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2009年7月

2009年7月31日 (金)

進行状況5 小熊英二著『1968』

ごぶさたしております。
小熊英二著『1968』、下巻、7月29日に取次店さんに搬入いたしました。
下巻および上巻の重版出来待ちの注文は7月30日にすべて取次店さんに出荷いたしました。

『1968』発売いらい、出荷作業のため、だいぶ二の腕が鍛えられた気がします。ブログ更新も少々滞ってしまいました。8月はがんばります。

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2009年7月24日 (金)

書評 『エル・コチェーロ 御者』

ホルへ・ブカイ&マルコス・アギニス 著
八重樫克彦・八重樫由貴子 訳
『エル・コチェーロ 御者』

2009年7月31日付週刊読書人に書評が掲載されました。評者は伊高浩昭氏。
掲載紙ご担当者さま、ご書評くださいました先生に、深くお礼申し上げます。
ありがとうございました。

「機知、ユーモア、警句に充ち満ちた類い希なる好著だ。著者は二人のアルゼンチンの知識人だが、正確には二人がアルゼンチンの五都市とウルグアイのプンタデルエステ市の計6都市で世紀末の二〇〇〇年ごろ連続的に開いた対話・討論会に参加し発言した百数十人の市民も共著者である。両著者は「皆と一緒に作り上げる本」と明言しているが、その試みは成功している。・・・・・・・

筆者(日高)にとって一層興味深いのは、アルゼンチン人やその社会に対する批判の言葉だ。
「アルゼンチン人は、不平を通じて自分をインテリに見せる習慣が身についている」、
「アルゼンチンは一時、群生の圧政で昏睡状態に陥った」、
「アルゼンチン人はある時期から方向を見失い、虚栄心と尊大さに溺れ、せっかくの資源を無駄にし、自分たちが世界の中心だと感じるに至った」と、含蓄がある。

これが異邦人の言葉なら、自国や自国民のことを棚に上げてということになるが、当のアルゼンチン人が指摘するのだから安心して納得できるのだ。・・・・・・・

この本のもう一つの魅力は、風刺に富むチステ(一口話)が随所にちりばめられていること。日本社会の物足りなさはこの主のチステが日常生活にほとんどないことだ。私たちは、もっと政治や社会に対して不平不満を言い、たとえ対案を出さなくても、せめて風刺の効いた一口話で鬱憤を晴らすべきなのだ。アルゼンチン人に学ぶべきだろう」

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2009年7月23日 (木)

書評  『ドゥルーズ哲学のエッセンス』

ライダー・デュー 著/中山 元 訳 『ドゥルーズ哲学のエッセンス』の書評が2009年7月31日付「週刊読書人」に掲載されました。評者は千葉雅也氏。

ご掲載いただきました掲載紙ご担当者さま、ご書評くださいました先生にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

「ドゥルーズ哲学の全体像をバランスよくまとめた入門書である。思想史の様々なコンテクストをふまえた上で、ドゥルーズの独自性を際だたせている。初心者へのガイドとして適切な一冊である。  著者ライダー・デューはイギリスの研究者であり、英語圏の「分析的」伝統における「心の哲学」を念頭に置いているようである。冒頭から「ドゥルーズの心の哲学」という言い方があって驚かされたが、とはいえドゥルーズは、オーソドックスな「心の哲学」とは違って、人間の「意識」のしくみを問うたのではない、というのがデューの言わんとすることである。・・・・・・・せっかく「心の哲学」という発想を持ち込んだのだから、もう一歩踏み込んで、ドゥルーズと「分析哲学」を少しでも対峙させたならば、もっと面白いものになったと思う・・・・・・・ それはともかくとして、本書は、平易な言葉づかいによって、ドゥルーズ哲学の脱神秘化をうまく成し遂げていると言えるだろう。翻訳も読みやすいものだが、virtual(仏語ではvirtuel)を「潜在的」ではなく「仮想的」としているのは気になった」 (評者千葉雅也氏)

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2009年7月21日 (火)

紹介 ブカイ&アギニス 著 『エル・コチェーロ 御者』

ホルへ・ブカイ&マルコス・アギニス 著『エル・コチェーロ 御者』の紹介(書評)が、09年7月19日付讀賣新聞 本よみうり堂「ビジネス5分道場」に掲載されました。評者は三神万里子氏。
掲載紙ご担当者、評者の先生に、深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

「・・・・・・(本書には)こんなくだりがある。 「危機を前にしても下すべき決断が見えない場合、どうすればよいか?」答えは「何の疑問も抱かずにきたものを問い直し、以前には気づかなかった道を見出すことだ。精神的に成熟し、この道を見分ければ困難な一歩も踏みだせる」。

本書は、共にアルゼンチンを代表する作家で、かたや心理療法家、かたや精神科医でもある著者二人が、経済危機の直前に国内と近隣都市を半年間巡り、一般市民の老若男女と対話した記録だ。変革に必要な知は、狭く囲まれた馬車の中にいる知識人には無く、地面を見て手綱を操る「御者」、つまり生活者と共に見出すべきだと自戒したのだ。
・・・・・・
幸福とは財力なのか、成功とはなにか、仕事と薬物などの依存症と家族にはどんな関係があるのか。対話のテーマは根源的だ。・・・・・・
巻末に列挙されるアルゼンチンの末期現象には震えが起こるだろう。テレビと政治家の関係、医療や年金の崩壊、若年層の失業など今の日本と酷似するのだ。
変革は、無知を知ることから始まる。」

じつは本書、最近の読者カードの戻りでは、ダントツの一位の書籍なのです。一級のユーモアとともに、ぜひご一読を。

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2009年7月16日 (木)

第16回 東京国際ブックフェア 感想

来る2009年7月9日(木)~12日(日)、東京ビッグサイトで行われた第16回東京国際ブックフェアが12日閉幕いたしました。

単独で出展するにはかなりハードルが高く(ブース代、当日の人員)、うらめしげに横目にみていた、あこがれのブックフェアでした。参加してみるととても意義深いものでした。版元ドットコムの実行委員のかたにはおんぶにだっこで申し訳なかったのですが。

さて、当日の模様。デジカメにとっとけばよかったと後悔。
新刊『1968〈上〉』も展示になんとか間に合い、いいプレゼンテーションができました。お名前は知っているけれどお会いしたことのない書店のご担当者の方に、お会いできたのも収穫の一つでした。

書籍では平台に置いてあった『こびと大百科』という書籍を熱心に見入っているお子さんがいて、帰りがけにおかあさんにおねだりして、無事買ってもらっていたのに感激しました。なんかひとことも言わず買ってあげているお母さん、ステキでした。版元の長崎出版さんは近くのブースで、のぞきますと絵本があり、『こびとづかん』に衝撃をうけました。子どもに買って帰ると大受け、同『給食番長』『イートンの冒険』は小学校にも置いてあって読んだことがあるといっていました。おすすめいたします。


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2009年7月15日 (水)

新刊 出口治男 監修 /〈心理臨床と法〉研究会 編『カウンセラーのための法律相談』

出口治男 監修 /〈心理臨床と法〉研究会 編『カウンセラーのための法律相談』の見本出来ました。配本は14日です。書店さん店頭へは2,3日後です。
9784788511736

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新刊 伊藤勝彦 著 『森有正先生と僕』

先週末より、東京国際ブックフェアへ行ったきり、ブログの更新もせずに失礼いたしました。
向こうへ行っているあいだ、新刊が2点出ております。

伊藤勝彦 著 『森有正先生と僕』は10日配本です。書店さん店頭には、今週13日ごろでしょうか。

9784788511699

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2009年7月10日 (金)

広告 朝日新聞サンヤツ 2009/7/9

Adt200907080015
2009/7/9 朝日新聞東京版 (関西本社版7/12掲載)にサンヤツ広告を出しました。

東京ビッグサイトにて開催されております、第16回東京国際ブックフェア版元ドットコム夏祭りinTIBF2009ブースにて出展中です。明日、明後日のご来場お待ちしております。

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2009年7月 7日 (火)

第16回 東京国際ブックフェア その2

来る2009年7月9日(木)~12日(日)10:00から-18:00
東京ビッグサイトにて第16回東京国際ブックフェアが開催されます。

今回初めて小社も出展いたします。
版元ドットコムさんのブースで一棚借りての出展です。幅40センチほどのスペースですので、なかなか見つからないかもしれません。 お越しになる際は(小間番号4-12)の内側におります。よろしくお願いします。
版元ドットコム夏祭りinTIBF2009

東京国際ブックフェアには、いわゆる関係者招待の日しか行ったことがないので、一般のお客さまが来場している様子をみたことがありません。どのようなにぎわいか、今から楽しみです。

東京国際ブックフェアに関する過去の新曜社通信

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2009年7月 3日 (金)

進行状況4 小熊英二著『1968』

小熊英二著『1968〈上〉』、読み方はイチキュウロクハチ、の見本ができました。取次店搬入は7日、発売日は10日です。
1台のトラックではいっぺんに搬入できないかも? といった心配をするのは、本書が最初で、最後かもしれませんね。 あ、下巻もありますね(笑) 下巻も予定通り、7月末にいけそうです。

書店様へ
事前にご注文くださいました書店さんにはその冊数で出荷手配いたしました。調整・減数は基本的にしていません。入荷数が違った場合はご連絡くださいませ。下巻の数の変更も、20日ぐらいまでなら可能ですので、ご連絡ください。

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2009年7月 2日 (木)

新刊『ママンへの手紙』

イングリッド・ベタンクール、メラニー・デロア-ベタンクール、ロレンソ・デロア-ベタンクール著 三好信子 訳・解説
新刊『ママンへの手紙』の見本ができました。7月7日取次店搬入、書店さん店頭へは2,3日後となります。
9784788511682

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