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2015年10月

2015年10月30日 (金)

新刊  梶田正巳『日本人と雑草』

9784788514515

梶田正巳 著

日本人と雑草
――勤勉性を育む心理と文化

四六判並製208頁
定価:本体2100円+税
発売日 15.11.10
ISBN 978-4-7885-1451-5

見本出来ました。11月9日ごろ書店に並びます。

まえがき

  

  この地球には70億人をこえる人たちが住んでいる。民族、人種、言語、宗教、文化、伝統、歴史、国柄などさまざまに異なっていて、一筋縄で捉えること はまったくできない。その中でユーラシア大陸東端を離れた列島に暮らしている日本人ほど、トータルにみて、まじめに過ごし、勤勉に働いてきた人たちはいな いのではないだろうか。何しろ国民の80%近い人々が、勤勉がもっとも大切な備えるべき資質である、と確信を持っているのである。しかも、調査のはじまっ た前世紀中庸から今日まで、半世紀以上にもわたり、一貫してその信念はゆらぐことがない(独立行政法人・統計数理研究所資料)。

 なぜわれわれは勤勉に暮らすことをかくも大切だと思っているのか。過去十年以上もの間、この問いから離れることができなかったのである。そして、ついにいたった結論とは、誰の近辺にもある「雑草」とのかかわりであった。

 読者はすぐに疑念を抱くだろう。

・・・・・・

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2015年10月28日 (水)

新刊 内藤千珠子『愛国的無関心』

9784788514539

内藤千珠子 著

愛国的無関心
――「見えない他者」と物語の暴力

四六判上製258頁
定価:本体2700円+税
発売日 15.10.30
ISBN 978-4-7885-1453-9

見本出来ました。11月6日ごろ書店に並びます。

はじめに

  

  世紀が変わってからの十数年、日本や日本人という言葉の語感は大きく変化した。少し前まで、戦争という単語は日本の過去を語るものであったのに、いま では日本の未来に起こりうる危機を告げる身近な言葉と化した。その文脈を、新しい愛国主義やナショナリズムが支えている。

 論理を複雑な議論をとおして考えることよりも、イメージやわかりやすい図式が好まれるのが、いまの空気である。だからこそ、シンプルな愛国的感覚は、あ たりまえで自然な感情として認識され、世の中に広く行きわたっているといえるだろう。日本人という単語に自分を預けることで自我を保とうとするメンタリ ティは、日本や日本人という記号を無条件に肯定する力になる。日本人としての誇りをもって日本を愛するのは当然のことであり、自虐的な姿勢で過去を反省す る時期はもう終わった、歴史に対する一般的な態度として、そのような疚しさなどもはや見飽きた、という感覚が支配的になりつつある。

・・・・・・

《もっと読む 愛国的無関心  はじめに》

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2015年10月26日 (月)

お知らせ 2015年―2016年の掘り出し選書

2015年―2016年の掘り出し選書のお知らせです。

「掘り出し選書」は、東京都書店商業組合青年部が主催しております、書店店頭活性化策のひとつです。 「掘り出し選書」は、20年以上も前に、同青年部の中野・杉並支部の書店さんで始まりました。

当時はTS選書と呼ばれていたこの取り組みは、通常「町の書店」には並ばない類の人文書・専門書を、書店さんの90センチ棚一段(30冊から40冊)を使って陳列、いわばアクセントとすることによって店頭を活性化す るという試みです。

棚は3ヶ月間、1出版社が占有し、次の3ヶ月は、また別の出版社の本が並ぶことで、お客さんを飽きさせないように工夫しています。24書店・8出版社が2015年-2016年の2年でひとまわりいたします。各出版社は話題の本、自社の顔といえるロングセラーを出品しています。


この9月か11月の間、下記書店にて、各出版社の書籍を取り扱っております。

お近くの書店さんがございましたら、ぜひお立ち寄りください。



Aグループ
ブックタウン 板橋区板橋2-64-15 3961-8221 春秋社
秀文堂 杉並区方南町2-13-7 3313-0263 七つ森書館
サンブックス浜田山 杉並区浜田山3-30-5 3329-6156 ミシマ社
久我山書店 杉並区久我山3-23-17 3333-3311 トランスビュー

Bグループ   
江戸川書房 江戸川区松江3-14-7 3651-0271 青土社
椿書房 江戸川区春江町2-40-1 3676-8131 亜紀書房
木村屋書店 江東区東陽3-15-5 3644-4370 新曜社
吉田書籍部 江東区大島6-30-15 3681-9015 羽鳥書店

Cグループ   
三弥井書店 港区芝5-26-4 3451-9640 春秋社
小川書店 港区南麻布2-13-15 3451-2223 七つ森書館
田村町書房 港区新橋2-1-10 3591-0707 ミシマ社
ワタナベ書店 千代田区丸の内1-2-1 3214-1803 トランスビュー

Dグループ   
千歳書店 世田谷区船橋1-9-45 3425-1177 青土社
とみざわ書店 調布市国領町4-48-10 042-482-2964 亜紀書房
真光書店 調布市布田1-36-8 042-487-2222 新曜社
ひまわり書店 世田谷区桜丘2-19-12 3427-8024 羽鳥書店

Eグループ   
ここから書房 北区中里2-1-4 3910-0241 春秋社
文京堂書店 文京区湯島2-29-5 3811-7069 七つ森書館
ブックスページワンイトーヨーカドー赤羽店 北区赤羽西1-7-1-6F 5993-7330 ミシマ社
ビーブックス 北区豊島5-4-1-107 3914-1014 トランスビュー

Fグループ   
王様書房 目黒区祐天寺2-12-19 3711-4447 青土社
明昭館書店 品川区戸越2-1-4 3782-3472 亜紀書房
羽田書店 大田区羽田4-5-1 3741-1817 新曜社
栄文堂書店 大田区南蒲田3-13-11 3742-0970 羽鳥書店

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2015年10月23日 (金)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第154号■

2015年10月20日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第154号■

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◇トピックス
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●紹介
10月1日配本いたしました小熊英二著『論壇日記』が、「論壇メモ 異例の出版」という見出しで、10月6日、朝日新聞の夕刊にとりあげていただきました。ご担当者さま、ありがとうございます。本書は朝日新聞の論壇委員として毎月書いてきたメモをまとめたもの。「非公開が前提の文書ですが、出版社からの希望もあって異例の出版となった」

http://www.asahi.com/articles/DA3S12002817.html

論壇日記
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1442-3.htm

●書評
ピーター・バーク 著/井山弘幸 訳
『知識の社会史2』
──百科全書からウィキペディアまで
の書評が、毎日新聞2015年10月11日に掲載されました。評者は村上陽一郎氏。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-ca4f.html

「四百ページを優に超える大著である。人名索引では、立項された数は八百人を下らない。おまけに、著者の前著『知識の社会史2 知と情報はいかにして商品化したか』(井山弘幸・城戸淳訳、新曜社)も同規模のものだ。書くエネルギーだけでも(ということは、訳者のそれはさらに大きくなるが)、想像を絶する。・・・・・・」

>>> 書評の続きを読む 毎日新聞書評欄へ
http://mainichi.jp/shimen/news/20151011ddm015070046000c.html

●書評
ピーター・バーガー 著/森下伸也 訳『退屈させずに世界を説明する方法』
の書評が、図書新聞10月24日号に掲載されました。評者は渡邉頼陽氏。「・・・・・・最後に強調したい本書の魅力は、社会学の理論を大らかに構想し、どこでも用いて、様々に考えてみることの喜びを思い出させてくれることである・・・・・・」
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/151024-9f43.html

●書評
中河伸俊・渡辺克典 編
『触発するゴフマン──やりとりの秩序の社会学』
の紹介が、図書新聞2015年10月17日号に掲載されました。評者は木村雅史氏
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-56b3.html

●映画

小熊英二監督「首相官邸の前で」
全国各地で追加上映中です。

渋谷アップリンク
http://www.uplink.co.jp/kanteimae/

中村桂子『水と風と生きものと 生命誌を紡ぐ』
全国各地で追加上映中です。
https://twitter.com/Keiko_Tsumugu

●心理学書販売研究会15周年フェアのお知らせ

心理学書販売研究会が発足してから、2016年9月で15年となります。
この9月より、心理学書販売研究会の特約書店さまの店頭にて、
「15周年フェア」を随時開催してまいります。

フェア「人生を変える心理学書 - 100冊の出会い」

入門書から理論書まで、各社のイチオシロングセラーと最新刊を取り揃え、皆様をお待ちしております!

店舗  紀伊國屋書店梅田本店 人文書コーナー
期間 2015年10月5日(月)より11月3日(火)
場所  人文書コーナー
http://shinpanken.blogspot.jp/2015/09/100.html

フェア「心理臨床とこども」

神戸・ジュンク堂書店三宮店さまにて「心理臨床とこども」をテーマにフェアを開催いたします。ぜひご来店ください。

店舗場所・・・5階人文書フェア台(名称)三宮店5F10番棚催事場
期間10月31日まで
展開スペース・・・フェア台×1(棚2段+平台)
点数・・・面のみ80 差し込み100点
http://shinpanken.blogspot.jp/2015/09/blog-post.html

フェア「こころと脳を考える」

ジュンク堂書店池袋店さまではこころと、4階 人文書フロア メインフェア台では「こころと脳を考える─脳科学へのオリエンテーション」を開催いたします。こちらは協賛という形で、心理学書販売研究会会員社以外の書籍も展開、圧巻のフェアとなっております。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

店舗  ジュンク堂書店池袋店
期間 2015年9月8日(火)より10月25日(日)
場所 4階 人文書フロア メインフェア台(200アイテム)

http://shinpanken.blogspot.jp/2015/09/blog-post_9.html

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◇近刊情報
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11月上旬発売予定
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『愛国的無関心』
──「見えない他者」と物語の暴力
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内藤千珠子 著
四六判上製262頁・本体2700円+税
ISBN 978-4-7885-1453-9 C1090
分野=現代思想・近現代史

この息苦しい閉塞感に風穴を開けるために!

「韓国」「北朝鮮」「在日」などの記号に罵声を浴びせるヘイトスピーチ、ネット上での匿名による中傷など、最近の愛国的空気のなかには、明らかに相手は誰でもいいという「他者への無関心」があります。本書は、このような風潮を近代日本の帝国主義に基づく無関心に起因しているとして「愛国的無関心」と名づけ、その構造を近現代のメディア言説、小説、映画などを題材に明らかにしていこうとします。そのさい、かつてファシズム期に行なわれた「伏字」(危ない文章を○や×で置き換えたもの)という日本独特の検閲制度が重要な役割を果たし、我々の他者への不感性を作り上げてきたと言います。瀬戸内寂聴、徳田秋声から現代の「在日」小説までをとりあげて、斬新な視点から思想史に新風を吹き込みます。デビュー作『帝国と暗殺』の続編でもあります。

関連書
内藤千珠子 著
『帝国と暗殺 ──ジェンダーからみる近代日本のメディア編成』

11月上旬発売予定
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『日本人と雑草』
──勤勉性を育む心理と文化
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梶田正巳 著
四六判並製208頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1451-5 C1011
分野=日本人論・文化心理学

日本人はなぜ勤勉になったのか?

今年のノーベル賞日本人受賞者のコメントでは勤勉な研究の大切さが述べられていました。また、ある調査によると、日本人の80%以上が、「勤勉さ」がもっとも大切な人間の特質であると考えているということです。では、日本人は、なぜ勤勉性をそれほど大切だと思うようになったのでしょうか? 本書は文化心理学の視点から検討し、ズバリ、それが日本人と「雑草、野草、草」との強いかかわりにあることを示しました。しかし雑草など、世界中のどこにでもあるのではないでしょうか? ほんとうに雑草が、勤勉性という資質を育むほどに、偉大な存在たりえるのでしょうか? そもそも心理学が、なんで雑草を取り上げるのでしょうか? 本書はそんなギモンに答えます。

11月中旬発売予定
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『日本人は論理的に考えるのが本当に苦手なのか』

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山 祐嗣 著
四六判並製192頁・本体2100円+税
ISBN 978-4-7885-1452-2 C1011
分野=日本人論・心理学

あなたは論理的に考えていると思いますか?

著者は心理学者で、人間の思考がどれほど論理的なのか(そうでないのか)を研究してきました。そんな著者が長らく抱いていた疑問は、「日本人の思考は非論理的」という通説です。たしかに日本人は、ディベートが下手で、情緒的で、使用している言語も非論理的だと言われています。だとしたら、なぜ日本人は、非論理的であるにもかかわらず、明治以降急速に発展して産業国、先進国になりえたのでしょうか。実は本書が明らかにしているように、「日本人が非論理的」というのは大いなる錯覚なのです。いまだに流通している日本人論の誤謬を比較文化から明らかにした、目から鱗の一冊です。

11月中旬発売予定
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『社会脳シリーズ9巻  ロボットと共生する社会脳』(仮題)
──神経社会ロボット学
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苧阪直行 編
四六判上製416頁+カラー8頁
本体4600円+税
ISBN 978-4-7885-1456-0  C1011
分野=脳科学・心理学

シリーズ全9巻完結!

人は社会の中で生かされており、それを担う脳もまた社会的存在です。自己や他者を結ぶ社会意識が脳内でどのように表現されているのかを探る「社会脳」の研究が、いまどのような成果をあげつつあるかを広く社会に伝える使命をもって刊行が開始された「社会脳シリーズ」も、本巻をもって完結です。最終巻の第9巻はロボットと脳という、現代科学の最先端が交差する領域を取り上げます。ペットロボットや掃除ロボット、介護ロボットなど、いよいよロボットが日常生活にも現れてきました。人間科学と工学技術はいかなる未来を展望するのか──本書はまたとない案内となるでしょう。

「社会脳シリーズ」紹介
http://www.shin-yo-sha.co.jp/series/social_brain.htm

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◇編集後記

八重洲ブックセンター本店さんの担当さんに会った後、エスカレーターを下っていくと、ビジネス書フロアに、『落合博満 バッティングの理屈───三冠王が考え抜いた「野球の基本」』(ダイヤモンド社)が山積みになっていた。

以前ベースボールマガジン社で出版されて16万部も売れた本の待望の復刊らしい。16万部とは日本の野球ファンの裾野の広さに驚く。しかし置いてあるのは、ここビジネス書フロア。いくら伝説の三冠王とはいえ、彼のバッティング理論を読むビジネスマンがどれだけいるのだろうか。これはもしかしてあれか、落合からなにか金言のようなものを引き出そうとしている、マネジメントを学ぶサラリーマンを狙った売り方なのだろうか。ダイヤモンド社、おそるべし。

手に取ったところ、内容はやはりバッティングのことしか書かれていないように見える。立ち読みでは分からない何か深淵が、ここにあるのでは。そう思った私は、ちょうど地域のソフトボールチームで一試合に一打席の代打として(つまり補欠な訳だな)今季、出塁率10割の人間である。フォアボールがいくつかあったかは言わないでおくが、次なる高みに向けて本書を購入した。

「誰よりも多くバットを振った人間が最後まで残る」「生活の知恵ならぬ野球の知恵をつけろ」「野球人生は常にON、OFFという考えは捨てろ」など、格言に近い言葉が多くあるのだが、本書をビジネスに読み直すほどの想像力のあるビジネスマンや会社経営者はそれだけで成功の素質十分だろう。本来のバッティングの技術書としては、まさに奥義がシンプルに語られた実戦の書である。

私にとってはすでにバイブルともいえる本だ。補欠だけど。とにかく次の試合がなにより待ち遠しい。来期、目指すはホームランバッターだ。  (中山)

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◇奥付
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次回発行は2015年11月中旬を予定しております。

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2015年10月19日 (月)

書評 バーガー著『退屈させずに世界を説明する方法』 図書新聞15年10月24日号

ピーター・バーガー 著/森下伸也 訳 退屈させずに世界を説明する方法
の書評が、図書新聞10月24日号に掲載されました。評者は渡邉頼陽氏。

評者の先生、掲載誌ご担当者の方に、こころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

9784788514324ピーター・バーガー 著/森下伸也 訳

退屈させずに世界を説明する方法
――バーガー社会学自伝

四六判上製368頁
定価:本体3800円+税
発売日 15.5.15
ISBN 978-4-7885-1432-4



・・・・・・最後に強調したい本書の魅力は、社会学の理論を大らかに構想し、どこでも用いて、様々に考えてみることの喜びを思い出させてくれることである。バーガーは本書のまえがきで、近年の社会学が抱える「二つの病(量的研究における方法論へのフェティシズムとイデオロギー的プロパガンダ)」が、その〈退屈〉という症状を悪化させていると批判している。この、何よりも〈退屈〉を嫌う人物が記した自伝である本書は、〈ありすぎるデータ〉と、〈自明すぎる〉正義を前に窒息されがちな私たちの好奇心を、楽しさで鼓舞するのである。

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2015年10月16日 (金)

書評 中河伸俊・渡辺克典 編『触発するゴフマン』@図書新聞

「本書は、ゴフマンに関心をもつ読者のみならず、コミュニケーション研究や自己論に関心をもつ読者も触発し続ける一書となるだろう」」

中河伸俊・渡辺克典 編
触発するゴフマン
――やりとりの秩序の社会学

の紹介が、図書新聞2015年10月17日号に掲載されました。

評者は木村雅史氏。評者の先生、掲載誌ご担当者さまにはこころよりお礼申し上げます。
ありがとうございました。



9784788514317

中河伸俊・渡辺克典 編
触発するゴフマン
――やりとりの秩序の社会学

四六判並製296頁
定価:本体2800円+税
発売日 15.5.22
ISBN 978-4-7885-1431-7

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2015年10月13日 (火)

書評 ピーター・バーク 著/井山弘幸 訳『知識の社会史2』@毎日新聞

ピーター・バーク 著/井山弘幸 訳
『知識の社会史2』
――百科全書からウィキペディアまで

の書評が、毎日新聞2015年10月11日に掲載されました。評者は村上陽一郎氏。
評者の先生、掲載紙ご担当者さま、ありがとうございました。こころよりお礼申し上げます。

四百ページを優に超える大著である。人名索引では、立項された数は八百人を下らない。おまけに、著者の前著『知識の社会史2 知と情報はいかにして商品化したか』(井山弘幸・城戸淳訳、新曜社)も同規模のものだ。書くエネルギーだけでも(ということは、訳者のそれはさらに大きくなるが)、想像を絶する。・・・・・・

>>>書評の続きを読む 毎日新聞書評欄へ







9784788514331

ピーター・バーク 著/井山弘幸 訳

知識の社会史2
――百科全書からウィキペディアまで

四六判上製536頁
定価:本体4800円+税
発売日 15.7.15
ISBN 978-4-7885-1433-1

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2015年10月 7日 (水)

新刊 ロバート・W・ホワイト『モチベーション再考』

9784788514454

ロバート・W・ホワイト 著/佐柳信男 訳

モチベーション再考
――コンピテンス概念の提唱

四六判上製116頁
定価:本体1800円+税
発売日 15.10.05
ISBN 978-4-7885-1445-4

見本出来ました。10月8日ごろ書店に並びます。

はじめに

  

 動物行動と精神分析的自我心理学ほどかけ離れた領域で似たような動向が見られるとするならば、それはおそらくものごとのとらえ方が大きく進化しているこ との現れだと考えてよいだろう。この2つの領域だけでなく、心理学全般を俯瞰すると、生理的動因に基づくモチベーション理論に対する不満が高まっている。 不満を表明するのに使われる言葉や概念は違えど、背景にあるテーマは共通している―生理的動因が動物および人間の行動を生起させる唯一の力だと想定する と、重要な何かが欠落してしまうのだ。

 不満が向けられている理論の代表は、ハルの動因低減説とフロイトの精神分析的本能論である。どちらの理論も現在では正統と認められているものであり、互いの類似度はおおむね高い。どちらの理論も明快さが魅力であり、広く議論されてきているので

・・・・・・

《もっと読む モチベーション再考  はじめに》

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2015年10月 6日 (火)

新刊 山本登志哉『文化とは何か、どこにあるのか』

9784788514478

山本登志哉 著

文化とは何か、どこにあるのか
――対立と共生をめぐる心理学

四六判上製240頁
定価:本体2400円+税
発売日 15.10.05
ISBN 978-4-7885-1447-8

見本出来ました。10月8日ごろ書店に並びます。

はじめに

  

 この本はひととひとが対立し、助け合い、遠ざけ合い、求めあい、憎しみ合い、愛し合い、そうやって生きていく中に文化が生み出されていく姿を、心理学的 に探る試みのひとつとして書かれました。生活の中で、世の中の動きを見て、得体のしれない他者とのかかわりに戸惑い、あるいはどこか心ひかれ、実践的なこ とから理論的な問題まで、文化について関心を抱いている様々な方に読んでいただくことができればと願っています。

文化が発生するのは個人の中ではありません。自分と他者のかかわりの中に生成します。でも二者の間にではありません。二者の関係を見つめる第三の視点を組み込んで生み出されるもの、それが文化だ、というのが本書の基本的な視点です。

・・・・・・

《もっと読む 文化とは何か、どこにあるのか  はじめに》

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