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2016年12月

2016年12月28日 (水)

書評 山本武利著『日本のインテリジェンス工作』 @図書新聞 2017/1/1付

山本武利著『日本のインテリジェンス工作』の書評が、「図書新聞」2017年1月1日号に掲載されました。評者は川成洋氏。ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

インテリジェンス工作は、「極秘」作戦である

……概して各枢軸国に駐在した外交官や武官たちの情報活動は著しい成果を挙げたことは否定しないが、残念ながら彼らの暗号は瞬時に解読され、日本に不利に作用したのは歴史の皮肉としか言いようがない。本書は、日中・太平洋初期における、日本軍のインテリジェンスの代表的な組織や機関、それに諜報員――陸軍中野学校、中国、満州におけるメディア戦術・戦略、対ソ・インテリジェンス機関としての731部隊、スウェーデン公使館附陸軍武官小野寺信大佐(後に少将)――の実態を。アメリカやオーストラリア情報機関の情報集積・分析の成果を加味して可能な限り詳らかにしている。

ところで、この分野の研究には、重大な桎梏となっているものがある。それは敗戦がはっきりした時点で、おそらくニュルンベルク軍事裁判の轍を踏むまいとしたためか、被告側の証拠になるような公的文書などをことごとく焼却したために、実態の把握はきわめて断片的な、あるいは関係者の個人的な回想に頼らさるを得ないのである。

本書の圧巻は、「北欧の日本陸軍武官の対ソ・インテリジェンス工作」である。……



9784788514997山本 武利 著

日本のインテリジェンス工作
――陸軍中野学校・731部隊・小野寺信

四六判288頁上製
定価:本体2800円+税
発売日 16.11.1

ISBN 978-4-7885-1499-7

関連記事 山本武利著『日本のインテリジェンス工作』 解説 小畑利夫

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2016年12月26日 (月)

書評 三浦倫平著『「共生」の都市社会学』 朝日新聞2016年の収穫

三浦倫平著『「共生」の都市社会学―下北沢再開発問題のなかで考える』 が、朝日新聞2016年12月25日付「2016年の収穫 心に残る本 書評委員が選んだ「今年の3点」」に掲載されました。評者は武田徹氏。ご書評くださいました先生、書評紙ご担当者様にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

かたや高度利用の実現を求め、かたや昔ながらの町並みにこだわる。「変えろ」と「変えるな」がガチにぶつかり膠着しながら都市再開発問題。サブカル都市「下北沢」を事例に住む者だけでなく、文化享受者をもアクターとみなし、それぞれの権益を調整する視点を導入。二項対立からの脱却の糸口を探る。
・・・・・・

ほか
『樺太を訪れた歌人たち』 松村正直著 ながらみ書房
『全裸監督村西とおる伝』 本橋信宏著、太田出版
とともにお選びいただきました。
(村西とおる監督の米国では懲役370年の求刑というのはすごい......)

9784788514706

三浦倫平 著

「共生」の都市社会学
―下北沢再開発問題のなかで考える

A5判上製464頁
定価:本体5200円+税
発売日 16.3.31

ISBN 978-4-7885-1470-6

 

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2016年12月22日 (木)

書評 神山潤 著 『朝起きられない人のねむり学』 こころの科学no191/2017年1月

神山潤 著 『朝起きられない人のねむり学』の書評が、「こころの科学 no191/2017年1月」に掲載されました。評者は本多真氏。ご書評くださいました先生、記載誌ご担当者様に、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

本書は小児神経学、臨床睡眠学を専門とし、睡眠外来を訪れる若者を長年支えてこられた、神山潤先生の手による本である。著者は睡眠科学の最先端の科学者でもあったが、日本での睡眠軽視と夜型化・睡眠不足の進行に危機感をもち、以後「早起きの会」発起人となり、睡眠の正しい知識と活用について各地で啓発活動を精力的に継続されてきた。この本も単なる医学知識紹介やハウツー本とは異なり、日常生活での眠りの視点にたち、一人ひとりが自分の眠りと向き合い、考え、どう具体的な行動につなげるかについて、熱く訴えかける内容となっている。

……若者へのメッセージは、著者独自の慧眼が示され、評者が感銘をうけた章である。睡眠外来を訪れる一人ひとりの生活によりそう著者だからこそ示せた根本的な治療の道筋と考える。まず文部科学省の統計から日本の若者の自己肯定感の低さ、社会に対する無力感が示される。そこで自己肯定感や無力感にアプローチし、自分自身のかけがえのなさに気づくこと、自然への畏敬の念を生むことが、自分自身の身体に対する謙虚さにつながり、結局は眠りを大切にすることつながるという指摘である。自分自身の時間管理者となる、捨てる力をつける、という実用編の課題も、自己肯定感の高さがカギとなろう......



9784788514799

神山潤 著

朝起きられない人のねむり学
―一日24時間の賢い使い方

四六判並製180頁
定価:本体1800円+税
発売日 16.6.1

ISBN 978-4-7885-1479-9

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2016年12月20日 (火)

新刊 村上陽一郎ほか『村上陽一郎の科学論』

9784788515062

柿原泰・加藤茂生・川田勝 編
村上陽一郎・小松美彦ほか著

村上陽一郎の科学論
――批判と応答

四六判並製436頁
定価:本体3900円+税
発売日 16.12.26

ISBN 978-4-7885-1506-2

見本出来ました。
12月26日ごろ書店に並びます。

はじめに

    科学史・科学哲学という新興の学問に身を投じてから約半世紀、村上陽一郎は、疑いなく、科学をめぐる議論の幅広い領野において、日本のオピニオン・リーダーの一人であり続けてきた。村上は、一九六八年に『日本近代科学の歩み―西欧と日本の接点』、一九七一年に『西欧近代科学―その自然観の歴史と構造』と、日本近代科学と西欧近代科学をそれぞれ広く射程に入れた書物を相次いで書き下ろし、日本における科学論研究の最前線に躍り出た。以降、村上は、科学史と哲学の融合を目指し、それまでもその後も村上一人にしかできないような、分野の垣根を越えて縦横に横断する独自な科学史・科学哲学研究を展開した。七〇年代から八〇年代にかけては、N・R・ハンソンや、P・K・ファイヤアーベントなどの「新科学哲学」を積極的に紹介して、科学論に新風を吹き込むとともに、日本におけるそれまでの常識的な科学観を一変させた。九〇年代以降は、

・・・・・・

《もっと読む 村上陽一郎の科学論 序文》

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2016年12月19日 (月)

新刊  北浜邦夫『夢』

9784788515055

北浜邦夫 著


――

四六判並製180頁
定価:本体1800円+税
発売日 16.12.20

ISBN 978-4-7885-1505-5

見本出来ました。
12月26日ごろ書店に並びます。

はじめに

   眠っている間に見えるもの、目を閉じていても見えるもの、それが『夢』です。人類が始まって以来、多くの人々が自分の自由にならないこの不思議な現象に関心をもってきました。私たちの祖先にとって、夢は神霊と交信できる神聖な時間でもあり、悪夢にうなされる恐怖の時間でもあったのです。恋人に会えるうれしい時間でもありました。それが最近科学によって、夢が眠っている間の脳のはたらきの反映であることがわかってきました。

 本書は『夢』を『現実』に引き出すつもりはありません。美しいもの、ロマンチックなものを科学のメスでベールを引き剥がして、味も素っ気もないものにしたいわけではありません。「美しい星空を眺めてロマンチックになる」のと「宇宙の神秘を探るワクワクの好奇心」とが同時に存在すると思って

・・・・・・

《もっと読む 夢 はじめに》

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2016年12月18日 (日)

記事 上野冨紗子&まちにて冒険隊 著『認知症ガーデン』

上野冨紗子&まちにて冒険隊 著『認知症ガーデン』の紹介が、読売新聞 2016/12/18付に掲載されました。


認知症の人の行動を体験談で

デイサービスの運営者が認知症の利用者との日々の出来事をつづった「認知症ガーデン」(新曜社)が出版された。著者は、神奈川県横須賀市のデイサービス「デイまちにて」の運営者。レクリエーションの時間にほかの利用者の邪魔をしていた男性が、著者が自宅を訪ねると、「一家のあるじ」としての顔を見せるなど、体験談を交え、認知症の人がとる行動の理由などについて、著者が考えをめぐらせている。



9784788515048

上野冨紗子&まちにて冒険隊 著

認知症ガーデン

A5判並製136頁
定価:本体1600円+税
発売日 16.11.20

ISBN 978-4-7885-1504-8

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2016年12月16日 (金)

紹介 上野冨紗子&まちにて冒険隊 著『認知症ガーデン』@図書新聞「16年下半期 読者アンケート」

12月24日付・図書新聞「16年下半期 読者アンケート」にて、
上野冨紗子&まちにて冒険隊 著『認知症ガーデン』をご紹介いただきました。
選者は松本卓也氏(ほか守中高明著『ジャック・デリダと精神分析』(岩波書店)、ソニア・キリアコ著『稲妻に打たれた欲望』(誠信書房)をおとりあげいただきました)。

書評くださいました先生、書評誌ご担当者様にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

『認知症ガーデン』は、デイサービスでの豊かな実践のなかから書かれた文学的エッセイ。あらゆる優れた精神療法は究極的には人やモノとの関係を新たに結びなおすことを目指すものであるが、認知症においては家族の側も当人との関係を結びなおすことに困難があり、そこにまた希望もある。


9784788515048

上野冨紗子&まちにて冒険隊 著

認知症ガーデン

A5判並製136頁
定価:本体1600円+税
発売日 16.11.20

ISBN 978-4-7885-1504-8

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2016年12月14日 (水)

紹介 山本 武利 著 『日本のインテリジェンス工作 』

山本 武利 著  『日本のインテリジェンス工作 』の紹介が多く出はじめました。

信濃毎日新聞 2016/12/9付 

インテリジェンスとは敵国、仮想敵国の情報を収集、分析する行為のこと。日本では日清・日露戦争の勝利による大国意識が阻んだのか、組織だって行われるのは第一次大戦後だという。陸軍中野学校の誕生が画期となった。
日本の情報活動の歴史を追う本書は、満洲国が刊行した宣伝・宣撫雑誌、細菌戦の「731部隊」の対ソ情報機関としての役割、スウェーデンで活躍した大使館付武官の小野寺信の供述書などを紹介。新聞やラジオによる日本軍のメディア戦略なども分析している。
(ほか秋田魁新報、下野新聞、山梨日日新聞、徳島新聞掲載)

「週刊金曜日」2016/12/9号  評者は吉田則昭氏。

>・・・・・・各地戦域に赴いた陸軍特務機関員は、ときには宣撫工作員として敵に直面し、インテリジェンス的視点から行動した。陸軍報道部員は、新聞操縦、ラジオ宣伝などの各種メディア工作で、世論誘導をプロパガンダの側面から中国、満洲で実践した。さらに石井四郎など軍医将校は、冷徹なインテリジェンス認識を通じ生体実験・生物兵器をソ・中向けに展開した。また欧州大使館駐在武官らは対ソ工作において、濃密な人脈を築き上げ、米国諜報機関も注目する足跡を残した。各章において、これら史実が米国国立公文書館、防衛省防衛研究所など国内外で発掘した貴重な1次史料から解明される・・・・・・

いずれも評者の先生、担当欄ご担当者様にこころよりお礼申し上げます。

9784788514997

山本 武利 著

日本のインテリジェンス工作
――陸軍中野学校・731部隊・小野寺信

四六判288頁上製
定価:本体2800円+税
発売日 16.11.1

ISBN 978-4-7885-1499-7

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近刊情報 熊谷高幸 著『自閉症と感覚過敏』

12月下旬-2017年1月 発売予定

自閉症の新たな理解のために
------------------------------------------------------------------ 『自閉症と感覚過敏』 ──特有な世界はなぜ生まれ、どう支援すべきか? ------------------------------------------------------------------ 熊谷高幸 著 四六判並製208頁・本体価格1800円+税 ISBN  978-4-7885-1507-9 C1011 分野=自閉症・発達障害・発達支援 ドナ・ウィリアムズ、東田直樹……自らの困難を内面から詳しく語れる自閉症者が
増え、「感覚過敏」という症状がよく知られるようになりました。これら当事者の語り
から学び、かつ語ることのできない多くの自閉症者の症状を集めて分析した著者
は、感覚過敏はたんなる症状のひとつではなく、それこそが自閉症の発生源では
ないのか、という仮説に至ります。男性脳や現代の生育環境といった要因との関
係にもふれながら、その思考と検証の過程を紹介、当事者の感じ方に配慮した支
援のあり方を探ります。自閉症理解に一石を投じる書! 【弊社 熊谷先生の本】 タテ書きはことばの景色をつくる 四六判並製184頁・定価1995円 発売日 13.10.3 ISBN 978-4-7885-1357-0 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-442e.html 天才を生んだ孤独な少年期 ──ダ・ヴィンチからジョブズまで 四六判上製240頁 定価:本体1900円+税 発売日 15.3.16 ISBN 978-4-7885-1424-9 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-34ce.html 日本語は映像的である ──心理学から見えてくる日本語のしくみ 熊谷高幸 著 四六判並製196頁・定価1995円(税込) ISBN 978-4-7885-1258-0 C1081 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-cf76.html

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2016年12月13日 (火)

近刊情報 『村上陽一郎の科学論』

12月下旬-2017年1月 発売予定
12月15日見本予定ですが、年末スケジュールのため配本日は不明です ------------------------------------------------------------------ 『村上陽一郎の科学論』 ──批判と応答 ------------------------------------------------------------------ 柿原泰・加藤茂生・川田勝 編 村上陽一郎・小松美彦ほか著 四六判上製436頁・本体3900円+税 ISBN 978-4-7885-1506-2 C1040 分野=科学史・科学哲学・現代思想 3・11後、科学論は展望を開けるか? 村上陽一郎は『西欧近代科学』『近代科学と聖俗革命』(小社刊)などを始発に、
「聖俗革命」「科学史の逆遠近法」などの魅力的な概念を提案し、科学史・科学
哲学に新風を吹き込みました。その後も『新しい科学論』『科学者とは何か』
『安全学』などのベストセラーを連発し、多くの一般読者も得ました。本書はそ
の謦咳に接した気鋭の論者たちが、村上科学論とは何だったのか、ポスト3・11
の世界にどのような意味を持つのかという観点から、その理論を冷静かつ厳しく
「批判」し、それに村上が、「学問的自伝」をからめながら、真摯に「応答」し
たものです。そこには、教師と弟子という縦の関係ではなく、同じ道を歩む研究
者どうしの、自由で平等な学問的関係が見られます。村上科学論の総決算の書と
いえましょう。テレビでおなじみの林修先生も、村上の講義に魅せられた一人だ
そうです。 村上陽一郎氏 『西欧近代科学』『近代科学と聖俗革命』は現在、弊社品切 申し訳ございません。

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目次

村上陽一郎の科学論 批判と応答──目次


序論   編者   

学問的自伝   村上陽一郎

主要著作紹介    編者

村上科学論への誘い     村上陽一郎

「正面向き」の科学史は可能か?     野家啓一
科学論のゆくえ      橋本毅彦
村上陽一郎における総合科学と安全学    成定 薫    

村上科学論の批判                    
聖俗革命論に「正面向き」に対する    高橋憲一
聖俗革命は革命だったのか
──村上「聖俗革命」をイギリス側から見る    小川眞里子
聖俗革命論批判──「科学と宗教」論の可能性  川田 勝(構成・注 加藤茂生)
村上陽一郎の科学史方法論──その「実験」の軌跡      坂野 徹
村上陽一郎の日本科学史──出発点と転回、そして限界    塚原東吾
科学批判としての村上科学論
──科学史・科学哲学と「新しい神学」   加藤茂生
支配装置としての科学──哲学・知識構造論      瀬戸一夫
社会構成主義と科学技術社会論          横山輝雄
村上科学論の社会論的転回をめぐって       柿原 泰
村上医療論・生命論の奥義            小松美彦

批判に応えて     村上陽一郎

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2016年12月 9日 (金)

書評 キャサリン・モンゴメリー『ドクターズ・ストーリーズ』@図書新聞 2016年12月3日付

キャサリン・モンゴメリー 著 斎藤清二・岸本寛史 監訳『ドクターズ・ストーリーズ― 医学の知の物語的構造』の書評が、図書新聞 2016年12月3日付に掲載されました。評者は、星野晋氏。書評くださいました先生、掲載誌ご担当者さまにこころからお礼申し上げます。ありがとうございました。

9784788514836

キャサリン・モンゴメリー 著
斎藤清二・岸本寛史 監訳

ドクターズ・ストーリーズ
― 医学の知の物語的構造

四六判384頁上製
定価:本体4200円+税
発売日 16.6.10

ISBN 978-4-7885-1483-6



「医学の実践とは、解釈的活動(interpretive activity)である」という挑戦的一文からはじまる本書は、「文学と医学」を専門とし、医学校において教育、研究を行ってきたキャサリン・モンゴメリーが1991年に上梓した著作の訳本である。著者は、医師が診断を導き出し治療を組み立てていく臨床過程を、エスノグラフィ(民族誌)の手法を用いて丹念に描出する。そして科学としての医学という通常のイメージとは異なる物語的な実践をそこに見出す。すなわち、医学は科学ではなく、「病む人をケアするための、合理的で、科学を利用する、間レベル的な、解釈的な活動:なのである。

厳密科学としての医学は集団に対する統計的・確率論的なアプローチで一般法則化をめざす。この治療法には10パーセントの副作用が認められるといった具合である。しかし厳密科学は、目の前の患者がその10パーセントに入るか否かは教えてくれない。個別の患者に対して、診断を下し最適な治療法を探り当てるためには、「個別性の科学」といってもいい推論のプロセスが求められる。その過程を著者はシャーロック・ホームズの一連の推理になぞらえながら解き明かしていく・・・・・・

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2016年12月 2日 (金)

紹介 上野冨紗子&まちにて冒険隊 著『認知症ガーデン』@神奈川新聞

上野冨紗子&まちにて冒険隊 著『認知症ガーデン』の紹介が、神奈川新聞2016年12月1日付けにて掲載されました。ありがとうございました。

「横須賀 デイサービス経営・上野さんが著書」
 横須賀市安浦町の民家でデイサービスを経営している上野冨紗子さん(69)が、認知症の利用者とスタッフの日常生活や、介護への思いをつづった「認知症ガーデン」(新曜社)を出版した。「世間には、『認知症は怖い』というイメージがあるけれど、誰もが通る『老い』の延長にあるもの。一般的な話題として、多くの人に広く考えてほしい」と話している。
……
 他の利用者に迷惑ばかり掛けていた男性の自宅を訪れると、「一家の主」として来客対応してくれた。3年間、何も話さなかった女性がデイサービス内で自分の居場所を見付け、自宅で布団を掛けてくれた夫に「ありがとう」とつぶやいた―。
 出版した本には、そんなエピソードとともに、「社会性とは何か」「老いとは何か」といった上野さんの視点や問いかけがつづられる。
……
 巻末には、こんな言葉が添えられる。<認知症の人は多くは語らないが、人間に生きるということの不思議について、「普通」の人たちより、はるかに多くの体験をしている>

9784788515048

上野冨紗子&まちにて冒険隊 著

認知症ガーデン

A5判並製136頁
定価:本体1600円+税
発売日 16.11.20

ISBN 978-4-7885-1504-8

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