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2016年3月10日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第157号■

2016年3月8日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第157号■

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◇トピックス
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●書評ほか紹介

『呼び覚まされる霊性の震災学』 (金菱清編、本体2200円)が朝日新聞夕刊(1月22日)ほか、河北新報記事で紹介されて以来、さまざまな紙誌、メディアで紹介されております。現在3刷ができあがりました。
また3月6日の日曜日夜10時、フジテレビ・Mr.サンデーにて放映される予定(すみません、番組見ていたのですが放映されたのか? 確認できませんでした)。

朝日新聞記事
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-cc2a.html

河北新報記事
生と死向き合う「霊性の震災学」学生が刊行
http://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160207_13016.html

被災地の幽霊を社会学
「「現代の遠野物語」と絶賛も・・・・・・東日本大震災はおびただしい数の「死」と「別れ」をもたらした。死者1万5894人、行方不明者2562人(2月10日現在)の一人ひとりに、別れの物語がある。 そうした膨大だが記録に残りにくい個人の喪失感を、社会学的観点からすくい取った論文集が反響を呼んでいる。1月末に出版された『霊性の社会学』だ(新曜社)。執筆したのは、東北学院大学の金菱清教授(40)と7人のゼミ生。重視したのは「当事者」の視点だ。そのため理屈では説明できないテーマもある・・・・・・」(「AERA」2016年2月29日号 角田奈穂子氏)

被災地に幽霊......?生と死に向き合う一冊
「東日本大震災から5年。この「5年」というのは一つの区切りの意味を持つようで、関連図書の出版が相次いでいる。その中でも注目の本が東北学院大学、金菱清ゼミナールが行った「震災の記録プロジェクト」をまとめたのが本書である。このゼミの学生と指導教官である金菱清が、被災地における問題が生存(survive)から、生活(life)にシフトしようとしている2013年から始めたものだ。
この5年間、被災地では何が行われ今に続いているのか。政府やマスコミ、インターネットからの情報しか知らない人たちは、この事実に驚かされるだろう・・・・・・」(「週刊新潮」2016年3月3日号、東えりか氏評)

HONZに同記事
http://honz.jp/articles/-/42510

●フェアのお知らせ

心理学書販売研究会15周年フェアのお知らせ

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八重洲ブックセンター八重洲本店4階
「心理学 いま、読んでおきたいおススメの本」
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期間:2016年2月1日(月)─
「心理学 いま、読んでおきたいおススメの本」
を開催いたします

八重洲ブックセンター八重洲本店と心理学書販売 研究会が厳選した、2015年度に刊行された 「心理学の今」がわかる本を中心に、いつの時代 でも変わらない必携の定番書を揃えました。

あわせて、フェア特典として、心理学書販売研究会 発足15年を記念して製作いたしました、「心理学を 学ぼう2」とフェアパンフレットも配布しております。ぜひお立ち寄りください。

「心理学 いま、読んでおきたいおススメの本」

八重洲ブックセンター八重洲本店
4階 昇りエレベーター前売場

http://shinpanken.blogspot.jp/2016/02/blog-post.html

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紀伊國屋書店新宿南店
心理学を学ぼう!2─基本から最先端まで─
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2016年2月10日(水)~2016年4月3日(日)
紀伊國屋書店新宿南店 5階レジ前フェア台にて
「心理学を学ぼう!2─基本から最先端まで─」を開催いたします。

現代社会に生きる人びとの心は、日々たえず変化しています。そのなかで、心理学専門書を出版するという立場からつねに心の問題に寄り添い続けてきた、出版社13社の会である「心理学書販売研究会」。発足15周年にあたる今年までに刊行した、会員社一押しの基本図書から理論書までの商品が一堂に会します。この冬おすすめの各社新刊も取り揃えました。

また、フェア会場では心理学書販売研究会の発足15周年を記念した冊子「心理学を学ぼう!2」・「フェア出品書籍リーフレット」を配布しております。 皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

http://shinpanken.blogspot.jp/2016/02/blog-post_10.html

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◇近刊情報
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3月中旬発売予定
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『質的心理学研究 第15号』
──特集 子どもをめぐる質的研究
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日本質的心理学会 編
B5判並製252頁・本体3000円+税
ISBN 978-4-7885-1464-5 C1011
分野=心理学

発達研究においては、ともすれば身近で個別的な子どもと向きあい、その子の理解に役立つ情報を探ることが見失われがちです。本特集では、質的方法の特性を自覚的に利用して、子どもたちの「いま」をとらえ、周囲の人の関わりの理解をめざす論文が4本そろいました。人間観や認識論といった、ものの見方の変革に深く関わる質的研究ならではの力作ばかりです。ほかに一般論文を7本収載。書評特集では「質的心理学研究の足下を見直すため、あらためて古典を読む」と題し、質的研究の理念や息吹を感じさせる古典との対峙を促します。

質的心理学研究 バックナンバー
http://www.shin-yo-sha.co.jp/qualitative_psycho.htm

3月下旬発売
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『都市に刻む軌跡』
──スケートボーダーのエスノグラフィー
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田中研之輔 著
四六判上製272頁・本体3200円+税
ISBN 978-4-7885-1469-0 C3036
分野=社会学・都市論・人類学

ストリートと身体に刻まれる生を描く

駅前広場で、すぐ横の公園で、躍動するスケートボーダーの姿をかつて目にしました。あの集団はいまも跳びつづけているのでしょうか。秋葉原、池袋、新宿、土浦などでの多年にわたる参与観察により、文化的行為を媒介にして形成されたこの若年集団の軌跡へと迫ります。表面的なスタイルや価値観のみを分析するのではなく、どのような都市空間管理の政治と交わり、いかなる生を経て何を費やして参加してきたのか、そして、その生き方の帰結には何があるのか、という全体を描きだすヴィヴィッドな都市エスノグラフィーです。著者は法政大学キャリアデザイン学部准教授。

2月下旬発売予定
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『〈共生〉の都市社会学』 (仮題)
──下北沢再開発問題を手がかりに
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三浦倫平 著
A5判上製472頁・予価5200円+税
ISBN 978-4-7885-1470-6 C1036
分野=社会学・都市問題

「知らないうちに道路ができちゃった」と後悔しないために

現代の都市は、様々な人々が共に生きる=「共生」の側面が強くなっています。にもかかわらず、社会学はこの問題をあまり重視してきませんでした。本書は、この「共生」の問題をルフェーブルの「都市への権利」などの考えに遡って問い直し、そこにある問題とは何か、どのように解決できるのかなどを、根源から問い直します。その際、具体的な考察の対象となるのが、下北沢という街の再開発をめぐって起きた紛争です。七〇年代以降、独自の発展をしてきたこの街を愛する人々が、行政や企業のやり方に対して、やむにやまれず立ち上がった運動ですが、この町に住む人、地主、商売する人、遊びに来る人など、様々な形で運動に関わる人々へのインタビューを通して、多様な考え方・運動のあることが浮かび上がり、解決への道筋が暗示されます。まだ解決に至っていませんが、理論としてだけでなく、運動の記録としても貴重な、力作です。

3月下旬発売予定
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『メディアと文化の日韓関係』 (仮題)
──相互理解の深化のために
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奥野昌宏・中江桂子 編
A5判上製296頁・予価3300円+税
ISBN 978-4-7885-1471-3 C1036
分野=メディア論・日韓関係論

お互いの歴史を知ることから、始まる

日韓関係は、竹島=独島問題、慰安婦問題などをきっかけに、ここ数年、最悪の状態でしたが、おぼろげに希望の光も見えてきました(?)。しかしいまなお予断を許す状態ではありません。ワールドカップの日韓共催、韓流ドラマのブームなどで盛り上がった時期もあったにもかかわらず、なぜこのような険悪な関係になったのでしょうか。本書は、日韓関係の歴史を、新聞・放送などのメディア、マンガ・アニメ・ドラマなどの文化交流の面から歴史的にたどり直し、日韓の相互理解を深めようとしたものです。韓国が日本の植民地支配の後
も過酷な独裁政治のもとに置かれ、苛烈な民主化運動の末に今日の自由を獲得したこと、日本にもまた、日韓友好に尽力した人々がいたことなど、お互いの歴史を知ることが関係改善の着実な道であることを確信させる本です。

3月下旬発売予定
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『映画と移民』 (仮題)
──日系アメリカ移民の体験にみる
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板倉史明著
A5判上製280頁・予価3500円+税
ISBN 978-4-7885-1472-0 C1074
分野=移民論・映画論

映画は移民のアイデンティティ形成にどう関わったか

いま移民・難民問題が注目されています。日本はこの問題に冷たいとも言われますが、戦前の日本は移民(棄民?)に積極的でした。特にアメリカへの移民はさかんでした。本書は、アメリカへの日系移民の歴史を、映画を通してたどったものです。戦前の日本人町で、どのような(日本)映画が上映されていたのか。どのように制作され、どのように受容されたのか。それが日米開戦でどう変わったのか。押収された日本映画を米軍はどのように利用したか、その補償は? また、日本映画に対する一世と二世の違いは、などのさまざまな問題を通して、映画が移民のナショナル・アイデンティティの構築と変容に果たした役割を問います。

4月上旬発売予定
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『〈鞆の浦〉の歴史保存とまちづくり』
──環境と記憶のローカル・ポリティクス(仮)
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森久 聡 著
A5判上製288頁・本体3800円+税
ISBN 978-4-7885-1473-7 C3036
分野=まちづくり・郷土史・環境問題

「鞆が鞆でなくなってしまうって思うたんよ」

鞆の浦は風光明媚な瀬戸内海の眺めと古い町並みや名所の残るひなびた港町です。ところが港の一部を埋め立て橋をかけ、道路を通す開発計画がもちあがったのは25年も前のことでした。計画を推進し、観光業を発展させたい福山市・道路建設派と、世界遺産に匹敵する港町の町並みを守りたい保存派がまちを二分する論争をくり広げ、開発の是非が裁判で争われてきました。そして今月、広島県が正式に開発を断念し、長年の論争にピリオドが打たれました。栄枯盛衰のまち鞆の浦の歴史文化、産業と社会構造、まちを揺るがした保存問題の全容を解明し、歴史保存に情熱を傾けてきた人々の記憶を通して、まちづくりはどうあるべきかを問いかけます。詳細な年表付き。著者は京都女子大学現代社会学部准教授。

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◇奥付
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次回発行は2016年4月上旬を予定しております。

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