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2012年6月

2012年6月26日 (火)

記事 「被災者71人 慟哭の手記」 『3.11 慟哭の記録』

『3.11 慟哭の記録』 金菱清 編 東北学院大学 震災の記録プロジェクト 
の記事が、2012/06/26付・朝日新聞夕刊に記事掲載されました。

「東日本大震災で津波に遭い、ともに逃げようと握った祖母の手を離してしまった。宮城県の大学生は祖母を救えなかった自分を責めながら、あの日のことを「一緒にいた最後の思い出だから」と文章につづった。こうした被災者たちの手記をあつめた本が反響を呼んでいる・・・・・・」

として、本書所収の「祖母の手を放してしまった─七ヶ浜町菖蒲田浜」渡邊さんへの取材記事が掲載されています。

掲載紙ご担当者さまには心よりお礼申し上げます。

東北学院大学ホームページにて取材状況がアップされております

『3.11 慟哭の記録』執筆・編集の学生スタッフ渡邉英莉さんたちが、朝日新聞社本社で取材を受ける

 

9784788512702

金菱清 編
東北学院大学 震災の記録プロジェクト
3.11 慟哭の記録
――71人が体感した大津波・原発・巨大地震
12.2.20
978-4-7885-1270-2
46判560頁・定価2940円

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2012年6月20日 (水)

記事 ニュースの本棚 『誰のためのデザイン?』

 

D.A.ノーマン 著 野島久雄 訳
誰のためのデザイン?

が、朝日新聞 6月17日付読書欄「ニュースの本棚 ■ゲーミフィケーション」にとりあげられました。評者は吉田寛氏。

ゲーミフィケーション(直訳は「ゲーム化すること」)という言葉が登場して2年余り。ゲームの発想やそのデザインの技術を他の分野で活用することを指し、ウェブサイトの運営から飲食店のサービス、子ども用学習教材まで、その応用例は幅広い。ユーザーの興味を惹きつけ、顧客ロイヤルティー(忠誠心)を高める効果を持つため、新たなマーケティング手法としてビジネスの世界でも注目されている。・・・・・・

認知工学の創始者で「ユーザー中心のデザイン」の研究で知られるD.A.ノーマンは『誰のためのデザイン?』(新曜社・3465円)で、コンピューターゲームの「失敗しながら段階的に学習できるデザイン」や「自分が直接行為する感覚」を評価し、そこに「未来のコンピューター」の原理を見いだした。・・・・・・

《全文はこちらで読めます→朝日新聞「ニュースの本棚

 評者の先生、掲載紙ご担当者さまに心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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D.A.ノーマン 著 野島久雄 訳

『誰のためのデザイン?』

4-7885-0362-X
新曜社認知科学選書

 

四六判456頁・定価3465円(税込

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2012年6月15日 (金)

今週のこの一冊 『MI――個性を生かす多重知能の理論』 ハワード・ガードナー著

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なんだかやたら今週、注文が多いのが本書。
『MI――個性を生かす多重知能の理論』

ハワード・ガードナー著/松村暢隆訳

といっても取次店倉庫用なのですが、なぜなんでしょうか。

あの「ハーバード講義」にあやかった「ハーバードフェア」などが企画されているのは知っていますが(著者は ハーバードフェア 大学の先生)、その影響でしょうか。返品が半年後に「がーっ」とくることもあるので、おそるおそるですが、新刊も少ない、またおそろしく注文の少ないこの6月にありがたいのはたしかです。

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2012年6月14日 (木)

記事  検閲・メディア・文学 鈴木登美・十重田裕一・堀ひかり・宗像和重 編

9784788512849 鈴木登美・十重田裕一・堀ひかり・宗像和重 編
検閲・メディア・文学―江戸から戦後まで

が東京新聞夕刊2012年6月12日「大波小波」に取りあげられました。

・・・・・・『検閲・メディア・文学』は珍しい「バイリンガル出版」で、ページ数も日本と渡英後が二等分で翻訳されている。もともとはコロンビア大学と早稲田大学関係者を中心とするシンポジウムから出発したが、フランスの研究者も加えて、「江戸から戦後まで」、文学、演劇、絵画、大衆娯楽の検閲の実態を通観した共同研究である。

・・・・・・

なお本書では触れていないが、明治16年の新聞紙条例改定以来、新聞・雑誌の発行には保証金制度があった。それによって廃刊した娯楽雑誌も多数あったというから、これも検閲の一種として取りあげてほしかった」

 評者の先生、掲載紙ご担当者さまに心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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2012年6月11日 (月)

高橋修 著 『主題としての〈終り〉』

9784788512832 橋修 著 『主題としての〈終り〉』の書評が2012年6月10日上毛新聞(共同通信配信)に書評掲載されました。評者は山本善行氏。

「・・・・・・本書の特徴としては、物語の終わりを、形態的な見方だけでなく、文化史的社会史的にも考えようとしているところにある。〈終り〉には、テクストの外部にある、その時代の空気や想像力が深く関わっているという考えである。〈終り〉のあり方にこそ同時代のイデオロギーや発想の枠組みが集中的に現れているのだと言われてみると、確かに興味深く、大きくうなずける。

者が、このような視点から各作品の生まれた時代を調べ、あるいは関係する日記を引用し、またテクストに戻ってくるところなど、謎解きの興味も加わって、文学研究の醍醐味を感じることができた。・・・・・・」


者の先生、掲載紙ご担当者さまに心よりお礼申し上げます。
りがとうございました。

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2012年6月 7日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第120号■

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◇近刊情報
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6月下旬発売予定
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『非合理性の哲学』
──アクラシアと自己欺瞞
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浅野光紀 著
四六判上製400頁・定価3990円(税込)
ISBN 978-4-7885-1296-2 C1010
分野=哲学・心理学・脳科学


◆合理主義的人間像の陥穽

間違っていると熟知しながら自分を騙して嘘を信じこむ。為すべき行為を判断
しながら別の行為を実行する。理性的存在であるはずの人間が見せる実に非合
理な姿です。嘘と知る自分自身をどうやって欺けるのか、最善の行為ではない
行為をとってしまうのはなぜか、古代ギリシャ以来哲学者が挑んできたパラド
クスが現われるとき、いったい何が起きているのでしょう。思考と行為のあい
だに分裂を抱えた人間の本性を、単に支離滅裂なのだと言い捨てずに説明する
術はあるのか? 非合理性のパラドクスを解決し、現代科学の知見とも整合す
る新たな人間の理解へといたる、気鋭渾身の快著です。 




6月下旬発売予定
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『音を創る、音を聴く』
──音楽の協同的生成
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佐藤公治 著
四六判上製304頁・予価3360円(税込)
ISBN 978-4-7885-1295-5 C1011
分野=心理学・音楽


◆言葉にできないものをいかに伝えるか?

コミュニケーションの神髄は、単に何かを効率よく伝えることにあるのではな
く、言葉にしがたいものを抱えながら、なおそれを表現しようとするところに
あるのではないでしょうか。オーケストラも、構成員のそのような格闘のなか
から、音が生まれ、音楽が生成されます。本書は人間の行為を個人の視点から
みる心理学ではなく、個人と社会・文化の緊張しあう中間世界からとらえる行
為論を、西田幾多郎、木村素衛、ヴィゴツキー、木村敏らの思想をたどりつつ
呈示し、オルフェウス室内管弦楽団と学生オーケストラの練習のしかたのなか
に、そのような協同的な実践のすがたをみてゆきます。心理学の新しい方向を
指し示す、刺激に満ちた一冊です。著者は、北海道大学特任教授。




7月上旬発売予定
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『ワードマップ 二十世紀美術』(仮)
──
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海野弘 著
四六判並製288頁・予価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1297-9 C1072
分野=美術・文化史・現代思想


◆現代美術・最前線へのガイドブック

コブラ、アンフォルメル、フルクサス、アルテ・ポーヴェラ、ネオ・ジオ……、
何の用語かおわかりでしょうか。そう、現代美術のキイワードなのですね。
「戦争とテクノロジーの世紀」といわれる二十世紀は、美術においても多くの
用語と流れを生み出しました。たんに絵が好きというだけでは、まったく理解
できないことが起きているのです。現代(二十世紀)美術はいまどこにいて、
何をやろうとしているのでしょう。そして、どこに行こうとしているのでしょ
う。このような混沌状況を、ロングセラー『ワードマップ 現代美術』の著者・
海野弘が、十九世紀末のアールヌーヴォー以降、二十一世紀の初めという最前
線まで、十年ごとに区切って、社会状況と結びつけながらていねいに解説し、
案内してくれます。ホットで便利な「現代美術」ガイドブックです。

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2012年6月 1日 (金)

書評 平石典子著 『煩悶青年と女学生の文学誌』

「当時の日本の思潮までがうかがえる優れた文化論」として

平石典子『煩悶青年と女学生の文学誌』
の書評が、「週刊読書人」2012年5月25日付に掲載されました。

評者は長谷川啓氏。

「煩悶青年と女学生」とは、日本近代の一時期を象徴する何と魅力的なタイトルであろう。本書のモチーフは、19世紀の進歩史観に基づいた近代文明へと一気に開花していった明治社会にあって、西洋の文学が若者たちにどのような影響を与え、日本文学における知識層の青年男女がどのように形成されたのか検証したかったことにあるという。

著者の専門分野である比較文学研究をフルに活用しながら、同時代の欧米文学との比較や西洋の圧倒的な影響関係を通して、確かに、明治時代の中期から後期にかけての文学にみる若者表象、煩悶青年や女学生の発生と変遷が炙り出され、当時の日本の思潮までがうかがえる優れた文化論となっている・・・・・・・


評者の先生、掲載紙ご担当者さまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
9784788512733
平石典子『煩悶青年と女学生の文学誌』

――「西洋」を読み替えて
12.02.15
978-4-7885-1273-3
A5判360頁・定価4410円

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