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2011年12月 7日 (水)

書評 牧野陽子著 〈時〉をつなぐ言葉

9784788512528 牧野陽子 著
〈時〉をつなぐ言葉

978-4-7885-1252-8
46判392頁・定価3990円 

11.11.4付 週刊読書人に書評掲載さました

評者は池田雅之氏。ご紹介くださいました先生、掲載紙ご担当者の方に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

八雲の再話という手法の今日性・斬新性を説き明かそうとする
                      (「週刊読書人」2011.11.4付)

「・・・・・・・牧野陽子さんの四〇〇頁近い新著は、四半世紀にわたって書き継いできた八雲研究の集大成である。牧野さんの八雲 文学へのアプローチの方法は、『怪談』を中心とする再話作品の作品分析に重きが置かれており、八雲の再話という手法の今日性、斬新性を説き明かそうとする ものである。つまり、エクスプリカシオン・ド・テキスト(テキスト解釈)という一語たりともおろそかにしない厳格な「読み」(作品分析)を通して、八雲の 実人生や内面性、再話文学のもつ豊穣さと世界観、さらには八雲の生きた世紀末の精神風土とが、次々と浮き彫りにされてゆく。実証的な手堅い作品分析とはい え、全体的に達意の美しい文章で綴られており、深い洞察と直感的なひらめきを感じさせるフレーズが、あちらこちらにちりばめられている。八雲その人を知り たいという読者には少々迂回的に思われるかもしれないが、文学研究としては作品論から入るのが、堅実的な方法であり、王道といえるだろう・・・・・・・」

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