) ──論壇日記 ------------------------------------------------------------------ 小熊英二 著 四六判上製544頁・予価3200円+税 ISBN  978-4-7885-1531-4 C1030 分野=現代思想・社会問題・社会学 新たな知の立脚点を求めて 縮小する経済、混迷を極める政治と難題が山積みの日本。停滞感からヘイト スピーチをしたり教育勅語復活を訴えるような排外的で夢想的な勢力が力を つけています。既存の論壇・思想が頼りない今こそ、核心を突く問題提起を 探しだし新しいビジョンを共に作る必要があるでしょう。近現代思想史の大 局を見抜いてきた著者が、凡庸なものから先見性をもつものまで600人以 上の論考を読み、労働環境を改善しうるジョブ型正社員論、自助に誘導され る介護政策の問題、素朴実在論に陥らないビッグデータの利用法、アメリカ の軍事リバランシングを巡る混乱など、難題を解きほぐしていきます。知的 状況の記録であるとともに未来への指針を得られる地図となる時評集です。 関連書 小熊英二著『論壇日記』 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1442-3.htm 6月下旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『ワードマップ 現代現象学』(仮題) ──経験から始める哲学入門 ------------------------------------------------------------------ 植村玄輝・八重樫 徹・吉川 孝 編著 富山 豊・森 功次 著 四六判並製318頁・本体2600円+税 ISBN 978-4-7885-1532-1 C1010 分野=哲学・思想・心理学 ふたたびフッサールとともに 現象学とは、この世界のなかでさまざまな対象に関わる私たちの「経験」を 分析し、世界と私たち双方を理解しようとする試みです。いまここの経験を 重視する方法論については、存在・価値とは何か、いかなる人生が善いのか といった?哲学の問い?には答えられないとする偏った理解もなされてきま した。しかし今、これらの古典的かつ現代的な哲学の難問に取り組む現象学 の洞察が再評価されています。本書は、実際に哲学の難問を相手取り、難解 とされる現象学の手法を実演しつつ考察する柔らかな入門書です。世界と自 分とを理解するため、豊饒な経験の海に漕ぎだす「現象学の旅」へ一緒に出 てみませんか。 7月上旬発売予定 ------------------------------------------------------------------ 『日本の心理療法 国際比較篇』 ── ------------------------------------------------------------------ 秋田 巌・名取琢自 編 A5判上製224頁・予価2800円+税 ISBN  978-4-7885-1530-7 C3011 分野=臨床心理学・心理療法 「日本の心理療法シリーズ」第4回配本 シリーズ第4回配本は「国際比較篇」と題しました。西洋人でありながら東 洋的な価値観との精神的な融合を探求し続けたユングは、どんな経緯でこれ らに関心を抱くようになったのか。ヨーロッパに長年在住した日本人の心理 療法家、来日し仏門に入ったアメリカ人の心理療法家は、それぞれ異文化の 中に深く身を浸した実体験からどんな洞察を得たのか。ほかにも、日本人か らみた海外の心理療法家の印象、精神医療と関わる「日本的風土」など多種 多様な視角から、日本の心理療法で考慮されるべき「ローカリティ」を明ら かにしています。 関連書
日本の心理療法 思想篇 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1405-8.htm 日本の心理療法 自我篇 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1493-5.htm 日本の心理療法 身体篇 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1494-2.htm ◇奥付 ___________________________________ □電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行) □HPアドレス http://www.shin-yo-sha.co.jp/ □blog:新曜社通信 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/ □twitterもよろしく:http://twitter.com/shin_yo_sha □このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。 □購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。 □掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。 □発行:株式会社新曜社 営業部 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-9 第一丸三ビル 電話  03(3264)4973(代) FAX 03(3239)2958 e-mail info@shin-yo-sha.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 次回発行は2017年7月上旬を予定しております。

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2017年5月10日 (水)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第169号■

2017年5月9日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第169号■

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◇トピックス
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イベント
「第四の革命、読んでみた」
フロリディの『第四の革命』をテーマに、監訳者とゲストによる出版記念イベ
ントを開催します。

2017年5月12日 19:00 - 21:00 Impact HUB Tokyo(目黒) 参加費:無料

詳細ページ(アドレスはコピーしてください)
https://www.facebook.com/events/852622501543540/permalink/861159654023
158/

ルチアーノ・フロリディ著
『第四の革命──情報圏(インフォスフィア)が現実をつくりかえる』
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1522-2.htm



書評/紹介

●「今後さらなる展開が期待される新しいアプローチを切り開く一冊」 熊谷
高幸著『自閉症と感覚過敏』(四六判 本体1800円)が4月2日付・読売新聞
書評に紹介されました。書評掲載後から多くのご注文をいただいています。こ
の度、重版が出来上がりました。
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20170404-OYT8T50051.html?fro
m=tw


●金菱清編『悲愛』(四六判 本体2000円)も3月12日付・読売新聞書評、3
月23日付・朝日新聞宮城版など、その他おおくのメディアで取り上げられてい
ます。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/2017312-8d17.html


●山本武利著『日本のインテリジェンス工作』の記事が、
読売新聞 2017年4月1日付に掲載されました。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/201741-694a.html


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◇近刊情報
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5月下旬発売予定
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『心理学研究法のキホンQ&A 100』
──いまさら聞けない疑問に答える
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ニール・J・サルキンド 著/畑中美穂 訳
A5判並製168頁・予価1800円+税
ISBN 978-4-7885-1524-6 C1011
分野=心理学・研究法


意外になかった超初心者のための入門書

「仮説って?」「統計的有意性ってどういうこと?」「目的に合った研究法は
どれ?」。心理学研究のスタートラインに立つ多くの人が必ずと言っていいほ
ど疑問に思ったりつまずいたりする、研究法の基本的で重要な考え方と用語を
一問一答形式で解説した、コンパクトな入門書です。疑問は9つのセクション
に整理されて1~2頁に簡潔にまとめられているため、読みたい箇所が探しや
すく、どこからでも読み始められます。レポートを書く、卒論に取り組む、学
位取得をめざす人だけでなく、初心者にどうわかりやすく教えたらよいか悩ん
でいる教師にも必携です!




5月下旬発売予定
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『ドラマ教育ガイドブック』
──アクティブな学びのための、アイデアと手法の玉手箱
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ブライアン・ラドクリフ 著/佐々木英子訳
四六判並製136頁・予価1600円+税
ISBN  978-4-7885-1526-0 C1037
分野=教育・演劇

ドラマ教育先進国イギリス発・実践的ガイドブック

イギリスはドラマ教育の歴史が古く、5歳からドラマを授業で活用することが
義務付けられ、中学・高校には、常駐のドラマ専任教師とドラマ専用スタジオ
が設置されているところも多く見られるほどです。「ドラマ教育」とは、学校
で、ドラマによって生徒が能動的、活動的に学習する、アクティブラーニング
の一つです。日本でも近年盛んになりつつありますが、さっそく授業に取り入
れてみようと思っても、まだ日本では新しい方法なので、実践をためらったり
模索しながら進めている先生方も多いことでしょう。本書は、経験に裏打ちさ
れた、ドラマ教育のアイデアと方法の実践的なガイドブックです。




6月上旬発売予定
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『ロシアの世紀末』
──〈銀の時代〉への旅
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海野 弘 著
A5判上製560頁・予価5200円+税
ISBN 978-4-7885-1523-9 C1070
分野=芸術史・文学史

いま蘇るロシアの19世紀末群像

十九世紀中葉はロシアの〈金の時代〉といわれ、ゴーゴリ、トルストイ、ドス
トエフスキーなどが活躍する黄金時代でした。そして一九一七年のロシア革命
のあとは、ロシア・アヴァンギャルドの全盛期でした(短期間ですが)。では
その間はというと、今までは谷間の時代のように思われてきましたが、最近、
〈銀の時代〉という名前で呼ばれる、ロシア独自のアール・ヌーヴォーの時代
であったとして、見直されています。文学者ではチェーホフ、ブローク、画家
ではベールイ、ヴルーベリ、ベヌア、バレーではディアギレフ、ニジンスキー
などが活躍したのです。著者は、これらの芸術家たちを、ペテルブルクやモス
クワという都市空間のなかに置いていきいきと歩き回らせ、この時代を浮かび
上がらせます。ロシア文学を専攻し、都市論を得意とした著者ならではの「集
大成」ともいえる力作です。図版百点を収録。




6月上旬発売予定
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『つらさを乗り越えて生きる力』(仮題)
──伝記、文学作品が教えてくれること
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山岸明子 著
四六判上製208頁・予価2200円+税
ISBN  978-4-7885-1527-7 C1011
分野=心理学・人生論

人生はつらいことの連続だ!

『心理学で文学を読む──困難を乗り越える力を育む』で文学作品を取り上げ、
心理学の言葉と理論で困難な人生に向き合う主人公を分析し、心理学の新しい
魅力を開いた著者の第二弾です。今回は文学作品だけでなく、実在の人物の伝
記やエッセイも取り上げ、罪悪感に苛まれたり、母親とうまくいかなかったり、
精神的な病に陥るというように、人生の途上で遭遇して、その後の人生に大き
な影響を与えることになった問題に、どのように対処したかを分析しています。
誰しもが人生のどこかでつまずき、つらさを乗り越える困難に向き合います。
そんなとき、何が生きる力となるのでしょうか。つらさを乗り越える条件とは
何でしょうか。じっくり考える機会となる一冊です。

著者関連書
山岸明子著『心理学で文学を読む』
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1435-5.htm




6月下旬発売予定
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『男女平等は進化したか』
──男女共同参画・基本計画の策定、施策の監視に携わって
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鹿嶋 敬 著
四六判上製368頁・予価3500円+税
ISBN 978-4-7885-1528-4 C3036
分野=女性学・社会学


ゴールは男女共同参画社会

政府の男女共同参画会議議員、専門調査会会長を長年務め、第一人者である著
者のライフワークの書。安倍政権の目玉「女性活躍推進」は手段にすぎず、
「男女共同参画社会がゴール」を持論に、「男女共同参画」基本計画の策定か
ら監視までの流れを追い、男女平等の進化の過程を見通します。男性中心型労
働慣行の変革(男性正社員の長時間労働からワークライフバランスへ)、固定
的な性別役割分担意識の解消(男は仕事・女は家庭から共働き・イクメンへ)
がなぜ鍵かを説き、次世代への諸課題を明らかにします。報告書・議事録から
要所を抜粋し、歴代の総理発言を網羅するなど、資料的価値を備えた本書は、
女性学研究の基本文献となるでしょう。著者は日経新聞家庭部長等を経て、女
性労働協会会長、『男女共同参画の時代』(岩波新書)など著書多数。




6月下旬発売予定
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『ワードマップ 心の哲学』
──こころの科学の発展は、心の問題を解決するか
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信原幸弘 編
四六判並製320頁・予価2600円+税
ISBN 978-4-7885-1525-3 C1010 
分野=哲学・心理学・脳科学・科学読み物


「心の科学」を問いなおす

心とは、哲学的にどうみなされ得るものなのでしょうか。本書は内容を三部構
成とし、第1部では「還元主義」「観念論」「現象主義」「自然主義」「消去
主義」など心身問題をめぐる主要な哲学的立場を解説。第2部では「志向性」
「意識」「自己/自我」「人格の同一性」などに関する心の哲学の主張や論争
を紹介。第3部では「心の理論」「精神疾患」「社会脳」「EBM」など心の
科学の諸説に対し、心の哲学からの批評を試みています。最新のトピックスや
研究も収めつつ心の哲学の全貌を簡潔に描き出した本書は、初学者の入門書と
して最適です。


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◇奥付
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次回発行は2017年6月上旬を予定しております。

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2017年3月16日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第168号■

2017年3月9日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第168号■

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◇トピックス
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●書評/紹介

2017年3月7日、テレビ東京「Newsモーニングサテライト」の 
「リーダーの栞」にて、JAL・大西賢(まさる)会長 に、D.ノーマン
著『エモーショナル・デザイン』をお取りあげいただきました。 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-9d29.html 昨年出版致しました『霊性の震災学』、讀賣新聞 3月7日付に関連記事
「震災6年 文化でつなぐ(中)」が掲載されました。3月11日には関連書
『悲愛』も刊行されます。 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/376-8a42.html 『悲愛』 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-d8b0.html 山本武利著『日本のインテリジェンス工作』、著者インタビュー
「今週の本棚 本と人」が、「毎日新聞」2017年1月12日に掲載されました。
評者は岸俊光氏。 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/2017212-51d5.html ___________________________ ◇近刊情報 ___________________________ 3月中旬発売予定 ------------------------------------------------------ 『質的心理学研究 第16号』 ──特集 質的研究における映像の可能性 ------------------------------------------------------ 日本質的心理学会 編 B5判並製252頁・本体3000円+税 ISBN 978-4-7885-1510-9  C1011 分野=心理学 映像は質的研究をどう変えるのか 調査分析に使われる機材の飛躍的な進歩は質的研究に革新をもたらしました。
映像の活用が急速に広がりを見せるなか、映像から質的なるものをどのよう
にすくいあげ、議論の俎上にのせるのか、その本質的な問いへの挑戦が続い
ています。本特集では、映像のもつ力を媒介に現実に鋭く切り込んでゆく魅
力的な論考が5本そろいました。いずれも質的研究と映像との関わりを深く
考えさせられる力作です。書評特集では、ダイナミックに移りゆく映像と質
的研究との関係を問い直します。そのほか、読み応えのある一般論文6本を
収載しました。 質的心理学研究バックナンバー http://www.shin-yo-sha.co.jp/qualitative_psycho.htm 3月下発売予定 ------------------------------------------------------ 『発達心理学・再入門』 ──ブレークスルーを生んだ14の研究 ------------------------------------------------------ アラン・M・スレーター、ポール・C・クイン 編 加藤弘通・川田学・伊藤崇 監訳 A5判並製292頁・予価3200円+税 ISBN  978-4-7885-1521-5 C1011 分野=発達心理学 現在も大きな影響を与えている発達心理学の古典を精選! 長い発達心理学の歴史のなかでも、「古典」と認められる研究はわずかです。
古典とは、学問の形成に貢献し、今でも大きな影響を与え続けている研究で
す。現在の最先端の研究も、古典的な研究の発展の上にあります。ですから、
古典をきちんと理解することが重要です。しかし本書は、単なる古典の紹介
ではありません。それがどのように登場し、批判され、現在、どのように乗
り越えられようとしているのか、またその過程で現象に対する私たちの認識
がどのように広がったのかについても、周到に論じています。旧きを学んで
新しきを知る、これまでありそうでなかった発達心理学の学生・研究者必携
の入門書です。 3月下旬発売予定 人はメディアとどう関わり、どう影響を受けてきたか ------------------------------------------------------ 『メディア・オーディエンスの社会心理学』 ── ------------------------------------------------------ 李光鎬・渋谷明子 編著  鈴木万希枝・李津娥・志岐裕子 著 A5判並製400頁・予価3000円+税 ISBN  978-4-7885-1517-8 C1011 分野=社会心理学・メディア 毎朝家で新聞を読み、毎晩テレビでニュースを観る時代から、スマホのアプ
リでニュースを読む時代へ──メディア環境の急激な変化は私たちに何をも
たらすのでしょうか。オーディエンスのメディア利用行動やコミュニケーシ
ョン行動等に関する社会心理学的な代表的研究・古典的研究を体系的にまと
めて紹介する、これまでになかったテキスト登場。興味深いトピック、方法
論的な知識に関するコラムや演習問題付き。社会心理学・メディア論・コミ
ュニケーション論を初めて学ぶ人から、メディアと人の関わりをより深く理
解したい人まで。 3月下旬発売予定 ------------------------------------------------------ 情報通信技術は環境だ! 『第四の革命』 ──情報圏(インフォスフィア)が現実をつくりかえる ------------------------------------------------------ ルチアーノ・フロリディ 著 春木良且・犬束敦史監訳/先端社会科学技術研究所訳 四六判上製376頁・予価3400円+税 ISBN  978-4-7885-1522-2 C1004 分野=情報社会・哲学 モノのインターネット、スマホ、人工知能、無人自動車、サイバー戦争……
デジタルICT(情報通信技術)が、単なるツールを超えて私たちの現実を
つくりかえつつあります。渦中にあるためとらえにくいですが、私たちは広
範な文化的革命の始まりを目撃しているのです。それは大きな可能性とリス
クをもっています。ICTが個人、社会、世界、環境に与える影響を予測し、
制御し、経済や社会、政治的なダイナミクスを向上させるために、今起こり
つつある根底からの変化を読み解く、新しい概念と哲学が求められています。
私たちが直面する新たな困難に意味づけを与え、適切な知的枠組みを開発す
るための、情報の哲学です。本書はその試みです。人間はコペルニクス革命
によって宇宙の中心ではなくなり、ダーウィン革命によって特別な種ではな
くなり、フロイト革命によって自らの主人でもなくなりました。そして第四
の情報革命は、人間をどこに導くのでしょうか? 3月下旬発売予定 ------------------------------------------------------ 『不協和音の宇宙』 ──モンテスキューの社会学 ------------------------------------------------------ 中江桂子 著 A5判上製320頁・本体3900円+税 ISBN 978-4-7885-1520-8 C1036 分野=社会思想・現代思想 世界はもっと多様で、自由だ! モンテスキューは三権分立を提唱し、『法の精神』などで知られるフランス
啓蒙期の法思想家です。しかし、理性的なものを普遍的価値としあがめる
〈近代〉を形づくった啓蒙主義全盛の時代に、彼は『ペルシャ人の手紙』
『グニードの寺院』などで、広く世界に目を向けて、多様な報告をし、
「世界はもっと多様で、自由だ」と主張しました。日常生活や異文化からの
雑音・不協和音こそが自由をもたらすと考えたのです。本書は、コント、デ
ィドロ、ヴォルテールなどの啓蒙思想家に対して、具体的で猥雑なものを通
じて世界の多様性を主張した、モンテスキューの社会学者としての側面を掬
い上げ、その魅力を示すことで、グローバル化が進み、単一の価値、同一性、
競争などが優先される「不寛容な」現代社会に、「もう一つの真実」を示そ
うとする意欲作です。 3月下旬発売予定 ------------------------------------------------------ 『現代存在論講義 I』 ──ファンダメンタルズ ------------------------------------------------------ 倉田剛 著 A5判並製192頁・本体2200円+税 ISBN 978-4-7885-1518-5 C1010 分野=哲学・思想 哲学の究極の問いに挑む 世界にはいったい何が存在するのか。この哲学を代表する問いを扱う存在論
は、いまや躍進を遂げています。古代・中世にあっては思弁と自然言葉を頼
りに進められていた存在論ですが、現代では論理学を武器とすることで、高
度に抽象的な概念を明晰に扱うことに成功し、工学などの分野にも影響を与
えるような熱気のある学問へと新生しているのです。学生と教員との対話を
織り交ぜ、存在論初心者から哲学愛好家まで、存在論の最先端へと招待する
待望の本格教科書の登場です。著者は九州大学文学部准教授。

(II巻は4月下旬刊行予定) 3月下旬発売予定 ------------------------------------------------------ 『展示される大和魂』 ──〈国民精神〉の系譜 ------------------------------------------------------ 森正人 著 四六判並製274頁・本体2800円+税 ISBN 978-4-7885-1519-2 C1036 分野=社会学・歴史学・思想史 大和魂は何に宿るのか 「日本人は勤勉で器用で献身的で……」などと国民性を強調する本や番組が
増えています。とりわけ精神面を賛美する概念が「大和魂」でしょう。この
言葉はときにナショナリズム批判の観点から否定されますが、モノやヒトを
もって例示され、それが快楽として受容されることで広がりを持ったという
歴史は無視できません。単純な否定ではなく、明治から現代までの偉人イメ
ージ、展覧会、史跡、イベント、映画といった具体的な現れをつぶさに見る
ことで、国民精神がいかに語られ、提示され、そして楽しまれてきたかを追
います。政治的立場にかかわらず重要となる、国民アイデンティティの再考
の試みです。 4月上旬発売予定 ------------------------------------------------------ 『社会学ドリル』 ──この理不尽な世界の片隅で ------------------------------------------------------ 中村英代 著 A5判並製208頁・予価1900円+税 ISBN 978-4-7885-1516-1 C1036 分野=社会学 軽やかな社会学練習帳! 初学者向けの清新な社会学テキストをお届けします。本書の目的は、身近な
社会現象を学び「社会学的思考力」をマスターすること。特徴は第一に、学
生の関心が断然高い「貧困と格差」「恋愛と結婚」「ジェンダー」をしっか
りカバーしていること、第二に「生きづらさ」に重点をおき「摂食障害とか
らだ」「依存症の世界」「医療」「構築主義と心理療法」など臨床社会学の
新しい知見を取り入れていること。第三に、半期の講義に対応した13章構成
とし、毎回「問題を解く練習帳」を兼ねて各章20個前後の空欄に解答を書き
込んで学ぶワークブック形式であること(解答は著者のサイトに掲載)。実
践的な「レポートの書き方」も必見、新しい学びの風を呼び込むでしょう。
おしゃれな装丁とキリッとしたシンボルマークが魅力的な本書は、社会科学
系、看護・福祉系学部の社会学講義のテキストに最適です。 ___________________________ ◇奥付 ___________________________

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