« 書評 牧野陽子著 〈時〉をつなぐ言葉 | トップページ | 新刊 外山美樹 著 『行動を起こし、持続する力』 »

2011年12月12日 (月)

ベストセラー一歩手前 『しあわせ仮説』

ネットで「ハーバード発 ポジティブ心理学最前線」なる見出しに目がとまりました。

「ハーバード大学で最も学生に人気のある授業とは?  「生きやすさ」のヒントを求めるエリート候補たち」
という宇野カオリさんの記事がそれで、たいへん面白く読みました。

ポジティブ心理学というか心理学が見出しになることのめずらしさと申しますか、あるいはこれも「ハーバード人気講座」というところに強調があるのかなあと、かのベストセラーを揶揄するイヤミな考えも浮かんできました。久しぶりに「ベストセラー一歩手前」の記事にしてしまいましょう。今年6月に弊社より刊行いたしましたポジティブ心理学の書籍をご紹介。

『しあわせ仮説――古代の知恵と現代科学の知恵』
ジョナサン・ハイト 著 藤澤隆史・藤澤玲子 訳

9784788512320
先日、ブータン国王が来日して話題となりましたが、このブータンは国民総生産という経済的指標ではなく国民総幸福量という精神的な豊かさを政策の中心としていることで知られております。

また近年、プリンストン大学のダニエル・カーネマン教授らがGNPに対応するような国民の幸福感の指標作りに政治家が取り組むべきだという論文を発表しており、幸せとは何かについての探究は日本でも今後さらに盛んになってくるでしょう。というわけでかさねて本書をご紹介した次第です。

訳者の藤沢氏がわざわざブログをつくってくれましたのでこちらもご紹介。

しあわせ仮説:古代の知恵と現代科学の知恵
「しあわせ仮説」の訳者による本の紹介ページ。本をもっと活用してもらうために作りました。

本書は、10の偉大な思想について述べたものです。それぞれの章において、世界の文明によって発見された1つの思想を吟味しています。そして、それに対し て現代の科学的研究からわかっていることを踏まえて疑問を投げかけ、その中から現在のわれわれの生活に今なお応用できる教訓を抽出しました。これは、高潔 で、幸せで満ち足りて、意味のある人生をどのように構築するかを示した本なのです。

「幸せとは何かを知りたければ、まずハイトからはじめなさい。これが読者に対するわたしのアドバイスだ。」
--マーティン E.P. セリグマン ペンシルバニア大学 心理学教授、「世界でひとつだけの幸せ」著者

既刊関連書 大石繁宏 著『幸せを科学する――心理学からわかったこと』

|

« 書評 牧野陽子著 〈時〉をつなぐ言葉 | トップページ | 新刊 外山美樹 著 『行動を起こし、持続する力』 »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191157/53467746

この記事へのトラックバック一覧です: ベストセラー一歩手前 『しあわせ仮説』:

« 書評 牧野陽子著 〈時〉をつなぐ言葉 | トップページ | 新刊 外山美樹 著 『行動を起こし、持続する力』 »