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2014年7月 8日 (火)

書評 馬場公彦著 『現代日本人の中国像』

9784788513860馬場公彦 著

現代日本人の中国像

A5判上製402頁
定価:本体4200円+税
発売日 14.5.9
ISBN 978-4-7885-1386-0

の書評が、2014年6月29日、京都新聞(共同通信配信)ほかに掲載されました。評者は伊藤正氏。

……著者は復興後の20年間で区分した理由に一つとして「画期性を帯びた時期だから」と序章に書く。まさにこの期間、世界も中国も激動し、日中関係でも歴史的転換が相次いだ。それらは72年のニクソン訪中に続く日中復興(=日台断交)、76年の毛沢東の死去と文化大革命の終結、78年の改革開放への転換などである。

その結果、日本人の対中観は急速に改善された。特に78年の鄧小平訪日は、友好ブームを巻き起こし、政府の対中経済援助を後押しする論調が主流になった。

そうした中で、中嶋嶺雄ら親台湾系学者は、対中警戒論を唱えた。中嶋は、普遍的価値観を拒否する共産党支配への不信感をあらわにし、激化する社会矛盾はいずれ爆発すると主張。実際に89年、天安門事件が発生した。

同事件に関し、各誌の特集記事に基づき、対中認識の変化を分析した。事件後、国民的な中国離れが進み、中国関連の発信は専門家に限定され、日中の民間交流が停滞したことなどだ。その反面、断交した台湾との民間交流が活発化、事実上の「二つの中国」状態になったとした……

評者の先生、掲載紙ご担当者様にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。
(掲載紙 京都新聞、福井新聞、愛媛新聞、東奥日報、琉球新報、神奈川新聞、徳島新聞、宮崎日日新聞、沖縄タイムス、中国新聞、秋田魁新報、山陽新聞、髙知新聞,佐賀新聞ほか)

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