新刊 足立重和 著『郡上八幡 伝統を生きる』
足立重和 著『郡上八幡 伝統を生きる』 が出来ました。
8月12日配本で
す。書店さん店頭には16日の週になります。
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2010年11月8日中日新聞 夕刊「目耳録」郡上おどり
記事引用。
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愛知教育大准教授の足立重和さんが『郡上八幡 伝統を生きる』(新曜社)と題した学術書を出版した。
二十年近く岐阜県郡上市に通い詰め、国重要無形民俗文化財の「郡上おどり」などを研究した成果だ。
「四百年の伝統」といううたい文句に疑問を投げかけ、地元の人の参加が減る「観光化」の進む現状を危惧。住民の楽しみとしての盆踊りに回帰するよう提言している。
地域のことによそ者がもの申すと、反発を食らうことは少なくないが、郡上八幡の人たちは記念パーティーまで開いて出版を祝った。足立さんの努力だけでなく、住民の度量の広さもうかがえる。
夏に三十数夜を踊る形態が定着している郡上おどり。これから、足立さんの提言がどう生かされ、どんな変化が訪れるのか見守っていきたい。
(築山栄太郎)------------------------
投稿: shu | 2010年11月11日 (木) 17時36分