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2014年6月

2014年6月30日 (月)

紹介 金菱清著『新 体感する社会学』 6月29日付朝日新聞

9784788513884金菱 清 著

新 体感する社会学

四六判並製230頁
定価:本体2200円+税
発売日 14.4.25
ISBN 978-4-7885-1388-4

の紹介が、2014年6月29日付朝日新聞書評欄10代の読書・ブックサーフィン「時代を読むこの3冊」にて、本田由紀氏にご紹介いただきました。

「世の中がわけわかんなくなっていくような気がしませんか? そんな時ほど、「自分はわけがわかった人間だ」と思い込んでしまうことのリスクは高まります。常識や標準とみなされてきたことから逸脱するような出来事がどんどん起きているのに、古いそれらにしがみついていれば、頭は混乱し、対処は遅れるばかりだからです」「固まった思考をもみほぐしたいなら、そこで社会学」「社会学に関心を持ってくれた方たちへの朗報は、最近面白くてわかりやすいテキストが豊富に刊行されている」「たくさんの具体的な事例(マンガや映画を含む)と、ひねりの利いたクイズとともに、「悪夢」「魔力」「受苦」など、一般的な社会学の教科書にはないようなテーマが縦横に論じられています」とご紹介いただきました。

本書の他の2冊の社会学書は、
好井裕明著『違和感から始まる社会学』(光文社新書)
船津衛他編著『21世紀社会とは何か』(恒星社厚生閣)です。

ご紹介いただきました本田先生にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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2014年6月26日 (木)

新刊 川島大輔『自死で大切な人を失ったあなたへのナラティヴ・ワークブック』

9784788513921

川島大輔 著

自死で大切な人を失ったあなたへの ナラティヴ・ワークブック

B5判並製160頁
定価:本体1800円+税
発売日 14.7.1
ISBN 978-4-7885-1392-1

見本出来ました。6月27日配本です。
6月30日ごろ書店に並びます。

あとがき

 人はなぜ生まれ、死ぬのでしょうか。そして遺された私たちは、その後の世界をどのように生きていけば良いのでしょうか。

 物心ついた頃から、私の頭を離れないこの永遠の問いは、今では私の研究関心の中核を占めています。この問いに関心を寄せる理由の一つには、これまでの死別体験が深く関わっているように思います。

 亡くなった人に触れたときの手の感覚や、葬儀での辛く重苦しい光景、ふとした時に襲ってくる「ああ、もういないんだ」という強烈な感覚は、大切な人を失った経験のある人であれば誰でも持っているものかもしれません。

 しかしそうした個人的経験以上に、これまで複数の自死遺族の方々から伺ってきた、在りし日の故人の姿や遺されたものとしての苦悶や思いは、複数の声と なって私の心に留まり続けています。それは遺された人の声であると同時に、不在の他者、つまり死者の声でもあります。そして、それらの声は私に「それを聴 いて、あなたは一体どうするのか」と問いかけてきているように思うのです。もっと言えば、応答を求める死者の声が私に聞こえるのです。本書は、こうした声 への一つの応答を、私なりにあらわそうとしたものです。

    ・・・・・・

《もっと読む 自死で大切な人を失ったあなたへの ナラティヴ・ワークブック あとがき》

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2014年6月21日 (土)

記事 山口裕之著『コピペと言われないレポートの書き方教室』

9784788513457山口裕之 著

コピペと言われないレポートの書き方教室

四六判100頁・定価1260円
発売日 13.7.26
ISBN 978-4-7885-1345-7

の記事が6月21日付読売新聞に掲載されました。

詳細は後日!

在庫はございます! とりいそぎ。


学ぶ 育む

インターネットの資料などを引き写す「コピペ}(コピー・アンド・ペースト)の防止など、大学生への論文指導の必要性が指摘されている。STAP細胞の論文問題を受け、学生の関心も高まっているが、指導する側からは、著作権法で認められる引用をおこなうことに加え、「自分の意見をしっかり持つことが大切」との指摘が目立つ。(伊藤史彦記者)

・・・・・・徳島大で論文の書き方を指導する山口裕之准教授は、ネットの文章を丸写しした新入生を注意したところ、「一生懸命調べてきたのに、なぜダメなんですか?}と困惑された経験が何度もある。

学生の話から浮かび上がったのが、小中高校の「調べ学習」の影響だ。「ネットで『答え』を探してまとめればよいと勘違いしてしまったのでは」と推測する。

山口准教授は昨年、『コピペと言われないレポートの書き方教室』(新曜社)を出版。文献などの出所を明示した「引用」とコピペの違い、信頼できる情報源の探し方、「根拠を基に意見を主張する」大切さを説いた。STAP細胞の論文問題で、「正しい論文の書き方を身につけようという意識が浸透すれば」と話す。・・・・・・

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2014年6月19日 (木)

短評 馬場公彦著『現代日本人の中国像』

9784788513860馬場公彦 著

現代日本人の中国像

A5判上製402頁
定価:本体4200円+税
発売日 14.5.9
ISBN 978-4-7885-1386-0

の短評が、6月8日、日本経済新聞に掲載されました。掲載紙ご担当者さま、ありがとうございました。こころよりお礼申し上げます。

4年前に出た『戦後日本人の中国像』の続編。1972年の日中国交正常化まで日本の論壇で中国がどう語られたかを精査した前著に対し、復興から92年の天皇訪中までを検証する。浮かび上がるのは、89年の天安門事件をきっかけに日本人の中国観が大きく変わったこと。台湾に関する議論が特に90年代に活発になったのも印象的だ。72年以前と比べると、中国に関する文章を発表する人が中国の専門家に限られるにようなったと指摘する。

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2014年6月18日 (水)

書評 森口佑介著『おさなごころを科学する』

9784788513747森口佑介 著

おさなごころを科学する

四六判上製320頁
定価:本体2400円+税
発売日 14.3.10
ISBN 978-4-7885-1374-7

の書評が、2014年6月15日付新潟日報「にいがたの一冊」に掲載されました。評者は鈴木光太郎 新潟大学付属図書館長。


「・・・・・・本書は、最初にこうした乳幼児の認知能力の研究の歴史をたどり、乳幼児観の変遷を分かりやすく解説している。次に、乳幼児の有能さ、社会性、情報処理能力、脳の機能などにもとづく現在の主要な乳幼児観を手際よく紹介し、検討を加えている。最後に、ヒトの進化によって獲得された能力という観点も入れて、著者自身の乳幼児観を提示している。

著者の森口佑介氏は上越教育大学准教授。日本の乳幼児の心の発達研究を牽引する期待の星である。氏は、大学院生の頃から自身のホームページ上で研究ブログを書き続けている(評者は数年前にこの魅力的なブログを見つけ、それ以来の読者だ)。本書はそれをもとに徹底的に練り直されて出来上がったものだ。そこには時間をかけた思索の跡が見える。

一般の読者も想定しているので、初学者にも、子育て真っ最中の方にもお勧めできる。現在の科学がどのように乳幼児の心の発達をとらえているかを知る上で好適の一冊だ」




評者の先生、掲載紙ご担当者様にはこころよりお礼申し上げます。
ありがとうございました

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2014年6月16日 (月)

新刊 金菱清『震災メメントモリ』

9784788513891

金菱清 著

震災メメントモリ

四六判上製240頁
定価:本体2400円+税
発売日 14.6.20
ISBN 978-4-7885-1389-1

見本出来ました。6月20日配本です。

6月23日ごろ書店に並びます。

あとがき

 この三年間ピンと張りつめた空気のなかにいたと言っていい。あるいは拭い去ることのできない緊張感と言っていいかもしれない。そのような緊張感のなかで 震災に関わる多くの人の力が筆を執らせてくれたと言っても過言ではない。それは今も継続している。震災前から交誼のあった方々のなかにも亡くなった方が多 くいて、その中から考えざるをえなかったし、導いてくれたと思っている。同時にまだまだ震災のもつ裾野の広さと深さに届いていないところがたくさんあるこ とが、研究の上でも、また実践の上でも重くのしかかっていることは確かである。

 三年が経ち、当初一丸となって震災に立ち向かうはずの「日本丸」という船は、沈没しかかっている。「まだ震災のことなのか」という外の空気と「まだまだ スタートにもつけていない」という現場の空気がまるで寒気流と暖気流のようにぶつかりあい、不協和音を起こしつつある。本書は、後者の被災者の嘆きを通し て、前者の忘却しようとする人びとに対して、災害列島に生きる人間のわがこととして震災を考えられるような考察を心掛けてきた。

    ・・・・・・

《もっと読む 震災メメントモリ あとがき》

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2014年6月12日 (木)

新刊 宮田久美子『暮らしの中の色彩学入門』

9784788513914

宮田久美子 著

暮らしの中の色彩学入門

A5判並製176頁+カラー8頁
定価:本体2200円+税
発売日 14.6.15
ISBN 978-4-7885-1391-4

見本出来ました。6月16日配本です。

6月18日ごろ書店に並びます。

まえがき

色彩学は大きく分けて、物理化学、生理学などの自然科学的視点と、心理学、デザイン学、芸術学などの人文・社会科学的視点からの捉え方がある。このことか らもわかるように色彩の研究は学際的で、そのすべてを扱おうとすると膨大な量になるが、一人の執筆者が扱える内容は極々限られている。さらには色彩関係の 専門書、啓蒙書、テキストは、すでに大型書店店頭に多数並んでいる。そのような状況の中で、あえて本書を書こうと思い立ったのは、色と人間の感性のかかわ りという視点から、色についてまとめてみたいと思ったからである。

まず、本書の構成上の特徴であるが、色について考える上で、ある程度の基本知識は不可欠である。そこで本書では、まず色の光学的、心理学的な基礎を平易に 解説し、大学・短期大学生向けのテキスト・入門書、あるいは一般の方々向けの教養書として読んでいただけるよう配慮した。しかし本書の章立ては、次のよう に類書にない独自なものとなっている。

    ・・・・・・

《もっと読む 暮らしの中の色彩学入門 まえがき》

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2014年6月 9日 (月)

書評 馬場公彦著 『現代日本人の中国像』

9784788513860馬場公彦 著

現代日本人の中国像

A5判上製402頁
定価:本体4200円+税
発売日 14.5.9
ISBN 978-4-7885-1386-0

の書評が、6月8日 2014年、毎日新聞に掲載されました。
評者は張 競氏。




......前著(『戦後日本人の中国像』)でもその濃密な情報量に圧倒されたが、本書で検討された資料もそれにほぼ匹敵する。天安門事件やソ連の解体もあって、中国崩壊論だけでも汗牛充棟の量に上る。玉石混淆の一次資料のすべてに目を通し、整理・分類するだけでも気が遠くなるような作業であろう。一見、手の付けようもない情報を、見事な腕さばきで仕分けし、資料の吟味を通して全体像を明らかにした。......
意外な発見はいくつもある。80年代は日中関係の蜜月時代と言われたが、仔細に点検すると、表層的な友好ムードとは裏腹に言論界では中国批判や、悲観的な展望はむしろ大多数を占めていた。現在の嫌中論の主要な観点は当時の論壇にすでにあって、違うのは30年前の少数派の意見が、いまや世論の大勢を占めるようになったという点である。

また、天安門事件のあと、中国経済の現状を紹介し、正確に将来を予見したのはチャイナ・ウオッチャーではなく、現地で調査を行ったアナリストであった。

改めて気付かされたことはもうひとつある。総合誌は主に評論家が活躍する場で、学者が登場する場合でも、評論家と同じように表層的な現象に目を奪われることが多い。逆に地道な学問研究の成果は必ずしも誌面に反映されていない。その結果、中国イメージはは好転/悪化の反復が繰り返されている。......


≫≫毎日新聞書評欄へ

評者の先生、掲載紙ご担当者様にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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2014年6月 3日 (火)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第141号■

2014年6月2日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第141号■
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◇トピックス
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●2012年に米国で出版され、ベストセラーになったジョナサン・ハイトの本が『社会はなぜ左と右にわかれるのか』 (紀伊國屋書店)として邦訳出版され、心理学・哲学の棚で売れています。これに伴い、弊社のハイト著『しあわせ仮説』 (四六判・本体3300円)にも動きがでています。『しあわせ仮説』でハイトは、読者が自分なりの幸福を見つけていくきっかけを与え、どうすれば幸せになれるのか科学的に裏打ちされたヒントを差し出してくれます。
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1232-0.htm


●書評ほか

森口佑介著『おさなごころを科学する』が、「日経サイエンス」2014年7月号にて紹介されました。評者は森山和道氏。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-ac23.html


日比嘉高 著 『ジャパニーズ・アメリカ』 の書評が北海道新聞、
2014年5月25日付に掲載されました。評者は成田龍一氏。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-3adc.html



馬場公彦著 『現代日本人の中国像』 の書評が
『週刊ダイヤモンド』連載書評に掲載されました。評者は佐藤優氏。
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-1f52.html


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◇近刊情報
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6月中旬発売予定
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『暮らしの中の色彩学入門』
──色と人間の感性
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宮田久美子 著
A5判並製176頁+カラー8頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1391-4 C1011
分野=心理学・デザイン


◆色と遊ぶためのテキスト!

光の波長のごく一部が、人間にはさまざまな色となって知覚されます。色彩学は物理化学・生理学などの自然科学と,心理学・デザイン学・芸術学などの人文科学が関わる学際的な学問ですが、それだけに奥深い魅力をもっています。本書は、色について考える際に不可欠な光学的,心理学的な基礎知識を平易に解説したうえで、色が喚起する感情、色彩の調和と配色、生活環境と色彩、衣服と色彩など、暮らしの中での色と感性の関係について学ぶ、新しい色彩学入門です。心理学、デザイン、服飾、建築等々、色彩に関係する幅広い読者にお勧めください。著者は常磐短期大学教授、武蔵野美術大学非常勤講師。




6月中旬発売予定
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『自死で大切な人を失ったあなたへの
ナラティヴ・ワークブック』

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川島大輔 著
B5判並製160頁・本体1800円+税
ISBN 978-4-7885-1392-1 C1011
分野=死生学・臨床心理学


◆自死遺族への支援から生まれた本

自死によってかけがえのない人を失うという経験は、遺された人に大きな影響を及ぼします。死別後に経験するさまざまな感情や思いによって一変してしまった世界に直面します。身近な人を自死で亡くしたことがトラウマ的な経験となって、なかなか抜け出せないことも少なくありません。さらに家族に対する社会的な偏見の影響も見過ごせません。本書は、自死を取り巻くこうした心理的・社会的状況を踏まえ、大切な人を自死で失った方が、その人らしいやり方とペースで故人や自分自身を見つめなおし、語りなおすことによって、再び自分自身の人生を調節できる感覚を発達させるためのワークブックです。著者は中京大学心理学部准教授、長年自殺予防に携わり、死生学を研究しています。




7月上旬発売予定
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『少子化時代の良妻賢母』 (仮題)
──変容する現代日本の女性と家族
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スーザン・ハロウェイ 著/高橋 登・清水民子 ・瓜生淑子 訳
四六判並製400頁・本体3700円+税
ISBN 978-4-7885-1394-5 C1011
分野=家族心理学・発達心理学


◆なぜ結婚・子育てに前向きになれないのか?

日本の女性は家庭生活や子育てへの満足度が国際的に低いといわれ、少子化の傾向は続いています。その原因はどこにあるのでしょうか? 本書では、国際比較研究に携わる著者が政府の家族政策を歴史的に概観しつつ、日本女性の結婚や子育てに対する考え方・行動パターンをインタビューを通して分析します。母親の責任とは? 夫のどんな対応が支えになるのか? 結婚退職、再就職の現実は? 自身の親との関係が子育てにもたらす影響とは? 母親たちの人生の物語から、子育てしながら幸せに生きられる社会への手がかりを探ります。




7月上旬発売予定
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『〈高卒当然社会〉の戦後史』
──誰でも高校に通える社会は維持できるのか
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香川めい・児玉英靖・相澤真一 著
四六判上製240頁・本体2300円+税
ISBN 978-4-7885-1395-2 C1036
分野=社会学・教育学


◆あなたの母校が無くなる!?

「誰でも高校に通える社会」がゆらいでいます。高校は、準義務教育的学校であり、事情がなければ皆進学します。しかし近年、経済的理由や学校再編により、遠方の高校や望まない中退率の高い高校への通学を強いられる生徒が増加するなど、制度のほころびが見え始めてきています。同世代の子どもの半数以下しか進学しなかった時代から、わずか20年で高卒が当たり前の社会となった日本。この大改革は、どのように実行され、何をもたらしてきたのでしょうか。都道府県ごとに異なる高校教育拡大の歴史を跡付け、少子化時代を迎えた「誰でも高校に通える社会」の未来を見通す実証分析の労作です。
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