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2013年12月

2013年12月31日 (火)

今年もお世話になりました。

さて2013年も今日で終わりです。淡々と過ぎ去ったように思える一年間でしたが、いろいろなことがやはりありました。新曜社の3大ニュースをあげてみましょう。

3位は「SAGE Publishing と共同出版で提携」
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/sage-c7bb.html

まあプレスリリースなどをしたのははじめての経験でした。


2位は「弊社編集のU氏、台湾のでランニング中に数匹の野犬に襲われる」。快適なランニングを楽しんでいる最中だったようですが、数匹の野犬に襲撃され、得意のダッシュでも追いつかれたところ、近所のご婦人が棍棒で犬を追い払い助けてもらったとのこと。狂犬病なども心配されたのですが、無事、生還、大著の編集を続けております。

1位はやはり7月の「引っ越し」でしょうか、40年以上いた神保町2丁目を離れ(まだ倉庫はありますが)、3丁目に移りました。はじめて社員全員がワンフロアになりました。回覧板が戻ってくるのが心なしか早い気がします。大きく変わったのは、やはり昼食でしょうか。3丁目はプラス200円多くかかるかんじです。そんななか千代田区役所の食堂などにもお邪魔したり、安くてうまいお店を開拓しています。まあ2丁目がなにを食べに行くにも便利すぎたのでしょう。


今年一年ほど、ほんとうにたくさんの方々のおかげでやってこられたと思う年はなかったなあと思います。ありがとうございました。

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2013年12月24日 (火)

新刊  福岡愛子『日本人の文革認識』

9784788513631

福岡愛子 著

日本人の文革認識

A5判上製457頁・定価:本体5200円+税
発売日 14.1.15
ISBN 978-4-7885-1363-1

見本出来ました。1月6日配本です。

1月9日ごろ書店に並びます。

はじめに

問題意識

 個人であれ国家や社会であれ、各種の歴史には、その前後を画するような転換点がある。そこでは、明らかに何かが変わったとされ、それでも変わらぬものと しての何かが新たに構築される。「時代の空気」の変化として語られ、また「集合的な心情(メンタリティー)」の違いとして論じられる一方、大小の状況変化 に左右されない個人の自律性・一貫性が尊ばれたりする。

 本書では、そのような変化に対して、マスター・ナラティヴの転換という観点からアプローチする。  マスター・ナラティヴとは、その時代や社会で支配的な見方・考え方を反映する語り方のことである。国家言説や公的記憶とイコールではないが、それらを含 め、どの社会においても、パターン化された言語表現や社会規範の実践を通して日々浸透するものである。またそうした構造は、国家の権力装置を通して意図的 に構築され得るが、その効果のほどは一様ではない。

 

    ・・・・・・

《もっと読む 日本人の文革認識 はじめに》

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2013年12月23日 (月)

紹介 稲上毅著『ヴェブレンとその時代』

9784788513402

稲上 毅 著

ヴェブレンとその時代

A5判上製704頁・定価6720円
発売日 13.6.28
ISBN 978-4-7885-1340-2

が2013年12月22日付け毎日新聞、「2013 この3冊 下」に掲載されました。選者は中村達也先生。

異能の経済学者、ヴェブレン。これまでヴェブレン研究の定番書とされてきたドーフマンの著書を塗り替える一冊。私信や近親者の書き残した資料にまで目を配り、彼がいかに生きいかに思索したかを綿密に辿り、その全体像を描ききった労作。

選者の先生、掲載紙ご担当者さまにはお礼申し上げます。
また中村達也先生が選びました書籍、ほか二点は

伊東光晴著『原子力発電の政治経済学』(岩波書店)

藻谷浩介・NHK広島取材班著『里山資本主義』(角川oneテーマ21)

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2013年12月20日 (金)

紀伊國屋書店新宿本店3階 心理学書 フェアのお知らせ 

2013年12月21日~14年1月30日
紀伊國屋書店新宿本店3階心理学棚にて

紀伊國屋書店新宿本店 × 心理学書販売研究会

「心理学書、この1冊  2013年の収穫から」

を紀伊國屋書店 新宿本店3階・心理学書売場フェア台にて開催いたします。
2013年の好評新刊書・ロングセラーを展開します。
店頭ではブックレット「心理学を学ぼう!」(残部僅少)、
ほかパンフレットを配布しております
皆様のお越しを心よりお待ちしております。


期日  2013年12月21日(土)~2014年1月30日(木)
お問い合わせ 紀伊國屋書店新宿本店3階売り場 電話03-3354-5703(3階直通)

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2013年12月19日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第136号■

2013年12月17日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第136号■

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◇トピックス
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書評

稲上 毅 著『ヴェブレンとその時代』が
2013年12月15日付毎日新聞、「2013 この3冊 上」に掲載されました。
選者は伊東光晴先生。「私の守備範囲では今年最高の本」

中山 元 著『ハンナ・アレント〈世界への愛〉』
の書評が、2013年12月15日付朝日新聞に掲載されました。
評者は水無田気流氏。「世界は他者とつくるもの」

映画「ハンナ・アーレント」は都内、新宿にて上映中。
ご好評につき、12/14(土)~新宿シネマカリテにて引き続き上映が決定いたしましたので、お知らせいたします。
詳細は公式サイトの劇場情報、または直接劇場へお問い合わせください。

≫≫新宿シネマカリテ

P・バーガー、A・ザイデルフェルト 著
森下伸也 訳『懐疑を讃えて──節度の政治学のために』
の書評が、KINOKUNIYA書評空間 BOOKLOGに掲載されました。
評者は関西大学東京センター長・竹内洋氏。「福田恆存が快哉を叫ぶ、かも」

辻本昌弘 著『語り─移動の近代を生きる』の紹介が、
沖縄タイムスに掲載されました。2013年11月13日付。

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◇近刊情報
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2013年1月中旬発売予定
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『後知恵』
──振り返ることの希望と危うさ
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マーク・フリーマン 著/鈴木聡志 訳
四六判上製296頁・定価3360円(税込)
ISBN 978-4-7885-1368-6 C1010
分野=心理学・倫理学・哲学

今の意味は、振り返ることでしかわからない

なぜ、あんなことを言ってしまったのか? なぜ、そのことに気づかなかったのだろう? 誤りや失敗を、全部やり直せたらいいのに! 人生は後悔の連続かもしれません。この瞬間では見えない事柄、見ようとしない事柄があります。それは、私たちが不確実で不断に変化している時間の中に生きているからです。
それがどういうことなのか、時が経過し、後知恵によって過去の経験を物語ることによって、はじめて見えてくるのです。そして後知恵は、過去を見るためのレンズとなることによって、未来のための手段ともなります。後悔は先に立ちませんが、未来への希望をもたらしもするのです。著者フリーマンは、ナラティブ研究を牽引するアメリカの心理学者(アメリカ心理学会理事)。

2013年1月中旬発売予定
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『遺伝子と文化選択』
──「サル」から「人間」への進化
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帯刀益夫 著
四六判上製264頁・定価2730円(税込)
ISBN 978-4-7885-1367-9 C1040
分野=進化・遺伝・人間学

人間の遺伝子は、文化によって選択された!

ヒトゲノムが完全解読され、今世紀は「生命科学の世紀」とも呼ばれます。その成果は医学、農業などに幅広く利用されています。しかし、自然科学的な人間研究は文化的存在としての「人間」の理解にどう結びつくのでしょうか。本書は、長年細胞生物学や分子生物学の研究に従事してきた著者による、この2つの人間理解をつなげる試みです。ヒトは「先祖の猿」から「人間」へと、どのように進化したのか? 遺伝子情報をもとに、進化上の兄弟であるチンパンジーとの比較を通して見えてきたのは、ヒトは「自然選択」に加えて、自らが生み出した「文化」による選択を受けたという事実です。ミクロの遺伝子とマクロな文化が交差する進化のドラマをご堪能ください。著者は東北大名誉教授。

2013年1月下旬発売予定
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『ワードマップ 現代形而上学』 (仮)
──分析哲学が問う、人・因果・存在の謎
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鈴木生郎・秋葉剛史・谷川卓・倉田剛 著
四六判並製296頁・定価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1366-2 C1010
分野=哲学・思想

存在するあらゆるものを含む全体としての〈世界〉を捉え、その基礎を問う。こうした遠大な問題関心をもつ形而上学には、曖昧で迂遠な試みと批判される時代がありました。しかし近年にいたり、分析哲学が犀利に磨きあげた論理的手法を用いることで、大問題にもまっすぐ切り込み、明確な解答を与える学問として再び注目を集めています。人の同一性とは、因果性とはなにか、自由と決定論の衝突、そして個物と普遍といった古典的問題から、人工物の存在論など最新の問題まで、広大な世界の明晰かつ平易な地図となる入門書です。

2013年2月中旬発売予定
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『ジャパニーズ・アメリカ』(仮)
──日系アメリカ移民文学論
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日比嘉高 著
A5判上製392頁・予価4620円(税込)
ISBN 978-4-7885-1369-3 C1095
分野=文学・ポストコロニアル論

国境を越えて生きるとはどういう体験か?

明治初期から始まったアメリカへの移民は、黄禍論の影響もあり、一九二四年の排日移民法で全面禁止されました。そして日米開戦とともに、日系人は「敵」として強制収容所に入れられました。そのような苦難のなかでも人々は書物、文学を手放すことはありませんでした。むしろ文学が生きるよすがだったのかもしれません。漱石『猫』のパロディ本、有島『或る女のグリンプス』と写真花嫁の話、アメリカ西海岸で活躍した翁久允やハワイ出身の二世作家・中島直人など、今では忘れられた日系移民の文学を掘り起こし、アメリカで刊行された日本語の新聞・雑誌、日本人町に花開いた五車堂などの書店文化の盛況にも言及します。「日系アメリカ移民」という日本とアメリカの文化の狭間で生き、歴史のうねりに引き裂かれた人たちの経験と苦悩を、文学と出版をとおして描出する気鋭の力作です。著者は名古屋大学准教授。

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◇奥付
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電話  03(3264)4973(代)
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次回発行は2014年1月下旬を予定しております。

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2013年12月16日 (月)

紹介 稲上毅著『ヴェブレンとその時代』

9784788513402
稲上 毅 著

ヴェブレンとその時代

A5判上製704頁・定価6720円
発売日 13.6.28
ISBN 978-4-7885-1340-2

が2013年12月15日付け毎日新聞、「2013 この3冊 上」に掲載されました。選者は伊東光晴先生。

制度学派の経済学者、ヴェブレンについての研究書は少ない。ドーフマン、リースマンのヴェブレン論は有名であるが、やっと日本で本格的な評伝が出た。ひたむきに時代と社会を追い求めた奇異なこの人の業績は、今日の社会を考える人に大きなインパクトを与える。この本は長年の努力の結果であり、私の守備範囲での今年最高の本。

選者の先生、掲載紙ご担当者さまにはお礼申し上げます。
また伊東先生が選びました書籍、ほか二点は

『世界平和への冒険旅行』(新評論)

『里山資本主義』(角川oneテーマ21)

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2013年12月15日 (日)

書評 中山元著『ハンナ・アレント〈世界への愛〉』

9784788513419

中山 元 著

ハンナ・アレント〈世界への愛〉

A5判上製520頁・定価5985円
発売日 13.10.25
ISBN 978-4-7885-1341-9

の書評が、12月15日 2013年 朝日新聞に掲載されました。
評者は水無田気流氏。

世界は他者とともに作るもの

・・・・・・(一方)アレントは他者へと向かう能動的なかかわりを基点として世界を立ち上げる。愛の内包する矛盾とは、世界や他者とのかかわりにおいて宿命的に表れる問題でもある。西欧思想史におけるこの問題を指摘しつつ、それでもなお、「世界は他者とともに作るもの」だという姿勢。それは、ハイデガーがアレントと袂を分かって後、何度か言及しつつも確証し得なかった、単独性の難問を解く鍵のようにも見える。・・・・・・

≪もっと読む 朝日新聞 書評サイトへ≫

評者の先生、掲載ブログご担当者に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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2013年12月10日 (火)

新刊  私市保彦・今井美恵『「赤ずきん」のフォークロア』

9784788513624

私市保彦・今井美恵 著

「赤ずきん」のフォークロア

四六判上製256頁・定価:本体3200円+税
発売日 13.12.20
ISBN 978-4-7885-1362-4

見本出来ました。12月13日配本です。

12月16日ごろ書店に並びます。

あとがき

  「赤ずきん」はペロー童話のなかでいちばん短いのに、「サンドリオン(シンデレラ)」と並んでいちばんよく知られている話である。しかも、「赤ずきん」 にまつわる話題はつきない。例えば神話学や精神分析学の立場からの解釈でにぎわうと、かつてはロバート・ダーントン、近年はザイプスなどから厳しい批判が 相次いだ。その後、フランスでは、フォークロアの分野での「赤ずきん」の背景の研究も進んでいる。日本でも、さまざまな形で「赤ずきん」が論じられてい る。わたし自身、何度か講演で「赤ずきん」を取り上げたことがあるが、そのたびに聴衆が大きく反応する手応えを感じてきた。短い物語なので、どうしてここ まで読者の関心を集めるのか?

 そんなとき、〈胞衣につつまれて生まれた子ども〉と「赤ずきん」の物語をむすびつけて構造主義的な分析をこころみた今井美恵の論考を読む機会を得た。フ ランスの文化人類学者レヴィ=ストロースの弟子のニコル・ベルモンから示唆を受けたこの解釈は、「赤ずきん」論に新しい地平を開き、また「赤ずきん」の見 方を一気に深めるものであった。むろん日本では知られていない論点である。

    ・・・・・・

《もっと読む 「赤ずきん」のフォークロア あとがき》

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2013年12月 9日 (月)

新刊  矢守克也・前川あさ美『災害・危機と人間』

9784788513655_2

矢守克也・前川あさ美 責任編集

災害・危機と人間

A5判上製320頁・定価:本体3400円+税
発売日 13.12.17
ISBN 978-4-7885-1365-5

見本出来ました。12月13日配本です。

12月16日ごろ書店に並びます。

序章

  本書は,一連のシリーズとして刊行されている「発達科学ハンドブック」の一冊である。これまで,すでに,1巻『発達心理学と隣接領域の理論・方法論』,2巻『研究法と尺度』,3巻『時間と人間』,4巻『発達の基盤:身体,認知,情動』,5巻『社会・文化に生きる人間』,6巻『発達と支援』の6つの巻については刊行済である。このラインアップからわかるように,本シリーズは,理論・実践・方法の各視点から,発達科学の全容について体系的に叙述することを目指している。

 この7巻では,「災害・危機」にフォーカスをあて,この視点から人間の発達について考察を深めることを目的としている。事の本質は,つつがない日常の中にあると考えることもできるが,他方で,災害・危機という異常事態においてこそ,良きにつけ悪しきにつけ,人間の本質や社会のありようが浮き彫りになるとの考え方にも大きな説得力がある。個人や関係の発達という現象も,けっして例外ではない。災害・危機という経験がこれらの発達にどのような影響を与えていくか,あるいはこうした発達がどのように災害・危機とむきあい,つきあうことを可能にするのか,本書では多様な角度から検討していくことになる。

    ・・・・・・

《もっと読む 「災害・危機と人間」 序章》


《発達科学ハンドブック シリーズ紹介》

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