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2014年2月26日 (水)

新刊 戈木クレイグヒル 滋子『グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集法』

9784788513716

戈木クレイグヒル 滋子 編著

グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集法

A5判並製232頁
定価:本体2100円+税
発売日 14.2.25
ISBN 978-4-7885-1371-6

定価:本体2100円+税

見本出来ました。2月27日配本です。

3月3日ごろ書店に並びます。

はじめに

1990年代半ば以降、わが国でも質的研究法に関する多くの書籍が出版されるようになり、原著論文の数が増えています。この流れは医療をフィールドとする 研究領域にも影響を及ぼし、証拠に基づいた医療のための情報を収集・吟味することを目的とするシステマティック・レビューで作成されたコクラン・ライブラ リでさえ、質的研究の結果をどう取り入れるのかを検討しています。また、質的研究によって導き出された知見を統合するメタ・シンセシス(Meta- Synthesis)や、質的研究と量的研究を合わせたミックスド・リサーチ・メソッド(Mixed Research Methods)も、これまで以上に注目されています。

ここでは、このような状況の変化の中で、なぜ私がこの本を書こうという気持ちになったのかを述べさせていただきたいと思います。

今までにおこなってきたこと
私は、1つひとつの研究は小石のようなものだと思っています。単体で完結することが多い芸術作品とは異なり、ある分野を発展させるためには、小石を積み上 げるように研究成果を重ねていく必要があり、そのためには、個々の研究を積み上げやすい形にして発表する作業が必要となります(図1)。しかし、残念なこ とに、質的研究法を用いた論文の中には、積み上げにくい形をした作品が多いような気がします。それぞれの論文を見ると魅力的なデータが含まれたものが少な くないのに、これは大変もったいないことです(図2)。

    ・・・・・・

《もっと読む グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集法 はじめに》

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