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2011年6月

2011年6月30日 (木)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第111号■

2011年6月30日発行 メール版 第111号
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第111号■

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◇トピックス
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●弊社総合目録(2012)が7月中旬に出来上がります。

ご希望の方、ぜひメールにてお申込みください(無料)。
宛先 nakayamaあっとshin-yo-sha.co.jp
※あっとの部分は@に変更してください。

  郵便番号|
  住所  |
  お名前 |

をご明記のうえ、お送りください。

●心理学書販売研究会 フェアのお知らせ
下記書店さまにて、フェア開催中です。フェア会場のみ特典として
ブックレット「心理学を学ぼう!」を配布中
心理学書販売研究会ブログ

・ジュンク堂書店池袋店
「心理臨床の技とこころアセスメントと臨床技法」
会  期|2011年6月20日(月)~8月21日(日)
場  所|4階フェア棚

・紀伊國屋書店新宿本店
第7弾「〈社会〉という錯覚 ─社会心理学・認知心理学の視点から」

会  期|2011年6月27日(月)~8月7日(日)
場  所|紀伊國屋書店新宿本店 5Fエレベーター前フェア台
専用 頁| 紀伊國屋書店新宿本店フェア

・ジュンク堂書店新宿店
「精神疾患と心理療法 臨床家が専門書に出会う場所」
会  期|5月9日から7月31日(好評につき会期延長いたしました)
場  所|ジュンク堂書店新宿店さま7階 カウンター左 フェア壁棚

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◇近刊情報
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7月下旬発売予定
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『複雑さと共に暮らす』 原著名:Living with Complexity,2011
──デザインの挑戦
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ドナルド・ノーマン 著 伊賀聡一郎・岡本明・安村通晃 訳
四六判上製346頁・定価2940円(税込)
ISBN 978-4-7885-1247-4 C1055
分野=認知心理学・デザイン

◆ノーマンの新境地、新しい展開を示す一冊

ロングセラー『誰のためのデザイン?』
以来、デザインの世界にアフォーダンスの概念を導入し、「デザインは分かり
やすくなければならない!」という旗を高く掲げてきたノーマンが、現実世界
の複雑さにどう対処したらよいのかという問題に正面から立ち向かい、新境地
をひらいた注目の本です。これまで同様絶妙の事例を縦横に引きながら、一見
これまでの主張とは反対に、「テクノロジーは複雑でなければならない」と主
張しているのです。もちろん、複雑さに対処するデザイナーの原則、ユーザー
の原則がしっかりと述べられます。デザインにおけるアフォーダンス概念にも
大修正を加え、ノーマン・ウオッチャーならずとも見逃せない一冊です。

7月下旬発売予定
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『ワードマップ パーソナルネットワーク』
──人のつながりがもたらすもの
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安田 雪 著
四六判並製296頁・定価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1246-7 C1030
分野=ネットワーク論・社会学

◆人と人のつながりの影響力

友人や恋人は人生を豊かにします。相性の悪い上司や先生は意欲を低下させま
す。人間関係こそ、私たちの生きがいの源であり、ときに絶望の源です。本書
のテーマは、「意識や感情をもった人間」を構成要素とする、パーソナルネッ
トワークです。爆発的現象を起こす口コミやソーシャル・ネットワーキング・
サービスの力、集合知を活用するウィキペディアのような知識創発、イノベー
ションを引き起こすチームワークのあり方、コミュニティにおけるソーシャル
キャピタル、児童虐待や無縁死を防ぐための地域のサポートネットワークなど、
ミクロからマクロ、ウェブから現実社会まで、幅広く人間の関係のあり方とそ
の影響力について、わかりやすく解説。

営業部より|
弊社『ワードマップ ネットワーク分析』
にて日本にネットワーク分析を広めた第一人者による新ネットワーク論。
著者は最近では『「つながり」を突き止めろ』(光文社新書)で注目されてお
ります。

7月下旬発売予定
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『キーワードコレクション 認知心理学』

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子安増生・二宮克美 編
A5判並製240頁・定価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1249-8 C1011
分野=認知心理学

◆キーワードで学ぶ認知心理学

認知心理学は、多様な分野で発展している現代の心理学の中核をなしています。
発達心理学や臨床心理学、教育心理学を学ぶにしても、認知心理学の知識は必
須といえるでしょう。本書は、認知心理学の基礎的な概念と最新の話題をバラ
ンス良く取り上げ、各項目4頁読み切りでコンパクトながら必要十分な解説を
しました。文献も充実しており、入門テキストとしてだけでなく、知識の整理
や各種試験に備えての参考書としても好適です。好評の「キーワードコレクシ
ョン」シリーズは、ひとまず本書で完結です。既刊書と並べて積極的な展示と
販売をお願い致します。

営業部より|
子安増生・二宮克美 編「キーワードコレクション」シリーズは、これまで
『発達心理学 改訂版』
『パーソナリティ心理学』
心理学フロンティア』
『教育心理学』
『社会心理学』
が刊行されてきました。

今回の『認知心理学』が刊行され、シリーズ6部作が出揃いました。「読んで
面白くて使うのに便利な教科書・参考書」として、初学者から専門家まで好評
のシリーズです。

7月下旬取次店搬入
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『越境する書物』 (仮題)
──リテラシー史から見えてくるもの
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和田敦彦 著
A5判上製368頁・予価4410円(税込)
ISBN 978-4-7885-1250-4 C1000
分野=書物読者論・メディア論・図書館学

◆書物の流れから見えてくるドラマ

斬新な研究として高い評価を得た『書物の日米関係』
の続編。本はなぜそこにあるのか、誰によって、どのようにしてそこにたどり
着いたのか。このような問題意識から、従来の著者中心、テクスト中心の文学
論ではなく、書物と読者を媒介するものへと視点をシフトさせた「リテラシー
史」を提唱する著者が、その後の成果をまとめたものです。米国の図書館は大
量の日本語蔵書をかかえていますが、それはいつどのようにして形成されたの
か。その歴史を戦前から戦後にわたって丹念にたどりながら、角田柳作、福田
なおみ、高木八尺、さらにはチャールズ・タトルなどの果たした役割を明らか
にします。また、太平洋問題調査会、国際交流基金、国際文化会館などが戦前
戦後の日米関係において果たした興味深い役割も明らかになります。読み物と
しても第一級の書です。

8月下旬取次店搬入
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『摂食障害からの〈回復〉』

『摂食障害の語り』

〈回復〉の臨床社会学

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中村英代 著
四六判上製320頁・予価3360円(税込)
ISBN 978-4-7885-1251-1 C1036
分野=心理学・人間科学

◆当事者が語る回復の物語

摂食障害とは拒食症、過食症の総称で、「痩せたい」「スリムになりたい」と
ダイエットを始めたことから深みにはまり、食べては吐くを繰り返し、死に至
ることもある深刻な病いです。日本では女子高生・女子大生の50人に1人が過
食症ともいわれ、実態解明が急務です。これまでは「なぜ摂食障害になるか」
という原因論の研究がほとんどで、「どのように摂食障害から回復するのか」
という〈回復論〉は断片的な情報しかありませんでした。本書は自ら摂食障害
を克服した社会学者である著者が、回復者20人にインタビューし、重い障害か
ら実際にどのように回復のきっかけをつかんだのか、肉声を交えて初めて明ら
かにしていきます。摂食障害の患者さん、家族、医療関係者に贈る希望の書。

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◇編集後記

「新曜社」をgoogleのリアルタイム検索にかけると、かならず出てくるのはド
ナルド・ノーマン著『誰のためのデザイン?』。1990年初版の本書、もう20年
間売り続けていることになります。7月末にドナルド・ノーマンの新刊『複雑
さと共に暮らす』を出版します。ノーマンの主張が『誰のためのデザイン?』
からどう変化しているのか、楽しみです。

ドナルド・ノーマンのサイト 

(N)
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◇奥付
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□電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行)
□HPアドレス http://www.shin-yo-sha.co.jp/
□blog:新曜社通信 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/
□twitterもよろしく:http://twitter.com/shin_yo_sha
□このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
□購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。
□掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。
□発行:株式会社新曜社 営業部
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 2-10
電話  03(3264)4973(代)
FAX 03(3239)2958
e-mail info@shin-yo-sha.co.jp
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次回発行は2011年8月上旬を予定しております。

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2011年6月27日 (月)

新刊 二宮克美・子安増生・ 編 『キーワードコレクション 社会心理学』

9784788512368
二宮克美・子安増生・ 編
『キーワードコレクション 社会心理学』
ISBN 978-4-7885-1236-8 A5判 242頁・定価 本体2400円+税

ができました。
配本日は6月27日。書店さん店頭へは、2,3日後並ぶ予定です。

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2011年6月22日 (水)

広告 11年6月22日付 朝日新聞サンヤツ 

Adtim20110622406_3 本日11年6月22日付 朝日新聞サンヤツ掲載いたしました。
(大阪、名古屋、西部本社版 6月24日掲載)

掲載書籍は下記の通りです.

イデオロギーとユートピア
・プログラム評価
・発達 (キーワード心理学シリーズ)
・こころの旅―発達心理学入門
・キーワードコレクション社会心理学
(6月27日配本、30日発売。)

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2011年6月 9日 (木)

掘り出し選書2011 のご紹介

「掘り出し選書」は、
東京都書店商業組合青年部が主催しております、書店店頭活性化策のひとつです。

「掘り出し選書」は、10数年以上も前に、同青年部の中野・杉並支部の書店さんで始まりました。当時はTS選書と呼んでいました。

その内容は、通常中小書店には並ばない類の人文書・専門書を、書店さんの90センチ棚一段(30冊から40冊)を使って陳列、いわばアクセントとすることによって店頭を活性化するという試みです。

棚は3ヶ月間、1出版社が占有し、次の3ヶ月は、また別の出版社の本が並ぶことで、お客さんを飽きさせないように工夫しています。各出版社は自社の顔といえる本を出品しています。

参加出版社は
岩波書店 新曜社 青土社 未來社 トランスビュー 春秋社
青灯社 七つ森書館 アルテスパブリッシング


2年間をかけて、都内32の書店さんをめぐるこのロード。今回2011年からはじまり、商品の見直しとともに新しいローテーションがはじまりました。

書店ローテーションは以下のPDFにてご覧いただけます
ローテーション表

弊社書籍は2011年6月から8月、
以下の4店舗にて展開しております。お近くの方、ぜひお立ち寄りください。

吉田書籍部    江東区大島6-30-15
とみざわ書店    調布市国領町4-48-10
盛好堂        新宿区百人町2-1-4
王様書房    目黒区祐天寺2-12-19

地図

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2011年6月 8日 (水)

新刊 山岸明子 著『こころの旅―― 発達心理学入門』

9784788512375 山岸明子 著

『こころの旅―― 発達心理学入門』

見本出来ました。配本日は6月7日。書店さん店頭には2,3日後ならびます。

ISBN 978-4-7885-1237-5
A5判184頁・定価 本体1900円+税
10.06.10

●あとがき

 本書は、かつて神谷美恵子氏が精神科医の立場からされたように、人間の発達の姿を「こころの旅」として示しながら、発達心理学のわかりやすい入門書とすることを意図して執筆された。発達心理学も他の科学と同様、実証的な検討をすることにより体系化されてきたものであるが、そのようなデータも使いつつ、それだけでなく発達心理学が明らかにしてきたことに合うような事例をできるだけ多く示すことによって、発達過程を生き生きとしたものとして描くことを試みた。その事例も必ずしも実際にあった「事実」だけではなく、文学作品や映画等のフィクションも含めた。それらの作品では発達心理学が明らかにしてきたことが心うつかたちで表現されていて、作家や監督の人間を見つめる目の確かさ、洞察の深さに改めて感じ入った。生身の人間の姿を通しての学習は、多数のデータから統計的に検討されたものによる学習とは異なった、印象的な学びになるのではないかと思う。

 本書は最先端の研究を取り上げることよりも、発達心理学において広く受け入れられ、現代社会の子ども・人間を理解する上で役にたつような研究をとりあげることを心がけた。書き終わって思うことは、人間の発達や心理に社会・文化の影響は大きい一方、文化によらず普遍的な部分も多いことである(コラムで取り上げた事例には戦争の時の事例や戦前のものもある)。もちろん社会の変化は著しく、生きる場も大きく変わり、現代に特有な問題も多いのは確かである。「現代社会における発達は以前とはこのように違う」「この理論はこの点で不適切である」ということに関心が向けられやすいが、普遍的な発達の過程やそれを体系化している理論もしっかり学んでほしいと思う。

 本文でも繰り返し述べたように、本書を通じて一番伝えたかったことは、人間がもつ発達の可塑性、限界はあってもそれを受け入れながら状況に応じて変化し続ける人間の姿である。長いこと大学教員をしていながら、卒論指導や研究指導をする機会もほとんどなく、次世代を育てるというエリクソンの生殖性課題を担うことの少ない成人期を過ごしてきたが、本書の執筆によりささやかながらその課題を担うことができたように感じている。本書を通じて発達心理学の基本的な知見を学ぶと共に、発達心理学の人間観・発達観への理解も深めて、これからのご自分や他者とのかかわりに生かしていただければ幸いである。

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2011年6月 7日 (火)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第110号■

2011年6月7日発行 メール版 第110号
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第110号■

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◇トピックス
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●東京大学出版会さんが、5月末刊行のJ・ギブソン著『生態学的知覚シ
ステム』にあわせ、『視覚ワールドの知覚』(新曜社)、『生態学的視覚
論』(サイエンス社)といったギブソンの書籍の共同注文書を作成、販促
しております(感謝!)。店頭での特製ポップは必見です! ●フェアのお知らせ 弊社も参加しております心理学書販売研究会では、会発足10年の企画とい
たしまして、特約店様店頭にてフェアを展開しております。 現在、紀伊國屋書店新宿本店、ジュンク堂書店新宿店にて開催中、そして
6月20日にはジュンク堂書店池袋店にて開催しております。現在、フェア
会場のみの特典・小冊子「心理学を学ぼう!」を配布中です。 http://shinpanken.blogspot.com/ _______________________________

◇近刊情報 _______________________________ 6月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『笑いと嘲り』 ──ユーモアのダークサイド ------------------------------------------------------------ マイケル・ビリッグ 著 鈴木聡志 訳 四六判上製496頁・予価5040円(税込) ISBN 978-4-7885-1240-5 1010 分野=人間学・哲学・心理学 ◆笑いに潜む人間の陰◆ 笑い・ユーモアといえば、無条件によいものというのが常識です。しかし
著者によれば、笑いには陰の側面があります。嘲り、からかいです。人は、
仲間と一緒のとき、よそ者や変わり者を嘲笑ったりからかったりします。
これこそ、笑いがあらゆる文化にあることの核心です。嘲笑される可能性
があるから、社会のメンバーはいつも社会環境の習慣やしきたりに従いま
す。真面目な社会生活は、笑いの可能性なしには維持できないのです。あ
る人には無害なちょっとしたからかいが、別の人には過酷なものになりま
す。笑いのもつ、笑ってすますことの出来ない社会的・心理的意味を、本
書は理論的、歴史的に明らかにしました。批判心理学の旗手ビリッグなら
ではの、読み応えある本です。 6月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『キーワードコレクション 社会心理学』 ── ------------------------------------------------------------ 二宮克美・子安増生 編 A5判並製242頁・予価2520円(税込) ISBN 978-4-7885-1236-8 C1011 分野=現代思想・社会科学・哲学 ◆キーワードで学ぶ人のつながりの心理◆ これから社会心理学を学ぼうとする人、人間関係や集団の心理、コミュニ
ケーションなどに関心を持っている人のための、コンパクトで読みやすく
分かりやすい入門テキストです。私たちは、日常の生活の場で、さまざま
な人とかかわり、つながり、やりとりをしながら生活をしています。社会
心理学はそういう私たちの身近な問題を扱っています。社会心理学のキー
ワードを知ることによって、身の周りに起こる出来事や自分(たち)の考
え方や行動の仕方についての理解を深め、日ごろの行動を見直すことがで
きるでしょう。
6月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『ミラーニューロンと〈心の理論〉』 ── ------------------------------------------------------------ 子安増生・大平英樹 編著 A5判上製240頁・予価2730円(税込) ISBN 978-4-7885-1244-3 C3011 分野=脳科学・心理学 ◆自己と他者を考える視座◆ 人は、どのようにして自己自身の心にアクセスし、他者の心を読み取り、
社会的コミュニケーションを行うのでしょうか。これは心理学の難問でし
たが、最近盛んになってきた、「模倣」「共感」「心の理論」「マインド
リーディング」「ミラーニューロン」の研究によって、「自己と他者」の
問題が正面きって取り上げられるようになりました。とりわけ近年の脳科
学の発展は、脳活動をリアルタイムでモニターする技法を発達させ、さま
ざまな発見がなされつつあります。ミラーニューロンについてはすでに訳
書も出ていますが、本書は、ミラーニューロンと「心の理論」を重要な切
り口として、「自己と他者」についての心理学研究の現在を語った、斬新
で刺激的な一冊です。 6月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『しあわせ仮説』 ──古代の知恵と現代科学の知恵 ------------------------------------------------------------ ジョナサン・ハイト 著 藤澤隆史・藤澤玲子 訳 四六判並製424頁・予価3990円(税込) ISBN 978-4-7885-1232-0 C1011 分野=心理学・哲学 ◆意識では自分をコントロールできない!◆ 幸福はどこからくるのか、逆境におちいったとき、どう立ち向かえばよい
のか──古代から、多くの思想家たちがこの問いに答えようとしてきまし
た。 本書は世界の10の「偉大な思想」を心理学の知見に照らし合わせて
吟味し、現代の心理学から何が言えるかを探求した本です。もちろん幸福
とはこれだ!という明快な回答が用意されているわけでも、こうすれば幸
福になれる!という方法を授けてくれるわけでもありませんが、科学的に
裏打ちされたヒントが数多く詰まっています。また人間の心には意識では
コントロールできない部分があること、社会生活における返報性(目には
目)の心理学的本質がズバリと述べられて、心理学初学者のテキストとし
て読んでも大いに楽しめ、役立つ本です。 6月下旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『「外部」遭遇文学論』 ──ハーン、ロティ、猿 ------------------------------------------------------------ 大貫 徹 著 四六判上製232頁・定価2520円(税込) ISBN 978-4-7885-1241-2 C1090 希望陳列コーナー=文学評論・文学研究 ◆ハーンは、まだまだ新しい!◆ 「外部」から戻ってきた人間のお話はいつでも魅力的ですが、「外部」と
遭遇し戻ってこれなかった人の話はどうなるのでしょうか? ハーンの
「怪談」もまた、異なる世界との往還・出会いを描いて、いまなお新鮮な
驚きを与えてくれます。本書は、ハーンを補助線・通奏低音に、外部と遭
遇した作家、ベケット、イェイツ、コンラッド、ゴッホなどを取り上げて
論じます。また『お菊さん』などで維新期日本人を「猿」として表象した
ピエール・ロティ、「踊り子」を猿のような醜さで描いたドガ(日本では
大人気ですが)などにも、異なるものと遭遇した作家・画家の無意識の視
線を暴き出します。「外部との遭遇」というユニークな視点から、我々の
文学的常識を問い直し覆してくれる痛快文学論です。 6月下旬取次店搬入 ------------------------------------------------------------ 『転生する物語』 ──小泉八雲「怪談」の世界 ------------------------------------------------------------ 遠田 勝 著 四六判上製272頁・定価2730円(税込) ISBN 978-4-7885-1242-9 C1090 分野=文学評論・文学研究 ◆怪談「雪女」はどこから生まれたか?◆ ハーン・小泉八雲の「雪女」、この怖くて美しいお話はみなさんご存知で
しょう。ハーンが「武蔵国の百姓から聞いた話」と断わっていることもあ
って、日本の民話のなかにその起源はあると当然思われるでしょう。とこ
ろが、意外や意外。著者は、このお話の類話を丹念に調べ上げ、その影響
関係をたどっていって、とんでもない結論に達してしまいます。まさに、
物語は転生するのです。読まれた方は、ミステリーにも負けない研究の面
白さを味わわれるでしょう。他にも、ハーン研究者の間では評価の高い論
文を収録して、初めてまとまった一冊の本として読めるようになりました。
物語を読むことの楽しみを満喫させてくれる力作です。 7月中旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『脱原子力社会の選択 増補版』 ──新エネルギー革命の時代 ------------------------------------------------------------ 長谷川公一 著 四六判上製448頁予定・予価3360円(税込) ISBN 978-4-7885-1245-0 C1036 分野=原子力・エネルギー問題・社会 ◆緊急出版! フクシマ事故までの15年!◆ 『週刊朝日緊急増刊 朝日ジャーナル原発と人間』を読むと、安全審査、
被曝、過酷な現場など、原子力発電の驚くべき実態と政府の甘さが次々と
明るみに出されています(長谷川公一「もう一つのチェルノブイリ」参照)。
本書は、カリフォルニアの原発閉鎖と新エネルギーを紹介して反響を呼び
ましたが、増補版では福島原発事故までの15年を徹底検証します。JCO
事故をはじめ相次ぐ事故やトラブル隠し、経産省の耐震審査の緩み、メデ
ィアの沈黙など、まさに失われた15年だったのです。社会科学的観点から
長年の安全軽視を許した原子力ムラの政治支配を厳しく検証し、ただちに
脱原子力を宣言し、安全規制を強化するよう、政府に強く求めています。 7月中旬発売予定 19日配本予定  ------------------------------------------------------------ 『焦土の記憶』 ──沖縄・広島・長崎に映る戦後 ------------------------------------------------------------ 9784788512436_2福間良明 著 四六判上製536頁・定価5040円(税込) ISBN 978-4-7885-1243-6 C1030 分野=近現代史・社会学


◆いまなお続く「被爆体験」の語りを掘り起こす!◆ 体験者の高齢化が進むなか、戦争体験の継承は喫緊の課題となっています。
本書は、戦後日本の戦争体験論からは周辺とみられがちな、沖縄の戦争体
験、広島・長崎の被爆体験を中心に、従来の戦争体験論との違いを論じま
す。沖縄は、激しい戦闘が住民ぐるみで行なわれて、3分の1の住民が亡
くなりましたし、戦後は長い間、米軍の支配下に置かれました。広島・長
崎も原爆によりそれぞれ12万人、7万人が犠牲になり、その被爆後遺症は
「現在」も続く戦争体験です。そのような特異な体験を、地方のメディア
(地方紙、文芸誌、ミニコミ誌など)の丹念な掘り起こしを通じて明らか
にします。そこからは、従来のような戦中派・戦後派・戦無派などの体験
の違いによるだけでなく、社会状況・力学の違いによる変容も明らかにな
ります。戦争体験論のさらなる深化・継承をめざす労作であります。 7月下旬発売予定 ------------------------------------------------------------ 『マス・リテラシーの時代』 ──近代ヨーロッパにおける読み書きの普及と教育 ------------------------------------------------------------ D・ヴィンセント 著 北本正章 監訳 四六判上製368頁・予価3990円(税込) ISBN 978-4-7885-1238-2 C3022 分野=西洋史(イギリス)・教育 ◆大規模なコミュニケーション革命◆ 19世紀末にヨーロッパ全域で郵便制度が整備され、マス・リテラシーの時
代が幕開けしました。安価な均一料金によって郵便量は飛躍的に伸び、各
国の識字率がどんどん上がりました。誰もが自分で手紙を書き、新聞や本
を読む時代が到来したのです。日本もこれを追いかけたことは言うまでも
ありません。この時代に、ヨーロッパの民衆は読み書きにどのように取り
組み、コミュニケーションを変容させ、学校や国家はどう介入したのでし
ょうか? 今日のコンピュータ・リテラシーの影響を正しく見極める上で
欠かせない歴史書の待望の完訳です。
7月下旬取次店搬入 ------------------------------------------------------------ 社会はいかに記憶するか ──個人と社会の関係 ------------------------------------------------------------ P・コナトン 著 芦刈美紀子 訳 四六判上製240頁・予価2625円(税込) ISBN 978-4-7885-1239-9 C3039 分野=哲学・思想 ◆身体・記念式典・パフォーマンス◆ 本書は社会の記憶をテーマに、個人と社会の関係についてしなやかで独創
的な理論を展開し、読者の幅広い支持を得てきた名著の翻訳です。たとえ
ばイギリスでは、毎年11月のリメンバランス・デーに赤いポピーの花を飾
り、王室列席の戦没者追悼式典を行います。このように社会の記憶の力と
は、ひとつの社会に住む人びとが記念式典を通して過去のイメージを共有
することを意味します。社会の記憶は文書に記録されるものではなく、慣
習として出会う身体やパフォーマンスであると著者は主張します。文学、
精神分析、文化人類学を幅広く援用し、古今東西の題材を自在に駆使した、
知的刺激に満ちた書です。 _________________________________ ◇編集後記 震災以来、週刊誌を買う習慣がついてしまった。とくに週刊新潮は、特集
記事に加え、とくに西原理恵子さんと柳沢きみおさんのエッセイには、ほ
んとうに救われた。今回ほどなにかを切実に聞きたいと思ったことはなか
ったし、作家といわれる人のことばの力を感じたことはなかった。 義姉がながく国際協力NGOの団体に勤めており、震災後数度にわたって被災
地に行っている。インドネシアの大地震のさいに現地で淡々と業務を遂行
しつづけたたスタッフも、この東北の震災ではどうにも感情のおさえがきか
ず、大変なようだ。蒲団やシーツ、子どものくつ、ボール、屋根瓦・・・・
瓦礫なり廃棄物といわれるものの背景に人の顔やその生活が見えて、意味を
もって押しよせてくるのに、耐えられなくなるのだという。 店が流されてしまったけれど、新学期が始まるから休むわけにはいかないと
仮設店舗を高台に作って営業をはじめた文房具屋さんの話を聞いた。しかも
買ってくれた人には、なにかしらのおまけをつけてくれるのだという。娘へ
の土産としてそこで買ってきたリラックマの消しゴムをもらいつつそんな話
をきくと、どうにも涙が出てとまらない。 6月6日発売の週刊ポストには「復興の書店」の記事があった。私も自分の
つとめをはたそうと強く思う。しかしこの雑誌を通勤電車中で読むには、ま
だまだ抵抗があるぞ。                     (N) ___________________________________ ◇奥付 ___________________________________ □電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行) □HPアドレス http://www.shin-yo-sha.co.jp/ □blog:新曜社通信 http://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/ □twitterもよろしく:http://twitter.com/shin_yo_sha □このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。 □購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。 □掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。 □発行:株式会社新曜社 営業部 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 2-10 電話  03(3264)4973(代) FAX 03(3239)2958 e-mail info@shin-yo-sha.co.jp ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 次回発行は2011年7月上旬を予定しております。 ◎新曜社<新刊の御案内>   のバックナンバー・配信停止はこちら ⇒ http://archive.mag2.com/0000018252/index.html

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2011年6月 6日 (月)

新刊 高橋 晃 著 『キーワード心理学5 発達』

9784788512344 高橋 晃 著
『キーワード心理学5 発達』

ISBN 978-4-7885-1234-4
A5判176頁・定価 本体1900円+税

の見本が出来ました。6月3日配本、書店さん店頭には今週6日よりならびはじめます。

 「キーワード心理学」シリーズ刊行にあたって

 人類の長い歴史のなかで、今日ほど心理学が必要とされている時代はないでしょう。現代に生きる多くの人々が、社会のなかのさまざまな問題を解決するためには、心のはたらきに目を向けるべきだと考えているからです。心理学はこれまで多岐の分野にわたって発展してきましたが、その過程で分野ごとに専門化が進み、内容的に奥深い知識が要求されるようになりました。生理学、物理学、言語学などの知識が必要な分野もあります。心理学で扱う中心的なテーマも変遷してきました。19世紀には構成心理学からゲシュタルト心理学へ、20世紀には行動主義から認知科学へと心理学者の主な関心は移ってきました。そして現在、心(精神、魂)のはたらきを解明するのに最も深くかかわっていると考えられる脳のはたらきに関心が集まっています。脳研究の目ざましい発展により、人の脳をまったく傷つけることなく、脳のどの場所がどのような心のはたらき ― 考えたり感じたりすること ― に関与しているのかを調べることができるようになりました。しかしこの場合も、心のはたらきを適切にコントロールできるかどうかが研究成果を大きく左右しています。今日、心理学に求められているものは非常に大きいといえるでしょう。

 心の問題を考えるとき、情報をどのように受け入れどのように処理するのかを知ること、すなわち人の認知行動を適切に知ることはきわめて重要なことです。「キーワード心理学」シリーズ(全12巻)では、現代科学のなかにおける心理学の役割を念頭におきつつ、日常生活でよく体験する出来事や現象、対人関係などについて、認知的視点に立って取り上げています。本シリーズでは、心理学の研究者や大学生はもとより一般の方々が容易に理解できるように、本の構成や記述方法を工夫してあります。どの巻も最も重要と考えられる30項目を精選して、項日ごとに独立した読み物として楽しんでいただくことができるようにしてあります。また、一人の著者(一部の巻では2名)が一つの巻をすべて書くことによって、項日ごとの関連や読みやすさの統一が図られています。さらに、もっと深く心理学を学びたい人々のために、巻末には本文であげた実験や調査の文献を一覧にして載せてあります。内容的には最新かつ専門性の高いテーマにも踏み込んでいますから、より深く心理学にかかわりたいという読者の希望にも、十分添えるものと信じております。知識の集積、学問としての心理学の面白さの実感、研究テーマのさらなる発展など、それぞれの目的に応じて、本シリーズを役立てていただければ幸いです。

                                              監修者一同

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