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2012年2月

2012年2月28日 (火)

新刊 黒沢 香・村松 励 著 『非行・犯罪・裁判』

9784788512719 黒沢 香・村松 励 著
『非行・犯罪・裁判』
――キーワード心理学9
12.02.25
978-4-7885-1271-9
A5判176頁・定価 本体2100円+税
の見本できました。配本日は24日。かなり新刊の多い日だったようで、書店さん店頭には29日頃かと。


・・・・・・皆さんは、犯罪心理学者や犯罪心理学の分野についてどのようなイメージを抱いているのでしょうか。ある人は、犯罪者の深層心理を解明するサイコロジストで あったり、犯罪捜査に科学的な手法を用いるプロファイラーであったり、非行少年を更生に導くカウンセラーであったりさまざまであると思います。また、犯罪 心理学に対する関心のあり方もさまざまだと思います。当然のことですが、犯罪心理学の分野も細分化されており、犯罪の原因を究明する「犯罪原因論」、非行 少年や犯罪者の処遇について臨床心理学の方法論を用いた「矯正心理学」「非行臨床」、プロファイリングや目撃証言などの研究に代表される「捜査心理学」、 裁判の過程を心理学的に研究する「裁判心理学」などです。また、加害者の研究に加えて心的外傷を負った犯罪の被害者の支援の臨床研究をする「被害者心理 学」も犯罪心理学の一つです。想像以上に広い分野を「犯罪心理学」と呼んでいることが分かると思います。

 また、皆さんは国民の一人として刑事裁判に参加する可能性があります。ご存知のように2004年5月21日「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が 成立し、2009年5月21日から裁判員制度が始まりました。裁判員として刑事裁判に参加し、被告人が有罪かどうか、有罪の場合どのような刑にするかを裁 判官と一緒に決めるといった制度です。仮にあなたが裁判員に選ばれたとしたらどうでしょうか。殺人など凶悪・重大事件を犯した被告人に対してどのような質 問をするのでしょうか、また証人、被害者や被害者遺族の方たちとどのように接したらよいのでしょうか。真摯に事件に取り組んでいる裁判員の方々のコメント を新聞などで読む機会も少なくありません。ご自分の知識や経験に加えて犯罪心理学に関する知識が少しは役に立つかも知れません。・・・・・・

本署まえがきより

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2012年2月27日 (月)

書評 D・ヴィンセント 著 『マス・リテラシーの時代』

9784788512382 D・ヴィンセント 著 北本正章 監訳
『マス・リテラシーの時代』
――近代ヨーロッパにおける読み書きの普及と教育

11.09.05
978-4-7885-1238-2
の書評が、2012年2月26日(日)付 毎日新聞にて書評掲載されました。
評者は富山太佳夫氏。原書房さんから出たJ.ロック著『こどもの教育とともに書評されました。

ロックの視野にはまだ入ってこなかったこうした問題を、一八、一九、二〇世紀の歴史をふまえて考察したのがヴィンセントの本なのである。しかも、その考案 の素材を提供したのはひとつの国ではない。ロシアや北欧の国々、いわゆる西欧の諸国からアメリカにいたるまでのさまざまの国の資料が使われているのだ。決 して厚い本ではないけれども、とても充実した内容の本で、読む者の思考を新たな方向にあと押ししてくれる言葉が詰まっている。

《書評の全文を読む 毎日新聞サイト 「今週の本棚」へ》

掲載紙ご担当者、評者の先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

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2012年2月24日 (金)

広告 12年2月24日付 朝日新聞サンヤツ

Adt201202230013 12年2月24日付 朝日新聞サンヤツ掲載いたしました。
(大阪、名古屋、西部本社版 2月27日掲載)

掲載書籍は下記の通りです

3.11 慟哭の記録―
煩悶青年と女学生の文学誌-
超デジタル時代の「学び」-
世代をむすぶ―やまだようこ著作集 第10巻
非行・犯罪・裁判  キーワード心理学シリーズ)

超デジタル時代の「学び」-が横幅、ぎちぎちにつまっていますね。見栄えとしてはどうなんでしょうか。サンヤツ広告に長い書名の広告はいつも悩ましい。

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2012年2月20日 (月)

新刊 金菱清 編 『3.11 慟哭の記録』

9784788512702 金菱清 編
東北学院大学 震災の記録プロジェクト
3.11 慟哭の記録
――71人が体感した大津波・原発・巨大地震
12.2.20
978-4-7885-1270-2
46判560頁・定価 本体2800円+税

の見本ができました。2月21日配本予定です。書店さん店頭には24日ごろ並びます。

編者の金菱先生に本書のオフィシャルブログをつくっていただきました。

3.11 慟哭の記録 オフィシャルブログ

本書の反響について、このブログで発信していただけるとのこと、ありがとうございます。

また東北学院大学震災の記録プロジェクトのサポーターの方によるtwitterアカウントはこちら、フォローのほどよろしくお願い申し上げます。@daishinsainohon

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2012年2月16日 (木)

お知らせ 小宮友根 著『実践の中のジェンダー』紹介ページ

9784788512542 小宮友根 著
実践の中のジェンダー
――法システムの社会学的記述

46判328頁・2940円
11.9.20
ISBN 978-4-7885-1254-2

の書評・合評会・研究会情報などをお知らせするページが出来ましたので、ご紹介しいたします。

実践の中のジェンダー  書評・合評会・研究会情報 

随時更新しております。あっ、もちろん弊社担当がこんな格好いいサイトを作れるわけはないので、すみませんなにからなにまで・・・・・・・

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2012年2月13日 (月)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第117号■

2012年2月9日発行 メール版 第117号
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第117号■

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◇トピックス
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●書評・紹介など

「これほど見事な福田恆存論を、私は知らない」
1月22日付 朝日新聞書評欄にて『福田恆存 思想の〈かたち〉』が紹介されま
した。(評者 中島岳志氏)。 同書は現在、重版中・2月9日重版できました。


八木宏美 著『違和感のイタリア』が1月21日付 朝日新聞「be」「再読 こん
な時 こんな本」に紹介されました。イタリアの気質がよく説明されている一冊
です。


八木宏美 著『しがらみ社会の人間力』の書評が2012年2月5日付け信濃毎日新聞
の書評に掲載されました。評者は根井雅弘氏。



中村英代著『摂食障害の語り──<回復>の臨床社会学』の書評が紀伊國屋書店
さんの「KINOKUNIYA 書評空間BOOKLOG」に掲載されました。
評者は伊藤智樹氏。



熊谷高幸 著『日本語は映像的である』の書評が「「共同注視」という斬新構
想」として、産経新聞2012/1/15付に掲載されました。評者は中原文夫氏



ほか最新の書評情報はこちらまで→
http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/cat6908111/index.html


●フェア情報

「心理学を学ぶあなたにこの一冊」
心理学書販売研究会フェア+αを紀伊國屋書店新宿本店さま心理学棚にて展開中
です。2012年2月6日より3月中旬まで。冊子「心理学を学ぼう!」を好評頒布中。



●近刊情報
前回ご紹介いたしました
『3・11 慟哭の記録』(金菱清 編 東北学院大学 震災の記録プロジェクト) 
四六判上製560頁・定価2940円(税込) ISBN 978-4-7885-1270-2 C1036
2月22日配本予定です。

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◇近刊情報
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2月下旬発売予定
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里山観光の資源人類学
──京都府美山町の地域振興
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堂下 恵 著
A5判上製304頁・定価4935円(税込)
ISBN 978-4-7885-1274-0 C3036
分野=観光学・人類学


◆象徴資源から見る「まちおこし」

エコツーリズムやグリーンツーリズムの流行、とくに日本においては、「里山」
というキーワードが付いた「自然環境」に配慮した観光が人気です。しかし、
その自然もその環境も、まったく人の手を介することなく存在するものではあ
りません。では誰が・どのように、対象となる自然を創りかえ、活用している
のでしょうか。著者は生成・活用される象徴的な「資源」に注目する視座から、
この緻密なメカニズムを解明していきます。長期フィールドワークで明らかに
する地域振興の「民族誌」。安易な自然保護言説を離れて、人と自然を捉え返
す一冊です。著者は金沢星稜大学経済学部准教授。




2月下旬発売予定
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越境とアイデンティフィケーション
──国籍・パスポート・IDカード
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陳 天璽・近藤 敦・小森宏美・佐々木てる 編著
A5判上製488頁・定価5040円(税込)
ISBN 978-4-7885-1275-7 C1036
分野=社会学・国際政治


◆国家のシステムと人のアイデンティティの桎梏

現在、世界中で2億人を超える移民が暮らし、2050年には4億人以上とな
ることをご存知でしょうか。移民がグローバル化し、多様な出身地からなる人
々が共存する世界において、複雑化する国家と個人の関係はどうなっていくの
でしょう。本書は個人が誰であるか確認する行為、つまり「アイデンティフィ
ケーション」に焦点をあて、その現状認識から未来の眺望を拓きます。国家は
個人をいかに識別し、逆に個人はどう自己証明するのか。国籍をめぐる法原理
の側面、アジア・ヨーロッパ・パレスチナ/イスラエルの人々の実践の側面、
パスポートなどモノが語る側面から、越境社会を明らかにする力作論集です。




2月下旬発売予定
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キーワード心理学9 非行・犯罪・裁判
黒沢 香・村松 励 著
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A5判並製176頁・定価2205円(税込)
ISBN 978-4-7885-1271-9 C1011
分野=心理学・犯罪学・裁判


◆知っておきたい基礎知識

毎日、なんらかの犯罪報道がない日はないと言っていいくらいです。大方の人
が非行や犯罪をおかさずに生活しているのに、なぜ、ある人びとは非行・犯罪
にかりたてられるのでしょうか? これは人類最大の疑問の一つと言ってもい
いでしょう。犯罪にかかわる心理学は、「犯罪原因論」、非行少年や犯罪者の
「矯正心理学」、プロファイリングや目撃証言などの「捜査心理学」、裁判の
過程の「裁判心理学」、また、犯罪の被害者の支援を研究する「被害者心理
学」など、多岐にわたります。本書は、この広範な犯罪心理学のなかから基本
的で重要なキーワードを取り出して簡潔に解説しました。裁判員制度で誰もが
刑事裁判に参加する可能性がある今日、ぜひとも知っておきたい基礎知識集で
す。 シリーズ キーワード心理学 3月上旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- ワードマップ 学校臨床社会学 今津孝次郎 著 ---------------------------------------------------------------------- 四六判並製264頁・予価2625円(税込) ISBN 978-4-7885-1280-1 C1037 分野=教育学・社会学 ◆学校・教師・研究者の協働から生まれるもの 教育の場では、校内暴力やいじめ、不登校、学級崩壊、学力低下、携帯依存な ど、さまざま問題がつぎつぎと持ち上がり、その解決には、教師・生徒・地域 の人々、教育研究者が協働して取り組むことが求められています。しかし教育 研究者には、学校訪問ひとつとっても、さまざまな困難があります。本書は、 そういう困難の背景を探り克服する方途からはじめて、学校臨床社会学の基礎 となる視点や諸概念、学校に介入的に参画する臨床社会学の方法を丁寧に解説 しました。後半では実際の実践的な調査研究を紹介して、基礎知識を具体的な 問題に即しながら理解できるよう配慮されています。研究を志す人だけでなく、 現職の学校教員、保護者にも関心をもって読んでもらえる一冊です。著者は、 小社刊のロングセラー『教育言説をどう読むか』(及び同続編)の編者。 3月上旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- 乳幼児の発達 ──運動・知覚・認知 ---------------------------------------------------------------------- J・ ヴォークレール 著 明和政子 監訳/鈴木光太郎 訳 四六判並製320頁・予価2940円(税込) ISBN 978-4-7885-1282-5 C1011 分野=発達心理学 ◆斬新な視点のテキスト 本書は、心理学の巨人ピアジェから直接教えを受けた最後の弟子である著者が、 ピアジェ以降今日までめざましい進展のあった乳幼児の発達研究の成果を、ピ アジェの再評価やその理論の再構成を試みつつ若い学徒に向けてまとめた概論 書です。人は特別な存在として突然進化してきたわけではなく、人の認知能力 の最高傑作ともいえる言語でさえ、人以外の霊長類にその萌芽を見出せるとい う、大きな視点に立って書かれているところに特色があります。大勢の執筆者 によって書かれた発達心理学のテキストが多い中、一貫した立場で、初学者に も理解しやすく書かれていることも本書の大きな魅力です。 関連書
ジャック・ヴォークレール 著鈴木光太郎・小林哲生 訳
『動物のこころを探る かれらはどのように〈考える〉か』



3月上旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- 懐疑を讃えて(仮題) ──「節度の政治学」のために P・バーガー、A・ザイデルフェルト 著 ---------------------------------------------------------------------- 森下伸也 訳  四六判上製216頁・予価2310円(税込) ISBN 978-4-7885-1279-5 C1036 分野=社会学・現代思想 ◆もっと懐疑を! 近代は、世俗化(脱宗教化)はもたらさなかったが、多元化、相対化をもたら した。そのため、たえず選択に迫られ、「人は自由であるべく呪われている」。 それを逃れるために、人は「確信」さらには「狂信」に走る。ファンダメンタ リズムです。その陥穽にはまらないためには「懐疑」が必要だ、とバーガーた ちは主張します。全体主義が恐れるのは懐疑なのです。近代の相対主義が狂信 主義、全体主義、シニシズムなどを生み出していく構造を、「懐疑」をキイワ ードに、喫煙、死刑、移民などの具体的問題を例に解き明かします。最後に、 懐疑が具現した自由民主主義の維持、そして「懐疑を懐疑する」ことも必要だ として、懐疑と確信のバランスがとれた「節度の政治」を、あくまでもユーモ アをもって訴えます。楽しみながら深く考えさせられる一冊です。 3月上旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- 社会・文化に生きる人間 ──発達科学ハンドブック5 ---------------------------------------------------------------------- 日本発達心理学会 編 氏家達夫・遠藤利彦 責任編集 A5判上製360頁・予価3990円(税込) ISBN 978-4-7885-1277-1 C1011 分野=発達心理学 ◆「社会と文化」を通して発達をみる  「社会的動物」である人の意識や行動は、文化やその歴史的背景を抜きには理解 できず、文化の具体的な表れであるなま生の社会生活(文化的活動)の文脈を離れ て理解することもできません。ですが、発達心理学の世界では、他者との関係 や他者は、個人の発達とは基本的に別のものとみなされてきました。本書は、 発達を社会・文化的プロセスで捉える立場から、発達が起こる場としての「社 会・文化」と、発達内容としての「社会・文化」という二つの視点を通して、 「生まれと育ち」、家庭/家庭外における社会・文化プロセス、社会行動の発達、 情動と動機づけ、自己など、多様な切り口で発達のかたちに迫ります。 発達科学ハンドブック シリーズの紹介 3月中旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- 発達と支援 ──発達科学ハンドブック6 ---------------------------------------------------------------------- 日本発達心理学会 編 無藤 隆・長崎 勤 責任編集 A5判上製368頁・予価3990円(税込) ISBN 978-4-7885-1278-8 C1011 分野=発達心理学 ◆研究と実践にもとづく発達支援のあり方 現代社会において、発達心理学はどんな役割を果たしうるのか、また果たすべ きなのでしょうか。現場では健常と障害という二分法では説明できないさまざ まな支援が必要な子ども・対象者が増加しています。そういったニーズに専門 家として応えるには、教育心理学、臨床心理学、発達臨床、障害科学、保育学、 教育学など学際的な知識が欠かせなくなっています。発達障害への支援、発達 する場や年代・ニーズに応じた支援、個として生きる青年期・成人期・高齢期 に出会う心理的困難への支援などについて、研究と実践を視野に入れて論じる 本書は、発達支援の今後のあり方に大きな示唆を与えるものといえるでしょう。 発達科学ハンドブック シリーズの紹介 3月中旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- 質的心理学研究 第11号 ──特集 病い、ケア、臨床 ---------------------------------------------------------------------- 日本質的心理学会 編 B5判並製228頁・予価2940円(税込) ISBN 978-4-7885-1276-4 C1011 分野=心理学 ◆感性を広げる力 面白い質的研究の論文は、記述されている世界が自分の日常と地続きであるか のように感じさせてくれます。解決すべき問題やそれに関わる人々の、決して 気楽とは言えない体験をとりあげることが多い質的研究ですが、そうした感性 の広がりのなかで、私たちは、単純な、しかし人であろうとする限り手放すこ とができない「私たちはひとりではない」という真理を再確認することになる のではないでしょうか。本号の特集は、医療や介護福祉などの専門的な関わり から、病いや障害とともに暮らしている当事者の生活の場にまでに射程を広げ、 多彩な議論を試みました。書評特集は会話分析と震災関連の文献を紹介します。 質的心理学研究バックナンバー 「社会脳シリーズ」刊行開始! ----------------------------------------------------------------------  脳という小さな器官には、銀河系の星の数に匹敵するほどの膨大な数のニュ ーロンがネットワークを形成し、さまざまな意識を生みだしています。デカル トは、「われ思うゆえにわれあり」と言ったといいますが、心はひとり個人の 中の問題ではありません。人は社会の中で生かされており、それを担う脳もま た社会的存在なのです。しかし、自己や他者を結ぶ社会意識がどのように脳内 に表現されているのかを探る「社会脳」の研究は、始まったばかりです。  社会脳の研究では、社会というパースペクティブから、自己と他者をつなぐ 絆である共感や利他的行為などの脳内表現が探求されます。自閉症、統合失調 症やうつなどの社会性の障害も、「社会脳」の適応不全とかかわることがわか ってきました。また、良心や道徳については神経倫理学、美しさについては神 経美学、報酬期待については神経経済学、社会的存在としての心については神 経哲学、小説を楽しむ心については神経文学、さらに創造的な学びについては 神経教育学などの新たな学術ルネサンスが開花しようとしています。  「社会脳シリーズ」は、科学研究スタイルに革命をもたらし、広大な領域に 成長しつつあるこの新分野を、順次、一般の読者にお伝えしていきます。 社会脳シリーズ(各巻の内容) 第1巻 社会脳科学の展望  脳から社会をみる 第2巻 社会意識を育む脳 神経哲学と神経倫理学 第3巻 美しさと共感を生む脳 神経美学 第4巻 報酬を期待する脳 神経経済学
第5巻 注意を制御する脳 神経注意学
第6巻 小説を楽しむ脳 神経文学 編者苧阪直行氏は京都大学特任教授。著者陣は、社会脳研究の第一線で活躍す る先生方です 3月上旬発売予定 ---------------------------------------------------------------------- 『社会神経科学の展望』
『社会脳科学の展望』
---------------------------------------------------------------------- 苧阪直行 編 四六判上製256頁+カラー16頁・予価2940円(税込) ISBN 978-4-7885-1281-8 C1040 分野=発達心理学 ◆「社会脳シリーズ」刊行開始! 第一弾『社会神経科学の展望』は、まず社会脳研究の現状を諸分野から展望す るための一冊です。「社会脳」の面白さを、未来を予測する脳、嘘をつく脳、 顔認知の不思議、文化の違いを映し出す脳、社会性の疾患、ねたみの心を担う 脳の研究から味わっていただき、さらに最近話題になっている脳のデフォール トモードネットワーク(DMN)についても、動物の思考やヒトのワーキング メモリーとどうかかわるのかについて分かりやすく紹介しました。 ___________________________________ ◇編集後記 昨年末に山口節郎先生が亡くなられたことを、今月に入って知った。 ネットで検索してみると、2011年1月の先生・最終講義の模様がtwitterでまとめ られていた。(まとめていただいた方には感謝です) 山口節郎教授最終講義「リスクの社会学再考」の実況後追い http://togetter.com/li/90758 「1986年はリスクを考える大きな転換期となった年。たとえばチェルノブイリの 原発事故。どう対処したらいいかという手段すら考えられていなかった。そのと きはコンクリートを流し込むということをやった。しかし、30年たってコンクリ ートがひび割れて放射能が漏れつつある」 ・ ・ ・ ・ 「ここで言いたかったこととしては、若干科学の悪口をあげておきたい。自分の やってきたのは虚学。科学こそすべて、技術こそすべてと考えている人々に文句 を言いたい。従来、科学はリスクを回避するために考えられてきた。もはやそれ はリスクの発生源になっている」 2011年3月11日以降のことをどう考えておられただろうか。もっとお話しを聞きた かった先生であります。

山口節郎著『現代社会のゆらぎとリスク』
P・バーガー、T・ルックマン 著/山口節郎 訳『現実の社会的構成』

N) ___________________________________ ◇奥付 ___________________________________ □電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行) □HPアドレス http://www.shin-yo-sha.co.jp/ □blog:新曜社通信 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/ □twitterもよろしく:http://twitter.com/shin_yo_sha □このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。 □購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。 □掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。 □発行:株式会社新曜社 営業部 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 2-10 電話  03(3264)4973(代) FAX 03(3239)2958 e-mail info@shin-yo-sha.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 次回発行は2012年3月中旬を予定しております。

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2012年2月10日 (金)

新刊 平石典子 煩悶青年と女学生の文学誌

9784788512733 平石典子
煩悶青年と女学生の文学誌――「西洋」を読み替えて
12.02.15
978-4-7885-1273-3
A5判360頁・定価 本体4200円+税

の見本が出来ました。配本は2月9日。書店さん店頭には14日、15日頃ならびます。

》 関連記事 書評

 本書は、明治中期から後期において、日本の文学のなかで新しい若者像がどのように形成されたのか、ということを明らかにしようとするものである。明治の日本は、突然世界史のなかに組み込まれ、十九世紀の進歩史観に基づいて、「近代文明」への階段を登り始めた。そのなかで、「近代文明」の在り処である「西洋」の文学が若者たちにどのような影響を与え、彼らの自己像および他者像の形成に関わったのか、ということに焦点を当て、比較文学的なアプローチでの究明を試みる・・・・・・
《本書はじめに》より

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2012年2月 9日 (木)

書評 浜崎洋介 著 福田恆存 思想の〈かたち〉

9784788512634 浜崎洋介 著
『福田恆存 思想の〈かたち〉』
――イロニー・演戯・言葉
11.11.22
978-4-7885-1263-4
46判428頁・定価4095円

の書評が「福田恆存という人間の核心とは何か」として、2012/2/11日付「図書新聞」に掲載されました。評者は新保祐二氏。

・・・・・・では福田恆存という人間の核心とは何か。著者は「近代日本という条件を前にして、もはや自明の故郷・伝統に見放されている自己を自覚しつつ、なお残された生の手応えのなかで、自らの根と宿命を、そして、それを信頼する倫理を見い出すこと」と書いている。すぐれた批評とは、批評した対象から大きな課題を引き継ぐものである。本書の著者は確かに、福田恆存から宿題を与えられた。この宿題を、今後の道程でこの若い文芸批評家がどのように果たしていくか、大いに期待すべきだろう。

掲載紙ご担当者、評者の先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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2012年2月 7日 (火)

書評 八木宏美 著 しがらみ社会の人間力

9784788512481 八木宏美 著
しがらみ社会の人間力
――現代イタリアからの提言
11.10.20
978-4-7885-1248-1
46判304頁・定価2730円
の書評が2012年2月5日付け信濃毎日新聞の書評に掲載されました。評者は根井雅弘氏。

前作『違和感のイタリア』(新曜社)の続編として、イタリアにおけるカトリック教会のコミュニティの内実と歴史に触れながら独自のイタリア社会論を展開した話題作だ。30年以上もイタリアに滞在しながら「宗教」というものを外からしか見たことがなかった著者は、2年半ほど前、自宅近くの教会の神父様にお願いして「イタリア人を理解する目的で」コミュニティ生活を体験させてもらう許可を得た。その体験内容の紹介は実に面白い

・・・・・・

「イタリア社会の戦後の基本的な価値観は確実にカトリック教と共産主義です」という言葉は決して的外れではあるまい。随所に驚くべき発見があり、私たちがイタリアを知っているようで実は知らなかったということを再認識させてくれる好著である。

掲載紙ご担当者、ご書評くださいました先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

関連記事 :紹介 八木宏美 著 『違和感のイタリア』

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2012年2月 6日 (月)

新刊 渡部信一 著 超デジタル時代の「学び」

9784788512672 渡部信一 著
超デジタル時代の「学び」
――よいかげんな知の復権をめざして
12.2.10
978-4-7885-1267-2
46判・定価 本体2600円+税

の見本が出来ました。配本日は2月6日。書店さん店頭には2,3日後となります。



私たちの目の前に広がる「のっぺりとした現実」を変えるための「次の一歩」とは、どのようなパラダイムなのだろう?

 本書では、その「次の一歩」をあえてデジタルテクノロジーに求めてみた。これまで私たちをワクワクさせてくれた、そして今は大きくその魅力を失いかけて いるデジタルテクノロジー。そのデジタルテクノロジーが、それも中途半端なものではなく最先端のデジタルテクノロジーが、もう一度日本文化や日本人の心 を、そして知的スタイルを私たちが取り戻すための大きな契機になる。それを信じて、私はもう一度、最先端のデジタルテクノロジーを検討の土俵に上げてみた いと考えた。
《本書 はじめに より》

渡部信一先生の本 弊社・渡部信一先生の本『障害児は「現場」で学ぶ』 http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/4-7885-0784-6.htm

4788507846

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2012年2月 5日 (日)

「世界一受けたい授業」出演 重野純先生

2月4日土曜日に友人宅でテレビを観ていると「世界一受けたい授業」に重野純先生が出演しておられ、ビックリ。聴覚の話をエンターテインメントにして放映してました。貴重な先生のラップ映像も観られて、楽しかったです。あれ、出演者の人みんな即興でやってるのかな、ぜったい自分には出来ないですね。

478850989x 重野純先生の聴覚の本はこちら。
キーワード心理学2『聴覚・ことば』

編集中の『キーワードコレクション心理学』の改訂版も、少々遅れておりますが、順調に進行しております。

また心理学書販売研究会編「心理学を学ぼう!」では基礎心理学の項をご執筆いただいております。在庫がございますので興味のある方はsalesあっとshin-yo-sha.co.jp(あっと→@にて)までご連絡ください。お送りいたします。

Letsstudy

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2012年2月 2日 (木)

書評 中村英代著『摂食障害の語り――<回復>の臨床社会学』

9784788512511 中村英代著
『摂食障害の語り――<回復>の臨床社会学』の書評が

紀伊國屋書店さんの「KINOKUNIYA 書評空間BOOKLOG」に掲載されました。評者は伊藤智樹氏。




かくして中村さんは、「インタヴューに応えてくれた摂食障害体験者たちは、一体どのようにして自身の回復を語っているのか」と問います。それに対して導か れる答えは、先に挙げた科学的説明と見比べると拍子抜けをするかもしれない物語なのですが、そのような物語を敢えて名指すところにこそ中村さんの意図を感 じるべきだと私は思います。つまり、特定の「原因」を必ずしも前提にしない物語にも輪郭を与え際立たせておくことで、これまで提出された科学的説明を使っ ては自分を物語れないと思う人たちの息苦しさが軽減されるかもしれないし、そのことを通して社会における物語の布置がいくぶんか是正されるかもしれない。 このような意図のもとで、この本自体が差し出されているのです。

《書評全文を読む》 KINOKUNIYA 書評空間BOOKLOGへ


※今回の書評を専門家・専門職向けに簡潔にまとめた書評が
『N:ナラティヴとケア』第3号(遠見書房)に掲載されてるとのことです。
よろしければそちらも併せてご覧ください。

掲載サイトご担当者、評者の先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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