« 新刊 鈴木常元ほか『心理学』 | トップページ | 福岡愛子著『日本人の文革認識』 »

2014年4月 7日 (月)

書評 森口佑介 著『おさなごころを科学する』

9784788513747

森口佑介 著

おさなごころを科学する

四六判上製320頁
定価:本体2400円+税
発売日 14.3.10
ISBN 978-4-7885-1374-7

の書評が、2014年4月6日付朝日新聞に掲載されました。

評者は佐倉 統氏。

本書の終わりに近い第8章「仮想する乳幼児」で、〈空想の友達〉に関する著者自身の研究が紹介されている。小さな子供たちはときどき、そこに架空の生き物がいるかのようにふるまう。話しかけ、ともに遊ぶ。『となりのトトロ』の世界である。一見不気味な現象だが、さほど珍しいものではないという。

なぜ子供はこのようなことをするのか? 著者はそこに積極的な意義が存在するはずだと追求していく。ひとりでいる寂しさをまぎらせ、楽しさを作りだし、みずからの認知能力を高める訓練にもなっているのかもしれない、と。そして、大人に見られる神の概念との共通性を考察する。とてもスリリングな知的エンタテインメントだ。・・・・・・

評者の先生、掲載紙ご担当者様にはこころよりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

|

« 新刊 鈴木常元ほか『心理学』 | トップページ | 福岡愛子著『日本人の文革認識』 »

書評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191157/59427171

この記事へのトラックバック一覧です: 書評 森口佑介 著『おさなごころを科学する』:

« 新刊 鈴木常元ほか『心理学』 | トップページ | 福岡愛子著『日本人の文革認識』 »