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2009年4月15日 (水)

進行状況2 小熊英二著『1968』

小熊英二著『1968』ですが、いったいどういう内容なのでしょうか。こちら(営業部)
にまわってくるのは、三校がでるころですので、まだ想像するしかないのですが。
たまたまGoethe-Institutのサイトで、小熊氏のエッセイをみつけましたので紹介いたします。『1968』とどれだけ重なりあうかは?ですが。参考まで。


資本主義への反感


  1968年、世界は燃えていた」などということが言われることがある。本当だろうか?韓国から日本にきた客員教授で、「68年世代」にあたる女性は、こう言っていた。「1968年? 何もなかったわ。学生運動なら、1960年の李承晩政権打倒や、1988年の民主化運動のほうがずっと重大だった」。インドで会った「68年世代」のNGOリーダーは言った。「1968年? ベンガルで農民蜂起があったな。デリーは何もなかったよ」。


「1968年、世界は燃えていた」というとき、われわれはたいてい、西欧先進国と日本だけを思い浮かべている。アメリカ合衆国、ドイツ、イタリア、フランス、日本などでは、確かに学生運動の高揚があった。しかしほとんどの第三世界の国々にとっては、「何もなかった」。ここには、無意識の西欧中心主義があるとはいえないだろうか。

これに反論する者もいるかもしれない。ベトナム戦争があった、中国の文化大革命があった、パレスチナの蜂起があった、ソ連軍のチェコ侵攻があった、だから「1968年」は先進諸国だけのものではないと。 (Goethe-Institut 1968/2008 より引用)


《続きを読む》Goethe-Institut 1968/2008 のページへ


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