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2018年11月 4日 (日)

書評 塙 幸枝 著『障害者と笑い』 琉球新報 2018年10月21日ほか

塙 幸枝 著『障害者と笑い──障害をめぐるコミュニケーションを拓く』
の書評が、「琉球新報」2018年10月21日付にて掲載されました。ほか京都新聞にも11月4日付にて掲載されました。評者は雑賀恵子氏。評者の先生、掲載紙ご担当者の方、ありがとうございます。心よりお礼申し上げます。



「線引きの仮構性を問う」

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メディアに描かれてきた障害者表象を「笑い」という観点を軸に、社会の障害認識や障害者の位置付けとの連関で分析したのが本書。「バリバラ」で笑いのパフォーマーとして演じ、見られるから見せるへと反転しながらなおも視線につながられる障害者の身体を分析しつつ、見る側が「良きオーディエンス」として振る舞うため、その場の空気を読みながらどう受け止め反応していくかも緻密かつ繊細に考察する。

「障害」をめぐり、場の空気から都度設定される規範というバリアを脱臼させ、障害/謙譲の線引きを無効化すること。まずは笑うことの戸惑いの感覚をてこにして、空気を問い直してみるか。





9784788515901

塙 幸枝 著
障害者と笑い ──障害者表象をめぐるコミュニケーションを拓く
四六判並製256頁 定価:本体2200円+税
発売日 2018年8月31日
ISBN 978-4-7885-1590-1

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