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2018年1月31日 (水)

新刊 ハンス=ジョージ・メラー/吉澤夏子『ラディカル・ルーマン』

9784788515536

ハンス=ジョージ・メラー 著/吉澤夏子 訳

ラディカル・ルーマン
――必然性の哲学から偶有性の理論へ


四六判上製256頁
定価:本体3500円+税
発売日 18.1.31
ISBN 978-4-7885-1553-6

1月31日配本 2月2日発売予定です


はじめに より

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 ルーマンは、こうしたレトリカルな態度からラディカルに距離をとることを提唱する。その根底には、社会は階層分化から機能分化へと変化してきたという知見がある。彼はこう宣言する、「他方、機能分化に目を向ければ、私たちの叙述は―システムごとにさまざまに異なるその特異な点において、高度な感受性と刺激性に結びついている―機能的システムの自律性、つまりその高度な中立性へとさし向けられる。こうして、私たちはそこに、頂点も中心もない社会、すなわち進展はしていくがそれ自体統御不能な社会というものを見いだすことになる」。
 俗流聖職者の視点からラディカルな理論家の視点へ、この転換こそ私が本書で探求するものだ。あるいは、ルーマン理論の間違った解釈に対抗しようとするものだ、と言い換えてもよい。ミヒャエル・キングが言うように、そうした解釈は「ルーマン理論が導くラディカルな本性とパラダイムを認識」しそこなっているからだ。しかしまず、一九九七年に、ルーマンの死後ずいぶん経ってから起きた財政危機の社会的条件を彼がどのように描いていたか、に立ち返ってみよう。

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《もっと読む ラディカル・ルーマン はじめに》

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