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2011年3月 7日 (月)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第108号■

2011年3月8日発行 メール版 第108号
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第108号■

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◇トピックス
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●2月に刊行いたしました
『社会調査史のリテラシー』(佐藤健二著・定価6195円)

『本を生みだす力』(佐藤郁哉・芳賀学・山田真茂留著・定価5040円)

の2点、高額書ながら売れ行き好調です。

『本は物である』(定価2520円)の著者、桂川氏が2月25日付朝日新聞
の「ひと」欄にとりあげられました。

●3月3日からBUNKAMURA ザ・ミュージアムにて
「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」がスタートする
など、フェルメールへの関心が高まるなか、おすすめの一冊です。

『フェルメールのカメラ』(P・ステッドマン著・3360円)

BUNKAMURA ザ・ミュージアム
「フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」

●心理学書販売研究会10周年フェア 
紀伊國屋書店新宿本店 5階心理学書コーナー
第4弾「発達ってなんだろう?」
3月14日から4月10日まで開催いたします。

第3弾「子どものこころ大百科」は好評開催中です。
http://shinpanken.blogspot.com/2011/01/blog-post.html

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◇近刊情報
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3月中旬発売予定
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『臨床心理学とは何だろうか』
──基本を学び、考える
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園田雅代・無藤清子 編
A5判並製288頁・定価2730円(税込)
ISBN 978-4-7885-1226-9 C1011
分野=臨床心理学・カウンセリング

◆実践的なテキスト!◆
いまほど「心の問題」がクローズアップされた時代はないでしょう。大学や大
学院で臨床心理学を学ぶ人々もますます増えています。しかし、臨床心理学は
なによりも実践的な学問です。たんに知識を学んでも、あまり役に立ちません。
本書は、臨床心理学を教える著者たちの経験の中から生まれました。あらゆる
臨床心理学の立場に共通するものは何か、考え方の違いのもとにある理念はど
のようなものなのか、カウンセリングの実際はどのように始まり、終わるのか、
カウンセラーにとって大変なこととはどんなことなのかなど、好奇心をかき立
て、内発的に学べるよう工夫された、新しいテキストの誕生です。



3月中旬発売予定
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『調査研究の方法』
──臨床心理学研究法 第5巻
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石丸径一郎 著
A5判並製224頁・定価2625円(税込)
ISBN 978-4-7885-1227-6 C3011
分野=臨床心理学・カウンセリング

◆初心者がつまずきやすい隙間を埋める!◆
日本ではじめて本格的に臨床心理学の研究法を取り上げ、好評をいただいてい
るシリーズの第5巻です。臨床心理士になりたいと思って大学や大学院に入っ
た学生は、臨床心理の技術を学び、より良い臨床ができるようになりたいとい
う気持ちを持っていても、どうして研究をしなければならないのか、論文を書
かなければいけないのかはわかりにくいものです。本書は、何のために、なぜ
調査研究が必要なのか、その方法にはどのようなものがあるかをたんねんに解
説するとともに、研究を論文にまとめるまでを実例を交えて示した入門書です。
何事も本や授業で勉強したことと実際ではずいぶん異なるものですが、本書は、
初学者がつまずきやすい隙間をできるだけ埋めるよう配慮して、大変実践的に
書かれています。



3月中旬発売予定
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『質的心理学研究』第10号
──特集 環境の実在を質的心理学はどうあつかうのか
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日本質的心理学会 編
B5判並製184頁・定価2730円(税込)
ISBN 978-4-7885-1225-2 C1011
分野=新刊・心理学

◆「身のまわり」の環境をあらためて問い直す◆
心理学・医学・看護学をはじめ人間を対象とする科学は、ともすると人間側に
ばかり目を向け、その人が置かれている具体的な環境の存在・ありように無関
心のままであったのではないでしょうか。
本号の特集は、これまで当然の前提として研究の背景に退いていた「環境」に
焦点をあて、生が営まれる「場」であり、人間を含む生きものを取り囲む「環
境」を、今一度リアルに問い直す試みです。特集論文として、J・J・ギブソ
ンの系譜に連なる「行為とそれを取り巻く環境」にかかわる観察研究3本と、
他に一般論文5本を収録。書評特集は「アクションリサーチ」関連の主要な書
籍をとりあげ分野別に論じています。



3月下旬発売予定
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『安全と危険のメカニズム』

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重野 純・福岡伸一・柳原敏夫 著
A5判上製232頁・定価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1228-3 C1030
分野=食の安全・科学裁判・認知科学

◆危険は人によって作られる!◆
本書は、心理学者重野 純、分子生物学者福岡伸一、法律家柳原敏夫の三氏が、
それぞれの立場から現代における安全と危険のメカニズムをとらえるための研
究をおこなった成果をもとに書かれました。昔は大きな危険といえば伝染病や
飢饉、自然災害などでしたが、現代は、科学技術が便利さを生みだす一方で私
たちの生活を脅かす、という状況が生まれています。食品添加物や遺伝子組み
換えなどによる健康への危険、医療事故など、科学技術が重大な危険を生んで
しまうのです。自然災害に加えて、人間が生みだす危険にどう対処していった
らよいのか、本書はそのヒントを与えてくれるでしょう。



3月下旬発売予定
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『視覚ワールドの知覚』

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J・J・ギブソン 著 東山篤規・竹澤智美・村上嵩至 訳
A5判上製320頁・定価3675円(税込)
ISBN 978-4-7885-1222-1 C3011
分野=新刊・心理学

◆ギブソン、待望の基本文献!◆
ギブソンはアフォーダンス概念の提唱者として有名ですが、視覚の研究者とし
てもたいへん高名で、心理学の教科書には必ず名前が載っています。彼は若い
頃、「なぜ物は、見えるように見えるのか」を問いかけたゲシュタルト心理学
者のコフカに出会いました。その後、第二次世界大戦中に飛行士志願者の選考
に必要な視覚情報の分析に従事し、その研究にもとづいて、ゲシュタルト心理
学とはまったく異なる立場からコフカの問いに回答を与えたのが本書です。今
日に至るも心理学に大きな影響を与えている本書ですが、これまで未邦訳でし
た。まさに、待望の完訳です。



3月下旬発売予定
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『方法としての心理学史』
──心理学を語り直す
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サトウタツヤ 著
A5判上製224頁・予価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1229-0 C1011
分野=新刊・心理学

◆心理学再発見!◆
えっ、心理学史? 特殊な専門家向けの本じゃないの? とんでもない。歴史
書が面白いように、心理学史、つまり心理学の歴史も、じつに面白いのです。
歴史は「事実の羅列」ではなく、「語り直される」ものである、というのが本
書の主張です。近代心理学は、19世紀の末ころドイツのヴントによって成立し
たというのが常識になっていますが、何故この時期にこうしたことが起きたの
でしょうか? 日本では、心理学ということばはいつどのようにはじまり定着
したのでしょうか? 妖怪や千里眼も心理学で研究されていたのに、なぜ排除
されたのでしょうか? 常に新しい問いを作り、歴史を編み直し、新しい知識
を生産するための、ワクワクする心理学の一分野を紹介する意欲作です。



3月下旬発売予定
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『言語力』
──認知と意味の心理学
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藤澤伸介 著
四六判並製296頁・予価2520円(税込)
ISBN 978-4-7885-1230-6 C1011
分野=新刊・心理学

◆快適な人間関係は言語力から!◆
「言語力」といえば、普通は「言葉の多彩さ」「正しい言語表現」「論理的な
思考」ということになるでしょうが、本書でいう「言語力」は、ちょっと違い
ます。人々が対立して争っている時、悩みごとを抱えている時、その原因が言
語の使い方にあるのではないかと考えると、色々なことが見えてくるのです。
すなわち本書で「言語力」といっているのは、「言葉の使い方と認識の仕方の
関係を知ることによって、人生を生きやすくできる力」のことなのです。この
ような「言語力」は万人に必要な素養ですが、学校でも教えてくれません。必
要もない悩みごとを自己生産したり、人間関係で余計なトラブルを抱えたり、
知らない間に余計な出費を決定してしまったりするようなことをできるだけ減
らし、快適な人間関係を築くための、心理学からのメッセージです。

著者の本 『ごまかし勉強』

3月下旬発売予定
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『開発と生活戦略の民族誌』
──ソロモン諸島アノケロ村の自然・移住・紛争
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宮内泰介 著
四六判上製384頁・定価4410円(税込)
ISBN 978-4-7885-1224-5 C3036
分野=新刊・開発・国際援助・文化人類学

 

◆貧困観をこえた等身大の開発◆
モバイルギアとカメラを手に、南太平洋ソロモン諸島アノケロ村でフィールド
ワークを重ねてきた著者のライフワークが本書に結実しました。村の人々は半
栽培、重層的コモンズなどの環境的しくみを守って熱帯林を利用し、安定した
自給生活を送ってきました。それと同時に、出稼ぎや移住によって多様な現金
収入の道を探り、戦争や民族紛争すら自分たちの移住計画に取り込んできたの
です。アノケロ村の生活戦略には、不安定な現代世界の動向に左右されない生
活保障とリスクの回避を、自分たちの力でかちとるたくましさが息づいていま
す。焼畑、森の生活、川遊び、ココヤシ栽培、マーケット、学校、選挙まで生
活感あふれる写真満載。著者は北海道大学大学院文学研究科教授(環境社会
学)。

著者の本 編著『コモンズをささえるしくみ』



4月上旬発売予定
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『観光入門』
──観光の仕事・学習・研究をつなぐ
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青木義英・廣岡裕一・神田孝治 編著
A5判並製180頁・定価2205円(税込)
ISBN 978-4-7885-1220-7 C1026
分野=新刊・観光学・観光・地域政策

◆観光をめぐる仕事と学問をつなぐテキスト◆
小泉純一郎元首相による「観光立国宣言」以降、大学における観光関連学部・
学科の新設が活性化し、この10年間で学生数は約10倍に増え、研究のみならず
人材育成を見据えた教育にも力が注がれるようになってきました。しかし実際
には、大学での学びを卒業後の進路にうまく結びつけられずに悩む学生が多い
ようです。本書は、そのような学生たちの切実な声に応えるべく誕生した、観
光関連の仕事と学問を「1冊で見通せる」初めての教科書です。執筆陣は、J
ALや日本政府観光局などの実務経験者から研究者まで各分野のスペシャリス
ト。編者は国立大学法人でははじめて観光学部を設置した和歌山大学の教授陣。


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日本発達心理学会 編
「発達科学ハンドブック」シリーズ刊行開始!

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いまや発達心理学は、隣接の学問分野から影響を受けつつその領域を広げ、発
達的視点を中核においた「発達科学」として発展しつつある。1989年の発
達心理学会発足以降およそ20年間の研究の動向を展望し、今後の新たな研究
への足がかりとなるシリーズを目指します。読者対象は卒論執筆者から大学院
生、研究者、専門的実践家まで。


*「発達科学ハンドブック」の概要(A5判上製・各巻約300頁)

田島信元・南 徹弘 編
第1巻:発達心理学と隣接領域の理論・方法論
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発達心理学の歴史的変遷、理論的基盤と方法論の潮流をたどり、進化心理学・
文化人類学・社会学などさまざまな隣接領域の特徴と、発達心理学にもたらし
た影響を概括・展望する。



岩立志津夫・西野泰広 編
第2巻:発達心理学の研究法と尺度
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実験、観察、質問紙、面接といった研究法の基本と実例を詳述し、統計法や研
究パラダイムなど多様な切り口から研究法にアプローチする。論文の書き方、
発達指標など資料編も充実。



子安増生・白井利明 編
第3巻:時間と人間
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発達研究では「時間とともに何が変わるか」をテーマとしてきたが、本書では、
発達期による時間認識、物理的時間と心理的時間の違い、社会的時間と個人的
時間が与え合う影響、時間的展望の発達など、時間という観点から発達をとら
え、時間と人間について幅広く考える。



根ヶ山光一・仲真紀子 編
第4巻:発達の基盤:身体、認知、情動
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発達の基盤となるものとは? 脳科学や生命科学をはじめとする各領域の先端
的知見を紹介し、生物学的、認知的、情動的側面から、近未来のあるべき発達
心理学のゆくえを示唆する。



氏家達夫・遠藤利彦 編
第5巻:社会・文化に生きる人間
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発達が起こる場としての「社会・文化」と、それ自体が発達するものとしての
「社会・文化」。大きくこの二つの視点から、社会と文化の中に生きる人間の
発達のかたちを描き出す。



無藤 隆・長崎 勤 編
第6巻:発達と支援
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現場のニーズに応えるには、教育・臨床心理学、発達臨床・障害科学、保育・
教育学など学際的な知識が欠かせない。研究と実践の相互関係を視野に入れた
発達支援のあり方を論じる。



第1回配本◆3月刊行予定!
3月下旬発売予定
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『時間と人間』
──発達科学ハンドブック3
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日本発達心理学会 編/子安増生・白井利明 責任編集
A5判上製336頁・定価3780円(税込)
ISBN 978-4-7885-1231-3 C1011
分野=新刊・発達心理学

◆人間にとって「時間」がもつ意味とは?◆
第一回配本の本書は、発達心理学における重要なテーマである「時間」をとり
あげ、発達期による時間認識、物理的時間と心理的時間の違い、生体リズムの
もたらす影響、障害者にとっての時間、時間的展望の発達など、時間という観
点から発達をとらえ、時間と人間について幅広く考えます。



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◇編集後記

近頃は2分の1成人式というのがあるそうで、10才という区切りを学校行事
などでお祝いするそうです。私はあまりよく分かっておらず、先日、うちの学
校でもやってるのか聞いたところ、先日の父母参観がそれだったと言われ、少
なからずショックを受けました。将来なんになりたいか、なんてことをみんな
の前で発表したりしたようです。えっ? 自分はなんになりたかったかなあ、
10歳の頃。もう成人式の2倍以上すぎちゃったしなあ、忘れちゃったよ。

10年で思い出したのは、一本の泡盛。子どもが生まれたときに、成人になっ
たとき飲む分として買っておいた一本の泡盛である。何度となく飲まれそうに
なる、幾多の試練を経て、彼あるいは彼女も10才。
久しぶりに隠し場所からとりだしてみました。買ったときと同じく透明な瓶が
美しい、請福さんのお酒。「ひとときのちゅら」。どんなお酒なんだろうか。
飲みたくなるのをグッとこらえて、元の場所にもどす。その存在を忘れてしま
うように念じながら、今日はビールでも飲むとしましょう。

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◇奥付
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電話  03(3264)4973(代)
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□次回発行は2011年4月上旬を予定しております。

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