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2015年7月

2015年7月31日 (金)

新刊 長谷川啓三・若島孔文『大震災からのこころの回復』

9784788514409

長谷川啓三・若島孔文 編

大震災からのこころの回復
――リサーチ・シックスとPTG

四六判並製288頁
定価:本体3400円+税
発売日 15.8.8
ISBN 978-4-7885-1440-9

見本出来ました。8月7日ごろ書店に並びます。

はじめに

  本書は東日本大震災の発生直後から4年を経過する時点までの筆者らの「こころの支援」活動を巡る、まとめの試みである。その中でも本書は「リサーチ・ シックス」と名づけた「調査と実験」を中心とした研究活動についてやや詳しく報告し検討を加えるものである。研究活動に伴って、緊急事態の中でどのように 協力をいただくための「信頼」を獲得していったのかという点についても筆者らの奮闘ぶりをお伝えし、検討を行っている。

 震災直後から、現地にある大学、それも「基幹大学」と呼ばれる教育と研究の中心機関として期待される大学に生活をする者として、この大きな緊急事態にこ そ役立つ「こころの支援活動」と「研究」を遂行することなくして「なんの学問ぞ?」という気持ちでこれまで取り組んできた。

 もともと本書に関わってきた報告者の全員が「役に立つ基礎研究を!」というスタンスで日常の研究活動を行ってきたので、この震災時にも、

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2015年7月27日 (月)

新刊 丹野宏昭・児玉 健『人狼ゲームで学ぶコミュニケーションの心理学』

9784788514393

丹野宏昭・児玉 健 著

人狼ゲームで学ぶ
コミュニケーションの心理学
――嘘と説得、
コミュニケーショントレーニング

A5判並製168頁
定価:本体1700円+税
発売日 15.7.28
ISBN 978-4-7885-1439-3

見本出来ました。8月3日ごろ書店に並びます。

「人狼ゲーム」、本書を読んでとても興味をもったのですが、どこでデビューするのがいちばんいいのでしょうかね。著者の児玉先生が、「大人がリアルに遊べる場 「ドイツゲームスペース@Shibuya」」 をオープン、運営しています。試しにのぞいてみるかとはなかなかならず、やはり敷居が高いような。最低限ルールぐらい知っとかないと失礼でしょう。


しかしこのドイツゲーム、知っている人は知っているようで、見本をもっていったトーハンさんで、仕入れのT氏から高円寺に 「すごろくや」 というテーブルゲームを多く扱っている店があると教えてもらいました。ドイツゲームが多くあり、ドイツ語が分からなくても見ているだけで楽しいとのこと。なんだか楽しい世界です、こんど一度行ってみなければなりません。

はじめに

 今、人狼ゲームが大ブームとなっています。人狼ゲームのイベントが毎日のように行われ、人狼ゲームを題材にしたテレビ番組・映画・舞台・漫画などが 次々と世に出ています。人狼ゲームをやったことがなくても、名前ぐらいは聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

 人狼ゲームは、参加者の中にいる「人狼」を探し出すために全員で会議を行い、「人狼」だと思う人を多数決で選ぶゲームです。名前からは、とても血生臭い 物騒なゲームのような印象を受けますが、実際は世界中で大人から子どもまで楽しまれているコミュニケーションゲームです。人狼ゲームは、参加者の会話に よって進行します。参加者同士で会話して、駆け引きを行ったり、説得したり、嘘をついたり、誰かを信じたり、騙されたり

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2015年7月24日 (金)

鶴見俊輔さんのこと

鶴見俊輔さんが亡くなった。93才。

鶴見先生で思い出すのは、雑誌「SUMUS」。何号かは忘れたけれど、学生さんが鶴見先生にあいまいな質問をしたときに、黒川創氏が注意するシーンがあります。「年長の人間に質問するときはもっときちんとしなさい」、と。そういう箇所は普通、活字におこさないと思うのだけれど、「SUMUS」は違いました。伝えるべき重要なことだったのです。鶴見先生との関係がその部分に感じられて、読んだ私自身もちゃんとしろと言われているような気になりました。

「鶴見です。さきの箇所バタヴィアとしておいてください」。これが私が唯一聞いた鶴見先生の肉声。ただの電話での言伝。でもいまだにそのときの緊張とともに覚えています。
(N)

4788508877_2

鶴見俊輔・上野千鶴子・小熊英二 著
『戦争が遺したもの』

――鶴見俊輔に戦後世代が聞く
四六判404頁・定価2940円
ISBN  4-7885-0887-7

在庫あります。7月27日月曜日より各取次店に搬入いたします。

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2015年7月23日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第151号■

2015年7月13日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第151号■

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◇トピックス
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お知らせ

大山 正・鷲見 成正・氏ならびにその共著
『見てわかる視覚心理学』が、日本アニメーション学会賞特別賞を受賞いたしました。受賞式が6月13日 @横浜国立大学・教育文化ホールにて行われました。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-dfb8.html

大山正先生にトロフィーをお渡しする会
https://twitter.com/shin_yo_sha/status/615134828925620224

『見てわかる視覚心理学』
大山 正・鷲見成正 著/五十嵐賢紘 DVD制作/
鈴木清重 映像制作・素材提供
A5判並製150頁・定価:本体2800円+税
発売日 14.4.20 ISBN 978-4-7885-1382-2

書評・紹介

●「同性の友愛 サブカルが映す」

東 園子 著
『宝塚・やおい、愛の読み替え
──女性とポピュラーカルチャーの社会学』

の書評が、朝日新聞2015年6月28日付に掲載されました。

http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/628-f78d.html

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◇近刊情報
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7月下旬発売予定
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『人狼ゲームで学ぶ
   コミュニケーションの心理学』(仮題)

── 嘘と説得、コミュニケーショントレーニング
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丹野宏昭・児玉 健 著
A5判並製168頁・予価1700円+税
ISBN 978-4-7885-1439-3 C1011
分野=心理学・社会

ゲームでコミュニケーションスキルを磨く!

人狼ゲームが、子どもから大人まで楽しめるゲームとして今大人気です。人狼を探し出すために、あるいは人狼だと見抜かれないために、参加者は、騙したり説得したり、身振り手振りも動員して、コミュニケーションの限りを繰り出します。「究極の心理ゲーム」と言われる所以です。本書は、心理学のプロと人狼ゲームのプロがチームを組んでできあがりました。人狼ゲームをしながら嘘とは、説得とは何かを学び、コミュニケーションスキルをトレーニングする、楽しくてためになる心理学です。

7月下旬発売予定
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『大震災からのこころの回復』
──リサーチ・シックスとPTG
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長谷川啓三・若島孔文 編
四六判並製288頁・予価3400円+税
ISBN 978-4-7885-1440-9 C3011
分野=臨床心理学・震災関連

震災発生から4年経って見えてきたこと

未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生直後、被災地ではどんなこころの支援が必要とされ、有効だったのでしょうか。また数年を経る間に、こころの支援のニーズはどのように変化していったのでしょうか。著者たちは全員、自ら震災を経験する中、身体を張り心理支援に携わった東北大学の心理士・研究者で、その活動と被災者たちのこころの回復の軌跡を6つの視点にまとめました。同規模の震災が今後日本各地で起こり得る中、こころの支援に携わるすべての読者にとって、これからの実践や研究のヒントをもたらす必携の書です。

8月上旬発売予定
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『ワードマップ 犯罪捜査の心理学』
──凶悪犯の心理と行動に迫るプロファイリングの最先端
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越智啓太 著
四六判並製224頁・予価2300円+税
ISBN 978-4-7885-1441-6 C1011
分野=心理学・犯罪心理学

FBI方式はもう古い?

世間を震撼させる凶悪犯罪は、いつの時代も後を絶ちません。なぜそのような犯罪が起こるのでしょうか。理解しがたい犯罪を犯す人間は、どんな人柄で、いったい何を考えているのでしょうか。本書の前半では、犯人像や行動を推定して検挙するための最新の科学的知見に基づくプロファイリング手法と考え方とを網羅し、後半では犯罪の実例を取り上げながら、注意すべき凶悪犯の心理と行動を罪種別にわかりやすく解説しました。彼らの心理を知るのみならず、危ない状況を察知し、犯罪から自分の身を守るうえでも必須の知識が満載です。

8月上旬発売予定
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『家族生活の社会学』
──家庭内役割の不平等はなぜ続くのか
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G・アラン 著/天木志保美 訳
四六判上製296頁・本体4500円+税
ISBN 978-4-7885-1443-0 C3036
分野=社会学・家族 

家族理論のスタンダード
「家族生活」こそ現代家族をとらえる切り札といえます。家族生活に分け入ることで家族問題や家族解体を総体的に知ることができるからです。本書の醍醐味は結婚、仕事と家事、離婚と子ども、ひとり親家族、高齢者ケア、失業などを幅広く踏まえて、女性の家庭内役割は、家庭外の職業や余暇などの男女差と固く結びついて構造化され、不平等をもたらすと看破したことです。日本で本当に「女性が輝く社会」が実現するのか、深く学ぶことができます。著者はイギリスの社会学者、訳書に『友情の社会学』(世界思想社)。

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◇奥付
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次回発行は2015年8月中旬を予定しております

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2015年7月17日 (金)

書評 東 園子 著 宝塚・やおい、愛の読み替え 7/12付 信濃毎日新聞掲載

9784788514164東 園子 著

宝塚・やおい、愛の読み替え
――女性とポピュラーカルチャーの社会学


四六判上製344頁
定価:本体3400円+税
発売日 15.4.20
ISBN 978-4-7885-1416-4

の書評が、信濃毎日新聞 2015年7月12日付 に掲載されました。評者は北田暁大氏。
ご書評いただきました先生と、掲載紙ご担当様にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

「・・・・・・鍵となるのは、男性、キャラクター同士の親密な関係そのものに焦点を当て、オリジナルでの関係を読み替えていく相関図消費という読み方である。ファンたちは、たんに特定の登場人物に「萌え」ているのではない。そうではなく、人物間の関係性を異性愛中心主義の世界とは異なる形で読み替えつつ、その読み替えの作法をファン同士で紡ぎだしている。

ここには、個別の人物へと向けられる男性的な性愛とは異なる、性愛と友情のコードが刻み込まれている。異性愛にどっぷりつかった人たち、とくに自分の欲望を一般化しがちな男性たちにぜひ読んでもらいたい本である。

学術書ということもあって初めの方は少々読むのに苦労するかもしれない。しかし、そこで明晰にされる概念の強度なしでは3章以降を読むことはできない。久々に現れた骨のある文化社会学の書である」

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2015年7月10日 (金)

新刊 ピーター・バーク『知識の社会史2』

9784788514331

ピーター・バーク 著/井山弘幸 訳

知識の社会史2
――百科全書からウィキペディアまで

四六判上製536頁
定価:本体4800円+税
発売日 15.7.15
ISBN 978-4-7885-1433-1

見本出来ました。
7月21日ごろ書店に並びます。

序文(一部抜粋)

 「知識の歴史はいまだ書かれていない」。経営理論家で未来学者でもあるピーター・ドラッカーは一九九三年にこう断言し、この主題が「ここ二、三十年のう ちに」重要な研究領域となると予言した。ドラッカーもこのときばかりは少々時流に遅れていたようで、知識の歴史への関心はその当時すでに広まりつつあっ た。『知は力なり』(Knowledge is Power, 1989)とか、『知識の諸分野』(Fields of Knowledge, 1992)、あるいは『植民地主義とその知識形態』(Colonialism and its Forms of Knowledge, 1996)といった表題の書物が歴史家によって書かれていたからである。

  『知識の社会史―グーテンベルクからディドロまで』(二〇〇〇年)を書いた頃、私は「知識社会学」の草分け的存在であるハンガリー人、カール・マンハイムに先んじて目をつけ、長年関心を抱いてきたことを自負していたけれど、、、

・・・・・・

《もっと読む 知識の社会史2 序文(一部抜粋)》

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