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2012年2月28日 (火)

新刊 黒沢 香・村松 励 著 『非行・犯罪・裁判』

9784788512719 黒沢 香・村松 励 著
『非行・犯罪・裁判』
――キーワード心理学9
12.02.25
978-4-7885-1271-9
A5判176頁・定価 本体2100円+税
の見本できました。配本日は24日。かなり新刊の多い日だったようで、書店さん店頭には29日頃かと。


・・・・・・皆さんは、犯罪心理学者や犯罪心理学の分野についてどのようなイメージを抱いているのでしょうか。ある人は、犯罪者の深層心理を解明するサイコロジストで あったり、犯罪捜査に科学的な手法を用いるプロファイラーであったり、非行少年を更生に導くカウンセラーであったりさまざまであると思います。また、犯罪 心理学に対する関心のあり方もさまざまだと思います。当然のことですが、犯罪心理学の分野も細分化されており、犯罪の原因を究明する「犯罪原因論」、非行 少年や犯罪者の処遇について臨床心理学の方法論を用いた「矯正心理学」「非行臨床」、プロファイリングや目撃証言などの研究に代表される「捜査心理学」、 裁判の過程を心理学的に研究する「裁判心理学」などです。また、加害者の研究に加えて心的外傷を負った犯罪の被害者の支援の臨床研究をする「被害者心理 学」も犯罪心理学の一つです。想像以上に広い分野を「犯罪心理学」と呼んでいることが分かると思います。

 また、皆さんは国民の一人として刑事裁判に参加する可能性があります。ご存知のように2004年5月21日「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が 成立し、2009年5月21日から裁判員制度が始まりました。裁判員として刑事裁判に参加し、被告人が有罪かどうか、有罪の場合どのような刑にするかを裁 判官と一緒に決めるといった制度です。仮にあなたが裁判員に選ばれたとしたらどうでしょうか。殺人など凶悪・重大事件を犯した被告人に対してどのような質 問をするのでしょうか、また証人、被害者や被害者遺族の方たちとどのように接したらよいのでしょうか。真摯に事件に取り組んでいる裁判員の方々のコメント を新聞などで読む機会も少なくありません。ご自分の知識や経験に加えて犯罪心理学に関する知識が少しは役に立つかも知れません。・・・・・・

本署まえがきより

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