紹介 稲上毅著『ヴェブレンとその時代』
A5判上製704頁・定価6720円
発売日 13.6.28
ISBN 978-4-7885-1340-2
が2013年12月15日付け毎日新聞、「2013 この3冊 上」に掲載されました。選者は伊東光晴先生。
制度学派の経済学者、ヴェブレンについての研究書は少ない。ドーフマン、リースマンのヴェブレン論は有名であるが、やっと日本で本格的な評伝が出た。ひたむきに時代と社会を追い求めた奇異なこの人の業績は、今日の社会を考える人に大きなインパクトを与える。この本は長年の努力の結果であり、私の守備範囲での今年最高の本。
選者の先生、掲載紙ご担当者さまにはお礼申し上げます。
また伊東先生が選びました書籍、ほか二点は
『世界平和への冒険旅行』(新評論)
『里山資本主義』(角川oneテーマ21)
| 固定リンク
「書評」カテゴリの記事
- 書評 『ラディカル・ルーマン 』ハンス=ジョージ・メラー著@週刊読書人 4/14/2018 付(2018.04.16)
- 書評 鹿嶋敬著『男女平等は進化したか』 2017年1月26日付「週刊読書人」(2018.02.16)
- 村上克尚氏『動物の声、他者の声』 @毎日新聞 4月7日付(2018.04.12)
- 「みすず」読者アンケート特集 『ワードマップ 現代現象学』(2018.02.07)
- 紹介 『第四の革命』@日本経済新聞2018年1月4日付掲載(2018.01.11)
コメント