お知らせ 新曜社 在庫状況 2017年12月

新曜社在庫情報(PDFファイル)

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2018年6月16日 (土)

書評 岸政彦著『はじめての沖縄』 6月16日付朝日新聞

岸政彦著『はじめての沖縄』 の書評が6月16日付、朝日新聞書評欄に掲載されました。評者は都甲幸治氏。掲載紙ご担当者さま、評者の先生にこころよりお礼申し上げます。
ありがとうございました。



とにかく写真が良い。収録されている写真はどれも何げない。だがそこには沖縄の光と、風と、匂いが捉えられている。なかでも驚いたのがこれだ。岸がタクシーに乗る。すると信号待ちのたびに運転手さんが紙ナプキンを上手に縒って、小さなバレリーナうを作ってくれる。ちょっとピンぼけの写真の中で、彼女は今にも踊り出しそうだ。…
直感的で、常に外部に開かれている岸の文章は、決して結論には至らない。常に逡巡しながら時間をかけて、響いてくる声にゆっくりと体を慣らしていく。受け身という弱さに踏みとどまり続ける彼の強さに、僕は魅せられた。


>>>>>>>続きを読む 朝日新聞サイト「好書好日」へ


『はじめての沖縄』、現在重版中、6月25日出来です。


9784788515628岸政彦 著
はじめての沖縄
――

 四六判並製240頁

定価:本体1300円+税
発売日 2018年5月5日
ISBN 978-4-7885-1562-8

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2018年6月15日 (金)

新刊 日本認知科学会『インタラクションの認知科学』

9784788515819

日本認知科学会 監修
今井倫太 著・内村直之 ファシリテータ
植田一博 アドバイザ

インタラクションの認知科学
――「認知科学のススメ」シリーズ 8

四六判並製136頁
定価:本体1600円+税
発売日 2018年6月22日
ISBN 978-4-7885-1581-9


6月20日配本、6月22日発売予定です。


まえがき

 人は赤ん坊のときから両親や様々な人とインタラクションすることで成長していきます。生活の中でも友達・先生・同僚・上司と日々インタラクションしながら、学んだり、助け合ったり、ときには喧嘩したりと、人と人がお互いに関わり合いながら社会を構成しています。誰かとインタラクションできる人の知性や能力を知ることも、認知科学という人の知的活動の仕組みを明らかにする学問の重要なテーマです。本書は、人とインタラクションできるロボットを題材として、ロボットに必要な仕組みを考えながら、人が行うインタラクションの仕掛けを紐解いていきます。

 インタラクションの認知科学を考える上で、なぜロボットを引き合いに出すのかをまず説明しましょう。スムーズにインタラクションが行われるためには、

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《もっと読む インタラクションの認知科学 まえがき》

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2018年6月14日 (木)

紹介 『東大闘争の語り 社会運動の予示と戦略』 @東京中日新聞夕刊 2018年5月13日付「大波 小波」

弊社刊行『東大闘争の語り 社会運動の予示と戦略』
東京中日新聞夕刊 2018年5月13日付「大波 小波」にて、
紹介されました。ご担当(鮫)氏にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。



・・・・・・小杉亮子の近著『東大闘争の語り』(新曜社)は(小熊英二『1968』とは)、まったく対照的な書物である。小杉はまずセクト活動家とノンセクト、ノンポリを問わず、おびただしい東大の元学生・教員に聞き取り調査を行った。その結果、従来の三分法では収まりがつかないほど、当事者たちの立場や首長が多様で複雑だと気付いた・・・・・・


>>>>>>>関連書評 読書人 ホームページへ
弊社刊行『東大闘争の語り 社会運動の予示と戦略』 刊行を機に、
週刊読書人2018年5月25日号掲載





9784788515741

  小杉亮子 著

東大闘争の語り
――社会運動の予示と戦略

 A5判上製480ページ

定価:本体3900円+税
発売日 2018年5月15日
ISBN 978-4-7885-1574-1

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2018年6月13日 (水)

書評 『はじめての沖縄』@新潮7月号

岸政彦著『はじめての沖縄』 の書評が「新潮」7月号に掲載されました。評者はミヤギフトシ氏。掲載紙ご担当者さま、評者の先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。このまま本書に収録されていてもおかしくないような、ミヤギさんの語りをまじえた最高の書評です。ぜひ全文を本誌でお読みいただきたいです。




沖縄の冬は寒い

沖縄の冬の寒さについて伝えることは難しい。例えば私が夏は苦手だとか泳げないと言うと、沖縄出身なのに?と相手は驚くが、まあそういう人もいるのだろうと納得する。でも、寒さは違う。あの寒さをなかなか信じてもらうことができないし、感じてもらえない。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
本書は沖縄を離れて随分経ち、リサーチや映像作品の撮影のために年に数回帰沖するような暮らしを送る私に、いくつもの気づきをもたらす。そして、誰に言っても共感してくれないであろうと思っていた些細なことも、この本で語る沖縄の人びとは言ってくれる。例えば川が羨ましかったこと、ウチナーグチもほとんどわからないし海ぶどうも沖縄にいた頃は口にしたことがなかったこと、独特の規範とコミュニティーの感覚・・・・・・未だそこに感じていた小さな違和感を私はうまく言語化できずにいるが、どうしてもそれが苦手で十代の私は沖縄を離れたいと思っていた。

 書評を、と依頼されたのに自分のことばかりを書いてしまう私は、本書に登場する沖縄語りをしたがるナイチャーとそう変わらないかもしれない。しかしまた、本書は私の中にある沖縄の記憶を呼び起こし、語りを誘発する。読んでいると、文字を通じてその向こうの著者と語り合っているような感覚になる。聞き取り調査に応じた沖縄の人びとが語るように、色々なことが脈絡なく思い出され、時に私自身もそれに驚き、忘れないようにと書きとめる。きっと本書がきっかけになり、様々な沖縄についての記憶が語られてゆくのだろう。本書のそんな寛容さに甘えるように、もうひとつだけ思い出したことを書く。
・・・・・・
・・・・・・



9784788515628

岸政彦 著
はじめての沖縄
――

 

四六判並製240頁
定価:本体1300円+税
発売日 2018年5月5日
ISBN 978-4-7885-1562-8

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2018年6月 8日 (金)

新刊 前川啓治・箭内匡ほか『21世紀の文化人類学』

9784788515826

前川啓治・箭内 匡・深川宏樹・浜田明範
里見龍樹・木村周平・根本 達・三浦 敦 著

ワードマップ 21世紀の文化人類学
――世界の新しい捉え方

四六判並製384頁
定価:本体2800円+税
発売日 2018年6月12日
ISBN 978-4-7885-1582-6


6月13日配本、6月15日発売予定です。


はじめに

 
 「西洋近代」をどう捉えるかということは、それ自体をテーマにしていなくともすべての人文・社会科学者に関わる課題である。文化人類学はとくに種々の意味合いにおいて、この「西洋近代」を意識している。「かつて私たちが近代人であったことは一度もない」というブリュノ・ラトゥ―ル(二〇〇八)の指摘は的を得ている。もちろん、何をもって近代の指標とするかに拠るのであるが、人間と非-人間との関係性という点のみならず、科学革命も産業革命も(政治社会的)革命もいずれもが、断絶というよりは連続性の上に成り立っているという認識が重要である(終章参照)。歴史学などでもこの点は示されており、時間的「連続性」が鍵概念となろう。また、民族論では民族間の文化の差異が強調されがちであるが、境界において、民族はもとより文化の連続的変移について注目する必要がある。近代も非近代も実際には同一空間内に存在し、また個々の自然、文化間のインターフェース空間にも連続性が見られる。このことは本書を貫く共通認識であり、他のあらゆる学問と

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《もっと読む 21世紀の文化人類学 はじめに》

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2018年6月 4日 (月)

特集対談=小杉亮子×福岡安則 『東大闘争の語り』

弊社刊行『東大闘争の語り 社会運動の予示と戦略』 刊行を機に、
週刊読書人2018年5月25日号にて、

対談=小杉亮子×福岡安則
「東大闘争が問うたもの 己の生き方を今問うために」


が企画されました。対談者の先生方。企画された担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

福岡  小杉さんがぼくの研究室に訪ねて来たのは、二〇一一年七月のことでしたね。今さらですが、なぜぼくのところへ?

小杉  私は当時から、一九六〇年代の運動史に興味を持っていたのですが、先生のHPの自己紹介に「これまでの人生のなかで、いちばん“楽しかった”のが、東大闘争の数年間」だと書かれているのを拝見したからです。初対面で六、七時間話してくださって(笑)。

福岡  そうそう、長時間、割と一方的にね(笑)。

小杉  ただそのときには私は、アメリカのハーヴァード大学に一年半の留学が決まっていて。帰国したのが、福岡先生が定年退職された年でした。少し時間ができたので、東大闘争の研究を続けるなら一緒に聞き取りに行きましょうと、早速、場をセッティングしてくださいました。

福岡  そのときはまだ、『東大闘争の語り』のもとになった博士論文をどう書くか、プランはできていなかった?

小杉  はい。方法論も、聞き取りにするのか、資料分析にするのか決めていなくて。対象は、学生運動を取り上げるなら、路上の反戦運動ではなく、大学で起こったものをやりたいと。東大闘争を取り上げることになったのは、大学闘争では日大闘争と並んで有名なのと、福岡先生に出会えた成り行きから、というぐらいの理由でしたが。

聞き取り対象者は、しばらく福岡先生の知り合いが続き、少しずつ、インタビューした方に紹介いただいたり、学生運動関連のイベントや記事で見かけた方に、直接あるいは手紙でお願いしたりして、四四人に辿り着きました(うち学部生・院生は三五人)。・・・・・・

>>>>>週刊読書人サイトで全文が読めます

9784788515741

 

小杉亮子 著

 

東大闘争の語り
――社会運動の予示と戦略

 

A5判上製480ページ
定価:本体3900円+税
発売日 2018年5月15日
ISBN 978-4-7885-1574-1


5月9日配本、5月11日発売予定です。

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2018年5月29日 (火)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第181号■

2018年5月25日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第181号■
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◇トピックス
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◇書評・紹介
神谷悠介著『ゲイカップルのワークライフバランス』、週刊読書人5月15日付けにて紹介されました「ワークライフバランスが登場した経緯を踏まえるならば、ワークライフバランスに関して、様々なマイノリティが抱える問題も扱う必要があるのではないか」

◇フェア情報
 
ジュンク堂書店池袋本店企画
「心理学を学ぶひとへー公認心理師へ向けて」
5月7日(月)~6月24日(日)
ジュンク堂書店池袋本店4階フェアコーナー/公認心理師試験にむけ、初学者から公認心理師を目指す方まで参考になる心理学書を集めたフェア
 
ジュンク堂書店大阪本店2階フェアコーナー
「ビジネスマンのための役立つ心理学書フェア」
5/1(火)~6/30(土)
開催中です
 
ジュンク堂書店福岡店 2階フェアコーナー
「文庫・新書で読む心理学&おすすめの心理学入門書フェア」

心理学書販売研究会13社厳選の「専門書」とジュンク堂書店福岡店が厳選した「文庫・新書」が一堂に会しました! 
2018年5月1日(火)~5月31日(木)
https://twitter.com/kongoshuppan/status/993753889861091329
 
◇お知らせ
 
「よりみちパン!セ」シリーズ 再スタートしました
「学校では教えてくれなかった」生きるための知恵の数々を、第一線の書き手が書き下ろす、〈中学生以上すべての人のための〉ノンフィクションシリーズ「よりみちパン!セ」が、装いもあらたに、弊社から再スタートされます!岸政彦氏書下ろし新刊第1弾のほか、増補改訂版5点を復刊いたしました。
 
 
シリーズ再スタートを記念して下記、各講演会を行います。
ぜひお越しください。
 
●6月9日(土)14時~ 「マジョリティとはだれか」(信田さよ子さん)
@八重洲ブックセンター(八重洲)
http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/14035/
●6月17日(日)14時あるいは15時~@ジュンク堂書店(那覇)
「ほんとうの沖縄、ふつうの沖縄」(新城和博さん)
 
●6月30日(土)13時~@スタンダードブックストア(心斎橋)
(立岩真也さん)
 
●7月21日(土)17時~@蔦屋(梅田)
「はじめての大阪」(柴崎友香さん さきの字は大ではなく立)
 
●8月3日(金)19時~@紀伊國屋ホール(新宿)
「欲望すること/されることのキモさについて」(川上未映子さん)
 
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◇近刊情報
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6月上旬発売予定
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『ワードマップ 21世紀の文化人類学』 (仮)
──新しいパラダイムのために
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前川啓治・箭内匡ほか著
四六判並製384頁・予価2800円+税
ISBN 978-4-7885-1582-6 C1030
分野=文化人類学・現代思想・社会問題
いま世界の人類学者が考えていること
かつて思想界をリードした文化人類学は、一九九〇年代のクリフォード=マーカス『文化を書く』での民族誌の記述をめぐる批判以降、低迷してきましたが、今また新たな胎動期を迎えました。本書は批判に鍛え直されて生まれ変わった新しい人類学を紹介します。グローバル化する現代において、人類学の古典的対象(未開社会、呪術、儀礼など)は消え失せましたが、「開発」「災害」「リスク」「コモンズ」「アソシエーション」「差別」「病気」「景観」「超越論」などの現代的なキーワードを手がかりに、「21世紀の人類学」のパラダイムを提示し、魅力的で生産的な民族誌の具体例を示します。いま考えうる最も充実した「現代文化人類学入門」です。
 
ワードマップシリーズ
 
 
6月中旬発売予定
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『インタラクションの認知科学』 (仮)
──「認知科学のススメ」シリーズ 8
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日本認知科学会 監修
今井倫太 著/ファシリテータ 内村直之
アドバイザ 植田一博 
四六判並製144頁・本体1600円+税
ISBN 978-4-7885-1581-9 C1011
分野=認知科学・工学・心理学・社会学
AIだけではロボットは作れない
いまや街でロボットに出会うことは珍しくありません。ところが話しかけてもどこかぎこちない……。話題がかみ合わず感情を込めて盛り上がる会話もできません。人を超えるAIが喧伝される一方、人とロボットのインタラクション(相互行為)が円滑ではないのはなぜでしょうか。著者は、人の認知特性に合わせて、注意を使えるロボットや状況を共有するロボットなどを開発することで、人となめらかにやりとりできるロボットの条件を明らかにしていきます。ロボットが人間社会の一員として溶け込んで暮らす未来も垣間見える認知科学研究への招待です。著者は慶應義塾大学教授。
 
 
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編集後記
 
行定 勲監督、二階堂ふみ主演、映画「リバーズ・エッジ」の公開にあわせて、弊社では『エッジ・オブ・リバーズ・エッジ』を刊行したのですが、この際、上映館で書籍を展示販売してもらおうといろいろ動きました。上映館に商品を卸す問屋さんとの取引開始がたいへんでして、にべもなく断られたりして結構へこみました。今後の取引もなく、この案件一回きりの会社と口座を開くのは私が担当でもやらないかもしれません。
 
そしてなんとか上映のTOHO関連の会社の、ご担当者さんのご厚意でおいていただくことに相成りました。しかし実際は上映期間というのが重要でありまして、映画の興行の世界は、お客さんがこないとあっという間に別の映画に切り替えてしまうという、上映館の力が非常に強い世界なのでした。これがまあ本当にシビアで1週間しかやってないんじゃないかと思われる映画館もありました。これは書籍の世界でいう即返(新刊本が書店に入ってすぐ返品されること)に近いなあ、と思ったり。
 
映画の世界でもうひとつすごいと思うのは、プロモーション。映画を売るためにかなりの宣伝費をかけるところ。これは予算規模がまったくちがうので、一緒にしてはいけないのですが、本の世界も見習うところがあると思いました。
 
書籍の世界でもロングセラー、定番が出にくいといわれてます。映画の世界を横目でみながら、社会環境なり時勢にあわせた書籍販売、単館上映から話題をよんで上映館を増やしていくような、を夢見たいと思いました。(中山)
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◇奥付
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次回発行は2018年6月中旬を予定しております。
 

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2018年5月23日 (水)

紹介 神谷悠介著『ゲイカップルのワークライフバランス』

神谷 悠介 著
ゲイカップルのワークライフバランス
が「週刊読書人」2018年5月15日付、「著者から読者へ」に掲載されました。掲載誌ご担当者様、ありがとうございました。

分かち合いから見えてくる仕事と家族

・・・・・・しかし、ワークライフバランスに関する議論も従来の家族を前提とするきらいがある。ワークライフバランスが登場した経緯を踏まえるならば、ワークライフバランスに関して、様々なマイノリティが抱える問題も扱う必要があるのではないか。こうした関心から、拙著『ゲイカップルのワークライフバランス』を上梓した。

働き方改革が叫ばれ、長時間労働の是正や、仕事と家庭の両立が課題となる中、政府も社会も研究者もそうした課題に対処できるような家族のありようを提示することに失敗し続けてきた。拙著では、ゲイカップルにおいて家事や余暇活動のシェアを通じて、一体感が生じていることから、こうした関係性を<分かち合う親密性>として位置付けた。・・・・・・



>>>>>全文を読む 週刊読書人サイトへ

 

9784788515383神谷悠介 著

 

ゲイカップルのワークライフバランス
――男性同性愛者のパートナー関係・親密性・生活

 

四六判並製224頁
定価:2900円+税
発売日 17.12.5

 

ISBN 978-4-7885-1538-3

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2018年5月11日 (金)

新刊 R.バーン/小山高正ほか『洞察の起源』

9784788515789

リチャード・W・バーン 著
小山高正・田淵朋香・小山久美子 訳

洞察の起源
――動物からヒトへ、
状況を理解し他者を読む
心の進化

四六判上製344頁
定価:本体3600円+税
発売日 2018年5月15日
ISBN 978-4-7885-1578-9


5月17日配本、5月21日発売予定です。


日本語版への序 

 
 本書『洞察の起源』と前書『考えるサル』は、全般的には同じ話題を扱っています。それは、われわれが、ヒト以外の近縁動物の能力を研究することから現生人類の認知能力の起源について何を学ぶことができるのか、ということです。これらの本には二十年を超す隔たりがありますが、その間に比較認知科学では著しい活動がありました。ですから、皆さまが、この新しい本は、単にその間の情報を更新した最新版と考えても許されるでしょう。確かに、オックスフォード大学出版はそれが良い考えであると思っていた節があり、何年にもわたり、私に『考えるサル』の第二版を考えるように勧めてくれました。しかし実際は、この本は『考えるサル』の第二版ではありません。この本は違う目的をもっています。

 『考えるサル』で私は、動物の知能に対する伝統的な評価(動物は学習し、ヒトは考える)が、近年になってどのように崩れたのかを示しました。そして私は、動物、特に霊長類が、研究者たちに知的だと思わせるさまざまな行動を示した分野を認知的方法によって研究しました。ヒトの

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《もっと読む 洞察の起源 日本語版への序》

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2018年5月10日 (木)

新刊 ジャン=フランソワ・ドルティエ/鈴木光太郎『ヒト、この奇妙な動物』

9784788515802

ジャン=フランソワ・ドルティエ 著
鈴木光太郎 訳

ヒト、この奇妙な動物
――言語、芸術、社会の起源

四六判上製424頁
定価:本体4300円+税
発売日 2018年5月10日
ISBN 978-4-7885-1580-2


5月9日配本、5月11日発売予定です。


まえがき(抜粋) 

 
 毎年、スペイン北部のサン・ビセンテ・デラ・ソンシエラでは、驚くような儀式が執り行なわれる。教会から中央広場まで、目出し帽をかぶった村の男たちが裸足で、自分の体を鞭打ちながら練り歩く。この鞭打ちに参加する権利をもっていない女たちは裸足で、踝に鎖をつけ、この行列について歩く。

 宗教の心理的側面を研究しているフローニンゲン大学の教授、パトリック・ファンデルメールシュは、この儀式がずっと以前に消滅してしまったものと思っていたが、いまでも行なわれていることを知り、運よくその儀式に参加することができた。古くからのこの儀式にはどんな意味があるのか、彼はそれを調べてみることにし。

 村の男たちに尋ねてみると、驚いたことに、彼らはなぜ自分に鞭打つのかを説明できなかった。答えたとしても、「ここじゃ、そうしてきたんだよ」というように、それが伝統

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《もっと読む ヒト、この奇妙な動物 まえがき(抜粋)》

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